R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

MTB+登山+ツーリング

そしてヒラノさんとの凸凹ツーリング明けの日曜日、

アバラはまだシクシク痛むけど、やっぱり我慢できずにお山へ。

クルマだと朝の高速が、渋滞するかどうかでヤキモキするけど、今回オザワさんちでコナを預かってもらったので、バイクで行けるのが本当にありがたい。

余裕を見て6時に自宅を出発。

以前は「首都高~外環道~関越道」のルートだったけど、早朝の環七はガラガラで渋滞しないし、値上げ続きで高い首都高料金を払ったうえに、20キロも遠回りするのがバカらしくなって、最近はクルマでも下道で、関越道の練馬ICまで行っている。

ガラガラすぎて調子に乗って、早朝ネズミ捕りに捕まらないよう、まわりを走るクルマの流れに乗っても、30分で練馬ICに乗れる。

 

オザワさんちはインターを降りて、下道で14km。

40km/h制限の田舎の一本道なので、見通しもよくていつもガラガラ。

毎回アクセルをガバっと開けたい(踏みたい)誘惑にかられるけど、たまにネズミ捕りをやるそうなのでじっとガマンして、40km/hのところを50km/hプラスアルファで、慎重に走る。

早朝は畑に行くおじいちゃんの軽トラがよく走っているが、これも後ろにつくと苦行だが、ずっと追い越し禁止の黄色いラインなので、あきらめるしかない。

そして30分ほどでオザワさんちに到着、

2台で待ち合わせのお寺の駐車場へ、ひと山こぎ上げて到着

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今日はいつもの地元のオダジマさんと3人でライド。

昨日は遠方からアライさんとフジタさんが来たので、山をいくつかつないでロングライドだった。

一般道から登山道を登って山奥に入るので、私が転倒してさらにアバラを痛めると、みんなに迷惑がかかってしまう。

なので辞退してヒラノさんとツーリングした次第。

 

やっぱりこのメンバーが一番落ち着くなぁ

 

お寺からさらに30分ほど舗装路を漕ぎ上げて、第一休憩ポイントに到着

道路で大の字で寝ていたら、ロードの人が抜いていった(すんませんm(__)m)

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そしてさらに30分漕ぎ上げて、見晴らし台に到着。

と、ローディーが10台ほど上がってきて、まさかの「密」状態

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地元の自転車屋さん主宰の朝ライドらしく、店長とオザワさんは顔見知り。

みなさんマウンテンバイクも乗るそうで、29✖3.0のぶっ太いタイヤながら、コナの軽さに驚いていた。

われわれが先に出発、さらに坂を漕いでいると、さっきのローディー集団が上がってきた。

なんとなく追走してみると、おー、ついていけるじゃん💛

ローディーたちもまさかタイヤの太さが3倍はある、マウンテンバイクにあおられるとは思わなかっただろうが、軽いコナのポテンシャルに自分が一番驚いた。

 

オザワオダジマコンビを置き去りにしてしまったので、分岐で待つ。

ローディー軍団と別れて、さらに登ってやっとお待ちかねの下り。

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写真だとどこがルートか分からないが、正解は「どこでもルート」

走るラインを一本変えるだけで、木の根のドロップオフがあったり、根っこだらけの激下りが楽しめるが、アバラにシクシク響くので、できるだけやさしいラインを走る。

 

今日はオザワさんちの裏山の、本家オザトレ。

20km超のロングルートと違い、10kmのミドルコースだけど、根っこ地獄や激坂、ガレ場や高速トレイルなど、本当に変化に富んでおもしろい。

 

そして後半の前にいつもの場所で休憩

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今日の話題は「オザワさんが定年後にやる商売」

この山はハイカーやトレイルランナー、ローディーも来るので、峠の茶屋でもやろうかと。

軽バンでキッチンカーもいいが、どうせならマウンテンバイクでリヤカーを引いて、サンドイッチやおにぎりを売ってはどうか。

妄想は膨らむばかりだけど、オザワさんもたしか55歳、

60才定年とすればあと5年しかないが、5年なんてあっという間。

そのころにはひょっとして、ここもMTB禁止になっているかもしれないし、私ももう走っていないかもしれないが(予定では63でリタイアのつもり)、山はなくならないし、ハイカーやローディーも増えこそすれ、減りはしないだろう。

「好きこそものの上手なれ」

オザワさんも料理でも覚えて、すこしづつやってみればいい。

 

じつはここからの後半3キロくらいが、一番ガレていて苦手。

この日もここまで快調に走ってきたが、ガレ場と根っこが重なるポイントで、左右どちらのラインを走ろうか一瞬迷ったら、ギャップに前輪を取られてジャックナイフ、

あやうく前転しそうになる(*_*)

なんとかこらえたけどふんばったら、アバラが「ピシッ」といったような.......

調子に乗ると本当に危ない。

 

そして無事下山

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先日買ったモンベルのパンツもいい感じ。

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まわりは全部「山、山、山」

シカやイノシシに裏の畑は荒らされるし、携帯も通じない山奥だけど、マウンテンバイカーには本当に天国。

六本木ヒルズに住んで、毎晩高級ワインやフレンチを食べるより、よっぽど贅沢なことを、この地で生まれ育ったオザワさんは知らない。

 

オザワさんに別れを告げて下界に下りると、5月とは言えない暑さ。

たまらず帰りのSAで休憩したら、偶然にもおそろのGSが(でもみんな絶対に話しかけないんだよな~(*_*))

やっぱり金ピカのホイールは好きになれない。

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先日モンベルで買ったポットに、今朝淹れたコーヒーを飲む、至福のひと時(まだしっかり熱い)

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そしてお約束の夏ミカンもいただいた

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半日自転車こいで大汗かいたので、まだ2時だけどお風呂を入れて

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今日は「母の日」

我が家はなぜかケンタを買ったらしいので、お昼代わりにいただく

これも至福のひと時だけど、けっこう胃にもたれる

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今日も痛めたアバラがシクシク痛いけど、好きでやってるんだから仕方ない(奥様にはナイショだし(^-^;)

自転車も「登山」も、ついでにツーリングも楽しめるオザトレは、やっぱり最高なのだ。

 

 

2度目の青春まっさかり

最近は関東圏に限らず、長野や山梨、群馬あたりでも、「マウンテンバイク走行禁止」の看板が増えているらしい。

イカーやトレイルランナーとのトラブルも多いが、城跡などの遺跡や動植物の保護が目的で、行政の指示で禁止になっているところも多い。

山のなかでハイカーやトレランの人を見つけたら、必ず手前で停まってあいさつをして、道を譲るようにしているが、なかには止まらずに走り抜けるヤカラもいるらしいので(会ったことないけど)、行政に苦情がいくらしい。

オフロードバイクと勘違いしている人もいるらしいが、高齢者が多いハイカーにすれば、バイクもMTBも同じに見えても仕方ない。

トレランの人もハイカーの横を猛スピードで追い抜いたりして(ほんとに速い人はヘタなMTBより速いので(*_*))、高齢のハイカーさんから

「ガケに落ちそうになってほんとにこわかったのよ」

なんて言われるけど、トレランの大会はすぐ人が集まるし、おカネも落とすので町おこしには欠かせないイベントなので、マイノリティなMTBやオフ車が「ワリ」を食うんだろうなぁ。

スキーと同じでそのうちMTBも、専用コースや夏のスキー場でしか走れない日が来るかもしれない(いい歳して怒られるのが本当にイヤなので、そうなったらもうやめてしまうだろうが)

自分にできることはできるだけ、ハイカーさんや地元の人を「威圧」しないように、コースでない限りフルフェイスのヘルメットはかぶらずに(一般の人からすればかなりコワいらしい)、ウェアも派手なジャージはやめて、アースカラーなど地味な服装を心がけるくらいだろう。

MTB愛好者のフェイスブックで、モンベルのサイクルパンツが紹介されていた。

ふだんはタイツのうえにMTB用のハーフパンツを履いているが、もっと普通のカッコで乗りたいと思っていたので、これはいいなと。

モンベルのサイクルタイツは持っているが、サイズがMなのかLなのか、オンラインショップでは分からない。

なので自転車でいつもの恵比寿のモンベルへ行ってみた。

 

goridesince2014.wixsite.com

www.facebook.com

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お尻にパッドが付いているパンツを履いた上から、MとLを試着。

Mがちょうどいいので購入した。

webshop.montbell.jp

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 よく転ぶ私なので、自分で継ぎ当てできるハギレは無いか、スタッフさんに聞いたけど無いらしい。

パタゴニアは有償で直してくれるけど、7700円のパンツで2000円も払うのはもったいないので、先日やぶれた穴を繕うときに使った、100均ショップのジャージの補修シートを使おう。

SDG‘sの世の中だし、山のなかで使うボトルも使い捨てのペットボトルはやめて、1Lの軽量ボトルを購入。

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 飲み口をペットボトルタイプに換えれば、すこしづつ飲めていい。

350mlのステンレス水筒は、自宅でコーヒーを淹れて、クルマでお山へ行くとき飲みたい。

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土曜は去年、私のロッキーを買ってくれたアライさんが、友人のフジタさんとオザトレを走りたいと連絡をいただいていた。

午前中いっぱい登って下ってロングコースを走る予定だが、先々週痛めたアバラがまだ治っていないので、今回は辞退した。

舗装路を外れて山奥に入るので、もし転倒やガケ落ちでさらにアバラを痛めても、すぐエスケープできないし、せっかく遠方から走りに来た人たちに申し訳ない。

 

なので土曜は先日出会った69歳のヒラノさんを誘って、今回もスガワラじ~じのバイクをお借りして、海までツーリングすることに。

 

朝8時半にじ~じの自宅に集合

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「船舶免許の更新で朝からいないから、勝手に乗っていいよ」

と言われていたが、ちょうど出かけるところでお会いできた。

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左が79歳のじ~じ、

右のヒラノさんは「まだ69歳」なのに、じ~じよりヨボヨボして見える。

 

前回は京浜島までのショートツーリングだったが、今回は第三京浜横横道路を使って、湘南まで行くことに。

たぶんETCは付いているだろうけど、よそ様のバイクなので現金で払うヒラノさん

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すっかりETCに馴れてしまった今は、料金所でいちいち停まって財布を出して.....

なんてのが本当に面倒に感じてしまう。

 

そして保土谷のパーキングエリアに到着して、ホッとしているヒラノさん

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前回の「一般道を最高時速50km/h」よりは、70キロ出して速くなったけど、一番左側の走行車線でバックミラーを見ると、バイクの後ろが渋滞していた(*_*)

「せめて80キロは出さないと、そのうちあおられるよ」

とお願いしたけど、

「風圧がすごくて」

「ハンドルの振動で手がしびれて」

って

調べたら1965年には全線開通しているので、ヒラノさんが高校生だった50年前はもう走れたはずだが、

「覚えていない」

そう。

 

そしてこの日はなぜか「スズキの旧車祭り」状態。

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RGガンマ500や初期型GSXR750,、GT380などに交じって、一番手前はタンクに「テンプター」と書かれた、見たことのないバイクが。

直立した単気筒なので、英国車かな?とも思ったが、

「これどこのメーカーですか?」

とオーナーに聞くと、

「スズキのテンプターっていうんです」

との答えが。

1997年発売だったが、オーナー曰く

「ほんとに不人気車でたぶん500台くらいしか、売れなかったみたいです」

とも。

「とにかくパーツが無くて、毎日ヤフオク見るのが日課です」

「ブレーキレバーのスペアが無いので、転んで折れたら廃車かも....」

「前後ドラムでブレーキ効かないし、キックが無いのでバッテリー上がったら押しがけです」

社外のブレーキレバーが使えないかと思ったが、

「ダブルリーディングドラムなので、ワイヤー二本引きのレバーが無い」

などデメリットは尽きないようだが、それでも乗り続けるの?の問いには

「愛着があるので廃車まで乗ります」

とのこと。

私のような門外漢からすれば

「永久にパーツが出てきそうなSRのほうがいいのでは?」

なんて思ってしまうが、ネットで見ても「蓼食う虫も好き好き」じゃないが、オーナーたちの愛着ぶりがうかがえる

www.bikebros.co.jp

 

私のなかでテンプターといえば、往年のGS「テンプターズ」の、ドラムのオオグチさん。

テンプターズ解散のあと、俳優やったりアパレルのデザイナーや、バンド組んで音楽活動したり。

知り合いがオオグチさんがやっていたアパレルメーカーの番頭で、会社に遊びに行ったときオオグチさんを紹介された。

社長室ではストーンズが大音量で流れていて、

「あっLET IT BREED」

と言ったらオオグチさんから

「キミ、ストーンズ好きなの?」

と言われ、そのあとはず~っとストーンズバナシで盛り上がった。

夜中にベロベロに酔ったオオグチさんから電話が

「西麻布のレッドシューズにいるから来い」

って。

お店のドアを開けると、タバコじゃないケムリと匂いが漂っていて、去年コロナで亡くなったアランメリルや、なんかカッコいいおじさんたちが「泥酔」、というかハイになっていた。

そんなおじさんたちを当時乗っていたポルシェに乗せて(たしか6人(*_*))、それぞれの自宅に送り届け、最後にオオグチさんの家に着くと、奥さんのキミエさんから

「いつもごめんね」

と謝られた(奥様は{揺れるまなざし}の真行寺君江さん)

オオグチさんもアランも萩原健一さんもムッシュかまやつさんも、みんな死んじゃったけど、きっと「あちらの世界」でセッションやりながら、みんなでハイになってるんだろうなぁ.......

 

そして横横道路~逗葉新道を経由して、葉山の森戸海岸に到着

横横道路はがんばって80キロまで出したけど、高速ではやっぱり後ろが渋滞していた(*_*)

「もう緊張でノドがカラカラです」

って。

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「緊急事態宣言中なのに江の島は観光客で混雑中」なんてニュースを見たが、ここまでくると人出もまばら。

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東京から約60km、ソロツーリングなら1時間で来るところ、2時間以上かけてなんとか到着。

かなりグッタリだけど、達成感あふれる表情のヒラノさん

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コーヒー好きなヒラノさんのために、コーヒーセット一式持ってきたけど、肝心のガスコンロ忘れてしまった(*_*)

しかたなく缶コーヒー買って乾杯。

 

そして帰り。

今の時代にETCが使えず現金払いの逗葉新道。

案の定、海から料金所まで長い渋滞が発生。路肩をすり抜けて走るバイクを横目に、すり抜けできないヒラノさんと私は、炎天下の下ひたすら待つ。

渋滞と暑さでXL230がエンジンストップ。

オーバーヒートしたらしい。

しかたないので広い路肩でエンジンを冷やすこと、数回。

なんとか料金所にたどり着いた。

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この時点で12時。1時間以上渋滞にハマっていた。

あとは高速で帰るだけ

 

と思ったら、横横道路に乗って1キロで、またエンジンストップ。

 

 

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側道でまたエンジンが冷えるのを待つこと20分、

「これでダメならJAF呼ぶか」

と思ったら無事かかった。

 

なんか吹っ切れたのか、90km/hまで出すヒラノさん。

 

第三京浜の都築PAで最後の休憩。

50年ぶりにバイクに乗って、しかも高速走行もして、エンジン止まってドキドキハラハラ。

もうぐったりのヒラノさんだけど、一日でいろんな経験したせいか、なんかスッキリしている。

ふたりでコーヒー飲んでると、トイレのほうから見知った顔が歩いてくる

「パ、パパイヤ先生?!」

なんと世田谷で接骨院をやっていた、パパイヤ先生だった。

数年前、盛況だった接骨院訪問介護の会社を売却、

学生時代の先輩がやっているロシアンクラブの二号店を、歌舞伎町にオープンしたのが3年前だったか。

こちらも盛況だったみたいだけどコロナの影響か、風の便りで「閉店した」と聞いたきり、はや1年。

まさかこんなところで会えるとは?!

コロナで雲行きが怪しくなったとき、お店の常連さんに店を売却。

いまは別事業を始めて、こんな時期だけど盛況らしい。

街で会ったら50mは遠回りするほど、いかつい顔と体形だけど、オリンピック選手を何人も輩出した、某有名高校の柔道部出身で、ガンズ&ローゼズとコルベットをこよなく愛するパパイヤ先生(ダンサーのパパイヤ鈴木にそっくりなので(^-^;)

コルベットは?」

と聞くと

「ありますよ」

って。

あとで送ってもらった写真がこれ

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「フォードVSフェラーリ」で有名になったシェルビーが作った、ACコブラのレース連勝を阻むため、GMが生み出したモンスターマシンがこのコルベットC2、別名「マングース」(やっぱりコブラにはマングースでしょ(^-^;)

汎用のエンジンを載せて見かけだけ真似した「レプリカ」ではなく、アメリカのファクトリーが廃車になったまま現存するC2のフレームから、フレームナンバーを再登録し、イチから作り直した正真正銘のモンスター。

1年以上かかってできたマシンをやっと輸入して、乗ろうと思ったらとても街なかを走れるシロモノじゃなかった話は、以前書いた。

ヤフーブログが終了したので、細かいところは見られないけど、youtubeで迫力は感じられるかと。

sinano.hatenablog.com

 

この日はお嬢さんと鎌倉にドライブした帰りらしいが、ここに来るのが1分早くても遅くても、今日の再会はなかったはず。

オーバーヒートの休憩があったからこそ、会えたことを神様に感謝したい。

 

ほんとうは朝イチで海に行って、お昼には帰るつもりだったけど、パパイヤ先生にも会えたし、急ぐ用事もない。

あいかわらず時間があれば、都内のバイク屋巡りをしているヒラノさん(でも見るだけで試乗は絶対しないそう)

せっかくなので私と30数年の付き合いの、大森のバイク屋さん「オートサロン オギヤマ」にお連れした。

70年前、先々代が大森で自転車屋さんを開業した。

先代の社長はバイクにも自転車にも興味がない、バリバリのビジネスマンで、40数年前のバイクブームのとき

「これからはバイクの時代だ」

と環七面にビルを建て、当時流行った原付スクーターや、ホンダヤマハなどのスポーツバイクを、大量仕入れ大量販売で一気に売り上げを伸ばした。

その後バイクブームが去ったあと、今度は電動ママチャリが大ブームに。

私も娘が生まれたとき、電動ママチャリをここで買ったが、大量仕入れ大量販売のスタイルは変わらず、地元のイトーヨーカドーやイオンより売りまくっている。

30年前のバブルのころ、ゴルフが大好きな先代社長に誘われて、何度もバリ島へ行ってゴルフをやった。

先代社長が友だちに連れられて行ったバリのゴルフ場で、たまたま一緒の組で回った、バリ島でホテルを経営するオーストラリア人が、カラダが小さいのにボールがよく飛んで、ゴルフの上手い社長を気に入って、

「オレのホテルは日本人は泊めないけど、オギヤマとそのフレンドは大歓迎だ」

と私も言われた。

奥さんや地元の仲間と何度もバリ島へ旅行するうちに、ゴルフを通じて政府高官と知り合い、インドネシアでは税金がバカ高い、ハヤブサやニンジャ、ランクルなどを安く輸出してあげているうちに、いつのまにかバイク屋ではなく、「総合商社」になっていた。

今は三代目の息子が社長になって、先代は多店舗化した電動ママチャリのほうで、70代の今も店頭に立っている。

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そんなことでここには、他では売っていないバイクがたくさんある。

これはインドネシアヤマハ製155cc単気筒

インドネシアのペインターに特注した、世界に一台の「ケニーロバーツ」カラー

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こちらもなつかしのRZ250カラー 

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驚きなのはこの価格

最近はリターンライダーが増えたせいか、ヒラノさん曰く

国産車は中古でも50万でも買えない」

らしいが、これは新車で45万8000円。

試乗させてもらったが、1250とは比較の対象にならないけど、街乗りならこれで十分のパワーと走りだった。

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こちらはむかしなつかしのイタリアのベネリの、250cc単気筒ツアラー。

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40年前のベネリは、ドカやモトグッチと同じくらい高級スポーツ車だったが、ドカやグッチのようにうまく方向転換できず、いつの間にか忘れられていた。

10年ほど前に中国企業に買収されて復活。

往年のベネリを知る人には、「ベネリと言えば4気筒」かもしれないが、開発コストを考えるとシングルかツインがちょうどいいんだろう。

やはり驚きは新車で50万を切る安さ。

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こちらは250ccの2気筒ネイキッド

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こちらは589000円だけど、それでも新車でこの価格はおどろき。

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こちらもベネリ250cc単気筒のスクランブラー

フロントマスクはハスクバーナっぽい?

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ツインとシングルを試乗させてもらったが(私が乗っても仕方ないのでヒラノさんにすすめたけど、路上教習のCB400で立ちゴケしたのがトラウマで、遠慮して乗らないって(*_*))、ツインに比べてシングルは30kgも軽く、先に乗ったヤマハの155ccより明らかにパワーもあるので、私がもし買うならこのスクランブラーだろう。

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カラーリングもシックな黒が、シニアライダーにはいい

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こちらはカワサキインドネシア製のニンジャ250

ヒラノさんが最初に欲しかったやつ

このブルーのカラーはインドネシア製だけとか。

インドネシア仕様は5psアップらしいので、オギヤマでもマニアなお客さんに頼まれて4台入荷。価格は100万くらいするらしいが完売しているそう。

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こんなのもある。

プジョーのスクーター

プジョーってバイクも作っていたんだ。

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パチモンかと思いきや、ちゃんとライオンマークが

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プジョージャンゴ 中国製だけど35万は安い。

むかしは中国製というとあやしいイメージだったけど、私のMTBはヤマザキさんが中国から個人輸入した、パーツがふんだんに使われていて、壊れないし価格も安い。

50年前の日本製品が欧米から、「安かろう悪かろう」と言われたのに、あっというまに追い越したことを思えば、もう日本製は追い越されたと思わざるを得ない。

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アフリカツインカラーのホンダADVも(となりはロッシカラー?)。

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シャレでインドネシアに特注して、塗装させたそう。

現社長のカズくん曰く(子供のころから知っているので(^-^;)

「ウチの強みを生かして他では扱えないバイクを売っているので、地元の人よりネットを見て買いに来る、遠方のお客さんが増えました」

とのこと。

北海道や九州の場合、契約から納車まで一度も、お客さんの顔を見ないことも多いとか。

 顔はつないだので、次回はぜひヒラノさんに試乗して欲しい。

 

そして菅原邸に到着

ここが最後の難所(左のシートのなかはBMW650)

乗っていけばラクなのに、律儀に押して抜けるヒラノさん

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一日バイクに乗ってほんとうに、精も根も尽きた様子

このXL230,キャブをXRのレーシングキャブに換装、エアクリーナーでなくファンネルにしているので、アクセルを開けて走らないと機嫌が悪くなるので、ビギナーにはそもそも乗りづらかったかも(^-^;

でも一度つらい思いをしておけば、次同じことをやっても、苦も無く乗り越えられるはず。

 

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あとで聞いたらヒラノさん、69じゃなくてまだ68歳だって(たいして変わらねーよ^-^;)

いずれにしても79歳のじ~じがあれだけ元気なのを見て、かなりショックを受けていた。

定年後にやることがなくなって、コロナも追い打ちして、引きこもりの高齢者(特に男性)が増えているらしい。

ヒラノさんもその予備軍だったのが、なぜかバイクに目覚めてしまい、今は少年のように目をキラキラさせている。

 今日でバイクがイヤになるかと思ったら、

「ぜったい買います!」

って。

体力的に250ccなんだろうけど、なにを買ってもいいので、また海を見に行きましょう\(^o^)/

レゴ地獄

娘がさんざん遊んだレゴを、神奈川県秦野市に住む甥っ子の、2歳の息子くんにプレゼントすることになり、この時期なので洗浄中

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もともとは妻のお姉さんちからもらったものに、シンデレラ城やヨットなどいろいろ追加して、膨大な量になっていた

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タイヤとホイールの数が合わなかったり

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何時間も細かいパーツを選別していたら、目の奥が痛くなってきた。

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そして陰干し中

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バラバラ事件発生!?

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胴体が別なところから出てきて、無事身元判明

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連休最後の5日、秦野まで届けたら、東名は往復大渋滞。

バイクでよかったがナントカ宣言が、出ていたんじゃなかったっけ?

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8月にはもう一人、女の子が生まれる予定。

おばあちゃんの長野の姉も、コロナで孫に会うことができず、さびしい思いをしているとか。

笑って会える日が早く来ることを祈ります。

オザトレすぺしゃるデビュー

土曜はオザトレ、

なので近所のユザワヤ(手芸グッズの最大手)で、タイツの補修用生地を買って、穴の開いたレーパンの継ぎ当て。

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う~ん、アップリケにすればよかったかしらん

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まあどうせすぐ破れるから、良しとしよう

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そして近所の現場で家を建てている、サクマさんとランチ

マシンは千葉のヤマザキさんから引き揚げてきた、コナ29すぺしゃる

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近所のバーミヤン

午前中、近所のゴミ拾いしかしていない私は、かるい野菜タンメン

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明日行かないかサクマさんを誘ったけど、土曜は仕事とか。

世の中はゴールデンウィークだけど、現場仕事の人には関係ない。

 

朝7時半集合なので、6時過ぎに出発。

つい先月はまだ真っ暗だったのに、もうこんなに明るくなった。

週末の早朝は空いている首都高も、やっぱりGWなのかそれなりに走っている。

さっそくアイサイトⅩで走る。

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ハンドルから手を離すと「ハンドル操作して下さい」と警告されるが、ブレーキとアクセルペダルから足は離したまま。

前を走るクルマが減速すれば、こちらも減速。

加速すれば追従して加速していく。

首都高の曲がりくねったコーナーも、「オンザレール」でトレースしていくが、コーナーをハンドルが自動で切れ込んでいくのがこわくて、なかなか慣れない。

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そして7時半に無事到着

今日のメンバーは消防署の救急隊長のハンチョー(班長)さんと、彼の部下のフクイ君。

フクイ君は今日が初MTB、なので駐車場でハンチョーが基本をレクチャー中

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そして30分ほど舗装路を漕ぎ上げて、さっそくトレイルへ

ふだん自転車に乗っていても、真っ逆さまに落ちるような急斜面は初めて。

高さ5mくらいだけど、ビビッてなかなか降りられない。

一度降りてみれば感覚も分かるので、何度も反復練習していた。

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こんなジープ道も

長野県も山梨県も「オートバイと自転車は進入禁止」のお山が増えてきた。

オフ車とMTBは全く別物だけど、ハイカーや高齢者にすれば同じに見えるらしい。

もちろんジープも禁止だけど、走れる場所がないのでやっぱり走ってしまい、さらに荒れていく。

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登っては下るを繰り返すうち、なんとなく走り方がわかってきたみたい。

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木の根っこや岩がゴロゴロのガレ場は、調子に乗ると前転するので、「押して下る」が正解。

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「もう一度いきます!」ってさすが救急隊員。

激坂もコツを覚えて走れるようになってきた。

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ハンドル幅より狭いウッズはハンドルを「振りながら」通過。

ウッズの連続タイトターン+木の根っこのドロップオフは、さすがに下車。

たった1回でオールクリアされたら、3年もやってるこちらの立つ瀬がない(^-^;

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フクイくん28歳、奥さんはいるらしいが「わりと理解ある」らしいので、ハンチョーさんがたくさん持ってるMTBコレクションから、一台安く譲ってもらえればいいね。

 

こちらがコナ ビッグホンゾ、ヤマザキすぺしゃる

オザトレの置きバイク用に、ヤマザキさんのコナを「格安で」譲ってもらった。

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Fフォークも以前スーキャリ用にと、ヤマザキさんから譲ってもらった、フォックス34SCを魔改造、170mmまで伸ばしている。

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タイヤは限界の29✖3.0インチ

パッと見オフロードバイク?くらい存在感があって、下りの安心感がハンパない。

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これ以上太いとフォークに干渉する

軽量カーボンリムにチタンフォークで、太いタイヤながら10kg台の超軽量マシンに仕上がっている。

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今回初投入のミステリーランチも、いい感じ。

がっちりしたショルダーストラップと太いウエストベルトで、重さを感じさせない。

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水たまりが真っ黒、と思ったら大量のオタマジャクシ、春だなぁ

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コナにまたがってゴキゲンのオザワさん。

週末以外は毎朝の「散歩」のお供になるんだろうナ。

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初ライドのフクイ君、体力があり余っているようで

「もっと走りたい」

というので、ミドルコースへ突入

先々週痛めたアバラが、登りも下りも響いてイタイ(*_*)

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12時過ぎに無事下山。

いつものオザワさんちの裏庭で、野生の夏ミカンをいただく。

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先月もらったのは酸っぱすぎてマーマレードにしたけど、5月になったらかなり甘くなって、グラニュー糖をかけるとちょうどいい。

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オザワさんちでコナを預かってもらえるので、渋滞を気にせずGSで行けるけど、アバラを直さないとせっかくのコナが楽しくないので、今週末はパスして一週間お休みするか、現在お悩み中。

 

ミステリーランチ

 先日のオザトレで「職人さんたち」の話題にあがっていた「木材不足」

さっそくニュースでやっていた。

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「ウッドショック」という、なんとも直球なネーミング

好景気の中国で一戸建ての需要が高まって、木材不足になったと思っていたが、どうやらアメリカが震源地みたい。

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アメリカはコロナ後?の好景気で、一戸建ての需要が高まり木材価格も急騰している。

日本企業も買い付けに必死だろうが、すでに6月には材料不足に陥るようで、住宅価格の値上がりは必至。

東京の不動産価格の上昇率は、むかしから異常。

5年前なら5000万で買えた一戸建てが、今は7000万でも全然買えない。

お父さんのお小遣いが減らされたり、夕食の晩酌やおかずを減らすなど、どんなに生活を切り詰めて貯金をしても、土地価格の高騰にはまるで追い付かず。

仕方なく目いっぱいローンを組んで家を買うか、高くても賃貸で我慢するしかない。

土地価格の高騰で予算オーバーで家が買えなかった人は、これからは建物代も値上がりして、ますます買えなくなるだろう(ハヤクバブルホウカイシナイカナァ)。

 

自宅の3,4階を賃貸しているが、ワンルームに16年住んだ入居者さんが、5月で引っ越すことになった。

娘が小学校に入学した6年前、奥さんの実家近くに家を買おうと思ったが、このころすでに不動産が高騰していて、予算の倍になっていた。

不動産屋なので安いウラ情報はいろいろ入るけど、それでも高すぎるので購入はいったんあきらめて、自宅を改築することに(上がったものは必ず下がるので、そのとき買えばいい)。

それまでは1階を事務所、2階は自宅にしていたが、1階をリビング、2階のキッチンを事務所に改装して、メゾネットで住んでいた。

 

キッチンのころ

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事務所に改装後

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 この狭くてゴチャゴチャ感が、じつは好き。

 

17年前に中古で買った4階建てのこのビルは、1階が某宗教団体の集会所で、2階がその支部長夫婦の家で、3.4階は賃貸していたが、もともと変な間取りで子供部屋が作れなかった。

今も親子三人「川の字」で寝ているが、娘も6年生になりいい加減、子供部屋が必要。

そんなとき4階のワンルームが空くことになったので、事務所を4階に移転して、今までの事務所を子供部屋にすることに。

 

最上階の4階のいいところは、屋上が使えること。

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もともと屋上に出られない作りだったが、4階のベランダに階段を付けて、屋上にあがれるようにすれば、8畳のワンルーム+20畳のテラスが手に入る。

 

天気がいい日はここで仕事して、コロナで外出も制限されるなか、テントを張ってソロキャンしたり、BBQをやったり、家庭菜園もいいなぁ。

なんて今から妄想が膨らんでるけど、ウッドショックで木材が高騰すると、当然リフォーム代も上がるので、ちょっとアタマが痛い。

 

自宅と事務所が一緒なので、コロナ以前からずっとテレワーク状態だけど、最近は買い物に行かないぶん、ネットショッピングが増えて困る。

仕事でクレジットカードを使う機会が多いので、自然にポイントも貯まっていて、つい「ポイントで買えるならいいか」

とポチってしまう(奥様曰く「買い物しないで換金すればいいでしょ」って。そうなの?)。

 

ふだんからお山で使っているリュックも、そろそろくたびれてきた。

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カリマーのタトラ20L

ヒジヒザのプロテクターと工具やチューブ、ドリンクボトルと携行食を入れるのに、ちょうどいい大きさだけど、だいぶヨレてきた。

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ヒマに任せていろいろ検索したら、良さそうなのがあった。

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ミステリーランチのクーリー25L

ミステリーはいくつか持ってるけど、リュックは初めて。

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ここのいいところはガバっと開くこと

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ミステリー独自のフューチュラヨークという「背面が伸びる」システムで、フィット感を高められる。

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ヒモ(コードっていうの?)を伸ばして

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背面のベルクロをベリベリと剥がすと

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こんなプレートが出てくる

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「背面」を引き出して、自分に合う長さに調整すれば出来上がり。

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私の拙い説明では分かりづらいので、こちらもどうぞ

www.mysteryranch.jp

事務所にかかってくる電話は携帯に転送しているので、山のなかにいても電波さえ通じれば仕事できるのがありがたい(激坂を登っているときはハアハア言ってあやしいけど)

なので携帯ホルダーも注文。

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「ホルスター」というらしい

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肩のベルトにベルクロで固定。

ミレーで使っているモンベルの携帯ホルダーはゴムで固定なので、いつ切れるかと耐久性が不安だった。

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ほんとは今日もお山の予定だったけど、あばらも折れてるし雨も降ってるので中止。

治るまでゴールデンウィーク中もお山に行けないので、装着テストはまた後日。

ハイキング用のミレーは軽いけど、下りを走るとき背中で暴れるのが難点だった。

こっちはちょっと重いけど、がっちりしていてホールド感が段違いなので、とりあえず近場のウォーキングで試してみたい。

 

 

 

オザトレルート復活とアイサイトⅩ

緊急事態宣言発令の下、日曜もオザトレ

今回レヴォーグを注文の際、オプションでリヤトレーを注文した

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これでドロだらけの自転車を載せても、車内が汚れずに済む。

自転車を積み込むときフレームやディレーラーで、スリキズが絶えなかったので、バンパーカバーも貼り付けてもらったが、あると無いとじゃ大違い。

リアトレーと合わせて付けてよかった

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先々週のオザトレライドが気に入ってくれた、千葉のカラサワ(建材屋)&スズキ(大工)コンビと、今回初オザトレのサクマさん(大工)。

台風で崩落した道の補修が終わったので、前回は行けなかった本来のオザトレを走ることに。

舗装のきつい上りを漕ぎながら、建築の専門用語が飛び交う様子は、「職人さん祭り」状態。

コロナでも建築業界は活況らしいが、じつは家を建てる木材が入手しづらくなっているらしい。

木材原産国の中国では一戸建ての建築ラッシュとかで、日本に木材が入らなくないそう。

 

不況でも「手に職」がある大工さんは安心だと思っていたが、肝心の材料が無ければ何もできない。

コロナとは無関係なので、中国経済が崩壊するまで木材不足は続くだろう。

コロナで苦しむ飲食や旅行業界に続き、建築業界も岐路に立たされる日は近そうだが、建築費の高騰も避けられないので、経済に与えるダメージは大きそう。

 

そして30分くらいかけて、いつもの見晴らし台に到着

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もう少し漕ぎ上げ&押し上げして、頂上へ。

初めての人が多いので、ドロップオフやガレ場など危なそうなセクションは、ガイド役のオザワさんが止まってくれて、みんなで「下見」

私が初オザトレのときはどこも止まらず、サーっと走っていたのに、なにこのサービスの違いは??

いつも走ってる道だけど、改めて見るとこんなに急だったのかとビビる。

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ドロップオフや岩などをバンバン跳んでいければ、走行ラインは無限に広がるけど、「怪我したら仕事ができない職人さん」は、できるだけ安全なラインを「舐めるように」下りていく。

それでも途中でラインを外れて転倒したカラサワさんが、くやしくて再チャレンジの図

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ロングコースも楽しいけれど、片道5キロくらいのショートながら、ガレ場やドロップオフ、高速ケモノミチなどバリエーション豊富な、「元祖オザトレ」がやっぱりたのしいので、道路を復旧してくれてありがとうございます!とお礼を言わせていただきますm(__)m。

 

朝7時半から2時間半、あっというまのショートライドだったけど、先週は雨で走らなかったので、カラダがなまって登りがきつかった。

朝イチの激下り、ビビッて止まったサクマさんに突っ込みそうになり、横に逃げて転んだ際、自分の肘でアバラを圧迫したらしく、ギャップを超えるたび軽く痛みが走る。

どうやら軽くヒビが入ったようなので、今日はこれでおしまいにしてもらう。

 

オザトレを下ったところにあるオザワさんちで、今日も夏ミカンをいただく。

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帰ったらまたマーマレードを作ろう

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少し早いが帰り道、いつもの山田うどんで、いつもの天ぷらうどん。

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帰りの高速でアイサイトⅩをいろいろ試しながら走る。

「前車追従システム」は常に一定の車間距離を保つし、コーナーも自動で減速しながらラインをトレースしていく。

料金所の手前で自動減速&加速するときも、渋滞でノロノロ運転のときも、アクセルとブレーキペダルから足は離したまま。

横から急に進路変更してくるクルマも、直前に感知して減速したり加速してくれる。

コンピュータと機械を過信するのは禁物だけど、これなら事故は減るだろうことを、実感。

 

大泉で関越を降りて下道を走り、1時過ぎに無事帰宅して洗車。

自宅から70kmのオザトレなら、午後は別のことが出来るのが本当にありがたい。

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アバラが痛くてベッドで寝返りできないのがつらいけど、29日はヤマザキさんらとお山へ。

県をまたいだ移動は自粛と言われているので、くれぐれも三密を避けて感染に注意して、こじんまりとゴールデンウィークを楽しみたい。

納車&初ドライブ

納車が日曜に決まったので、雨だけど土曜日「サヨナラドライブ」

いつもの第三京浜を往復して、都築PAで記念写真

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雨が降らなかったら日曜オザトレを走ってから、午後納車の予定だったけど、日曜晴れても前日の雨で滑って危ないので、午前中納車に変更してもらった。

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前のレヴォーグを買ったときにも、こんなことしてもらったような。

ガイシャディーラーではやってもらったことないけど、こういうのうれしいのかなぁ

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6年前は娘も小さかったので、このミニカーを喜んでくれたけど、これもビミョー

 

いろいろ書類にサインしてやっと御対面

何台も乗り継いできたけど白い車って初めてなので、なにか新鮮、というか白は膨張色のせいか、やけに大きく見える

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試乗車では気が付かなかったけど、フットペダルがなんかレーシー

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大きくなって見やすいディスプレイ

iphoneのsiriみたいに話しかけると反応するらしい。

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まるでipad

覚えることが多そうでビビる

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奥さんの実家に行って「元スバリスト」のお義父さんが試乗。

じ~じと同じ79歳、2.0レヴォーグから

「これが人生最後のクルマ」

と乗り換えたクラウンは3年目だが、やっぱり新型には興味津々。

お義母さんからは

「あまり刺激しないでね」

とくぎを刺されているが、あと何年ハンドルを握れるか、非情のカウントダウンは始まっている。

「歩くときヒザが上がらなくて、すり足になるんだよ」

って、じ~じもそうだが高齢になるとすり足になって、「つまづいて転んで骨折寝たきり」の悪循環になる人が多い。

「気を付けて」

と言ってもあとは本人のやる気の問題。

足腰が弱ると出かける気にならず、引きこもりになる高齢者も多い。

 

「毎週お山で自転車こいでるから、オレは大丈夫」

なんてのもなんの根拠もない自信。

 

まわりのアラカン世代は、ヒザや股関節が痛くて歩けない人が増えてきた。

それまで毎日ジョギングしていたのに、ある日痛くて走れなくなるとか。

人工関節の耐久性が20年だったひと昔前は、60歳で手術して80歳で再手術は、体力年齢ともにハードルが高かった。

いまは30年に延びたので、たぶん交換するころはこの世にいないかも?

なので手術する人も増えたらしいが、入院に1カ月、退院後も数カ月はリハビリが必要だと、現役で働いている人にはこれもハードルが高い。

 

今のところ自覚症状はないが、こればかりは神のみぞ知る。

動けなくなる前に思い切りカラダを動かして、いよいよダメになったら趣味を俳句とか、茶道とかに変えようか(「金継ぎ」もすごく興味があるけど)

 

そんなお義父さんの感想は

「アクセルペダルが重いけど、そのぶん踏んだ感触はいい」

コーナリングで車体がヨレない」

「思ったよりパワーがある」

とおおむね高評価。

でも本人も体力の衰えを自覚しているのか、買い替えたいとは言わなかった。

高齢者の事故のニュースを見るたび、家族からは

「免許返納したほうがいいんじゃない?」

と言われるので、体調のことは家では言わないらしい。

狭い都内を走るなら駐車やすれ違いで気を遣う大柄なクラウンより、ベンツのAクラスとかビーエムの1クラスのほうが、小さくて楽しい気がする。

「小さくてイヤだ」

というならチューンしたAMGや、Mクラスにすればいい。

今度こそ「人生最後のクルマ」なんだから、少しくらい高いの買ったって、誰も文句言わないし、乗り手がいなくなってもし我が家が引き取るなら、やっぱりAMGがいい

(でも80歳で300psはかえって危ないかも.....(*_*))

www.webcg.net

 

そして日曜も塾の娘をピックアップして、奥さんの運転で先日のオヤジツーリングと同じ、羽田空港経由で京浜島へ。

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自動運転とかsiriとか便利な機能が満載

のはずだけど、やりかたを覚えないと使えない。

 

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今のクルマはパソコンに強い人には最高のパートナーだろうが、アナログ人間にはハードルが高すぎる。

海外でテスラの死亡事故のニュースをやっていたが、運転席にはだれも座っておらず、自動運転を過信した事故だったらしい。

 

使いこなせればこれほど便利なものはないだろうが、しょせんは機械。

やっぱりアナログおやじが最強だと再認識した、初ドライブだった。