カフェしなの

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懲りないオトナたち

J-walkのボーカルが覚せい剤で捕まった。
彼らのヒット曲「なにも言えなくて...夏」は、オジサン世代にとってはいろんなことが走馬灯のように浮かんで、胸がキュンとするのでは。

 

ミュージシャンや芸能人という仕事は、ドラッグをやって当たり前なんだろうか。

 

海外のロックミュージシャンもジャンキーが多く、昔は
「ロックスターは早死にして伝説になる」
なんてまじめに言われていた。

ジム・モリソン、ジャニス・ジョプリン、ジミヘン(これは他殺説もあり)、キース・ムーンetc etc....
数え上げたらキリがない。

 

昔、銀座でバーテンダーをしていた友人から電話があり、会いたいという。
店に行くと彼は
「じつは困ったことが起きて」
と、小声で話し始めた。

 

自分用に買った大麻樹脂を入れたバッグを、タクシーに忘れたらしい。
財布も一緒で免許証も入っているという。
 アパートに帰るのが怖くて、もう3日も友達の家を泊まり歩いているらしい。

 

「きっと誰かが拾って、もう吸っちゃってるよ」、
「警察も調べればここも分かるはずなのに、まだ来ないってことは大丈夫かも」
などと「気休め」を言って、彼と別れた。

 

翌日、自宅に帰った彼は、外で待っていた捜査員に逮捕された。

 

1年近く服役したが出所後に会ったとき
「田舎に帰って一から出直すよ」
と言っていた。
今は結婚もして焼き鳥屋をやっているが、以来、麻薬には手を出していない(と思う)。

 

元〇ンプターズのドラマー、Oさんには、昔いろいろ世話になった。
寝ていたら電話で起こされて、
「今、西麻布のレッ○シューズ」にいるから来いよ」
って。
夜中の2時なんですけど....。

 

行くとOさんとそのお友だちたちが、テキーラウォッカその他で、正体不明なほど酔っ払っていた(タバコとは違う煙もモクモクしていたような)。
ほとんど記憶がないまま、知り合いに電話を掛けまくっていたらしい。

 

別な日に呼び出されて飯倉のキャ○ティに行くと、2階のいつもの場所で友人のHさんたちが、これもかなり酔っぱらっていて、Oさんんを迎えにきた奥さんのKさんもいた。

 

当時Oさんはアパレルメーカーを経営していて、この人もステージで彼のデザインした衣装を着ていた。
イメージ 1

私もこのシャツとジャケット持っていた

イメージ 2

 

展示会に顔を出すと、Oさんのまだ5歳くらいの息子が、
「あいわずぼーん….」
って「junpin jack flash」を、ミックそっくりに踊りながら歌っていた
(胎教で聞かせていたらしい)。

 

 

OさんもHさんらと大麻で捕まっていた。
それでも懲りない彼らは、
「富士のふもとにコミューンがあって、そこで栽培してるんだ」
と、ウソかホントかわからないことを言っていたが、長年の飲み過ぎがたたったのか、昨年、肝臓ガンでお亡くなりになった。

 

六本木の老舗クラブ「P」では、パンツに麻薬を隠して捕まった大物俳優さんをよくお見かけしたが、彼と一緒にいたのは地元の「有名な」人たちで、近づける雰囲気ではなかった。

 

これもお世話になったクリニックの院長は、加山雄三をこよなく愛し、夏はヨット、冬は苗場でスキーというスポーツマンだったが、話すときに目、というか瞳孔がいつもキョロキョロ揺れていた。

 

麻布十番にあったこのクリニックは、芸能人もお忍びで多数来ていて、「疲れが取れる点滴」が評判だった。

 

しばらくして先生が覚せい剤で捕まったと、知り合いから聞いた。
早朝、自宅に捜査員が来て、現行犯だったそうだ。
奥さんも一緒に捕まったが、彼女は使った覚えがないのに、尿からは覚せい剤反応が出た。
先生が微量のクスリを奥さんに「塗って」、コトに及んでいたらしい。

 

あとで聞いたところでは、先生が逮捕されたのはこれが2度目で、瞳孔が定まらなかったのは禁断症状だった。

 

しばらく服役したあと再会したが、ガリガリに痩せながらも、
「アレを塗ると最高に気持ちがいいんだぞ」
とうれしそうに話す目を見て、もうこの人に何を言ってもムダだと思った。

 

他にもクスリで自滅した人がいたが、みんな始めた理由はさまざまで、疲れが取れるとか、痩せられるとか、気持ちがいいとか....。
でもコカインでもヘロインでも大麻でも、ほとんどが更生できず再犯で捕まっている(ひどい人は5回も)

 

アメリカ映画でもドラッグを題材にした映画は多く、それを観た若者がカッコいいと思って、手を出すケースも多いと、麻薬Gメンだった人に聞いたことがある。

 

ジョニー・デップの「BLOW」なんて、出だしにストーンズの「can you hear me knocking」が流れて、最高にカッコいいが。
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ドラッグは盛り場に行けば、自販機でタバコでも買うように簡単に手に入る(らしい)。
高校生や大学生の合コンが、ドラッグパーティーになることも多いとか。
恐ろしい世の中になったものですねと年配の方に話したら、
「昔はヒロポンが薬局で売っていて、みんな使っていた」
とおっしゃる。

学生が徹夜勉強で使ったり、工場の夜勤の眠気覚ましや、特攻隊の士気向上などなど。
ヒロポン中毒で死んだヤツは、焼いても骨が残らないんだ」
とも言っていた。

 

かく言う私は体質的に合わないようだし、「飛び道具」には頼りたくないので、このまま一生「縁」がないだろう。

 

でも一度だけ、ラリーレイドモンゴルのとき、知り合いからもらった錠剤を飲んで、助かったことがある。
疲労と脱水でヘロヘロになりながらも、その錠剤を飲んで数時間すると、突然「シャキッ!」として、カラダは疲れているはずなのにアタマが冴えわたって、妙にがんばれた。

 

あとで聞いたら「エフェドリン」というドラッグの一種で、当時は渋谷のセンター街あたりの露店でも買えたらしいが、今は禁止ドラッグに指定されている。

 

ファラオでも使いたかったがすでに入手困難で(非合法では買えるらしいが)、コエンザイムアミノ酸などいろいろ試したが、アレに勝るものにはついに出会えていない。

 

エフェドリンをネットで検索すると、ジャンキーの自慢話や体験談がいくらでも出てきて、老若男女を問わず、ますます身近に蔓延していると実感させられる。

 

昔こんなCMがあったのを思い出した。
覚せい剤やめますか、人間やめますか」

 

やめられるものならやめましょう。もう大人なんだから
(って大人になって覚えるから、やめられないんだろうけど.....)。

 

でもパソコンや携帯電話がないと生きていけない人達も、ある意味、ジャンキーだと思うんだけど。