ミニチュアが埋まっている砂はファラオの砂丘で埋まったとき、ポケットに詰め込んできたもの。
F宅さんとは2002年参加した、ラリーレイドモンゴルのあとで知り合った。
モンゴルに出たマシンの引き取りで横浜港へ行った帰り、当時住んでいた自宅近くでKTMのオレンジの看板を発見。
その日がKTMリベルタのオープン日で、彼は店長だった。
その日がKTMリベルタのオープン日で、彼は店長だった。
「こんなところにKTMのショップが」
モンゴルのマシンが640ADVだったので、なにげなく立ち寄ったら、
初対面にも関わらずなぜかF宅さんと意気投合。モンゴルの話題で盛り上がった。
初対面にも関わらずなぜかF宅さんと意気投合。モンゴルの話題で盛り上がった。
CPにて
モンゴルで前転し、ハンドルとトップブリッジが曲がっていたので修理を頼んだら、
まだKTMジャパンが出来たばかりで体制が整っておらず、パーツも欠品で入荷は未定とのこと。
まだKTMジャパンが出来たばかりで体制が整っておらず、パーツも欠品で入荷は未定とのこと。
すぐ乗る予定もないのでそのまま預けたが、当時埼玉の蓮田から片道50キロの、長距離通勤をしていた彼から、通勤用に譲ってほしいと言われそのまま譲ることに。
曲がっていても走れないことはないので(私もモンゴルでこのまま2000キロくらい走っていた)、しばらく通勤に使っていたようだけど、彼が埼玉にお店を出すことになり、いつの間にか640のことは忘れていた。
数年後、モンド市川君のところに顔を出すと、見覚えのある640が停まってる。
見るとバイク仲間のT君で、誰かからこの640を買ったそう。
見るとバイク仲間のT君で、誰かからこの640を買ったそう。
F宅さんが誰かに売ったのを、巡り巡ってT君が買ったようで、
「世界は狭いなぁ」と実感した。
「世界は狭いなぁ」と実感した。
06年のファラオに行ったF宅さんは、初日のハイスピードダートで思い切りクラッシュ....。
鎖骨(だったかな?)を折って、いきなり病院送りのリタイア。
鎖骨(だったかな?)を折って、いきなり病院送りのリタイア。
彼はコマ図もGPSも日本で一度もやったことがなく、ファラオがぶっつけ本番。
周囲の心配をよそに
「大丈夫♪、走ったらいやでも覚えるから」
って、案の定ちゃんと地図見ていなくて、道がクロスして砂を盛り上げたところで大ジャンプ...。
時速も百数十キロ出ていたとか。
「大丈夫♪、走ったらいやでも覚えるから」
って、案の定ちゃんと地図見ていなくて、道がクロスして砂を盛り上げたところで大ジャンプ...。
時速も百数十キロ出ていたとか。
落ちたところがフカフカの砂地だったので助かったけど、普通なら死んでる.....。
みんな初日は様子見でペースを抑えて走るのを勘違いして、
「何十台もぶち抜いて最高だった」って(アホですな)
「何十台もぶち抜いて最高だった」って(アホですな)
ラリーが終わるまでホテルで、ドクター付き&飲み放題食べ放題のVIP待遇。
帰国の時もファーストクラスで成田から自宅まで救急車で送迎付き....。
当然、費用はすべてラリーの保険で賄われたそう。
ある意味、一番いい思いをしたのかも
ある意味、一番いい思いをしたのかも
去年リベンジするも3日目の砂丘で、後続車に追突されてまたクラッシュ....。
アバラを折ってあえなくリタイア。返り討ちとなった。
でも前回はキャンプまで辿り着かなかったのが、3日もビバークできたから今回の目標は達成ですって、
懲りないオヤジは数年後、3度目のリベンジに向かうそう。
この憎めないキャラがみんなから愛される理由なんだろうな。
プレゼント、ありがとうございます
この憎めないキャラがみんなから愛される理由なんだろうな。
プレゼント、ありがとうございます