R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

モーゼ降臨

先日紹介した居酒屋カフェ「アンチヘブリンガン」の近くに、友人Nモチさんの旅行代理店「E&Gインターナショナル」がある。
彼のブログ「旅のウンチク」
http://blog.goo.ne.jp/eandg/e/c4fdf1fcbf6ba046907b817ef7bd3572
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※注 これは私ではありません

Nモチさんは海外ツーリング(というか「放浪」)、海外ラリー経験も豊富で、バイク屋さんにも勤めていた(らしい?)不思議な人。
パリダカのM橋選手、I町君、シューセイさんらも、ラリーの際のチケットやビザ取得では、毎回お世話になっていて、旅のどんな無理難題も聞いてくれる頼もしい存在(かな)。

彼の仲間である「アウトドアスペース風魔」のO川さんと企画しては、「カヌートレッキング」や都会をオリエンテーリングする「東京トレッキング」などを仕掛ける、遊びの達人。
写真は「カブで行くタイ&ゴールデントライアングル」。かなり「あどべんちゃー」。
(ってこのくらい宣伝すればいい?、このあいだ「アンチ・・」に誘わなかったのがヒンシュクみたいだからw)

彼のように何のサポートも受けず、単身で世界中を放浪できる人こそ、本当の冒険者だと思う。
ラリーは普段一人では絶対行けないようなところへ、安全(?)かつ確実に連れて行ってくれるけど、「放浪」はすべて自己責任。
毎日がトラブルの連続だけど、何があっても切り抜けられる強い精神力が必要なので、「方向オンチ&メカオンチ」の私には絶対無理。
スウェーデン4デイズエンデューロ」もNモチさんの紹介だった。
海外ツーリングや自分のバイクで旅したい人はぜひご相談を。
人生に悩んでる人はアフリカやアジアのへき地に行けば、自分の悩みなんて贅沢なことだと気づくはず。
そんな「自分を見つめなおす旅」のアテンドもきっとしてくれるはず(かな)


昨日はファラオの悲しい話題だったので、今日は美しい話しを一つ。

KTMワークス勢がサンクトの追悼ランに走り去ったあと、砂漠に向かって歩いていく白人男性がいた。
彼は歩きながらTシャツを脱ぎ捨て、おもむろに短パンも脱いで「全裸」になった。
「??」と思う間もなくいきなりしゃがみこんで、私から50m先で「ウ○コ」を始めた。

そのとき朝日が一筋、彼に降り注ぎ、広大な砂漠をバックに生まれたままの姿でしゃがんでいる彼が、旧約聖書でエジプトを出国したモーゼに見え、その「荘厳な姿」にまた私は合掌しそうになった。

「おごそかな儀式」を終えて、何事もなかったように服を着た彼が、キャンプのほうに去っていくのを見届けた私は、次の瞬間、彼と同じことをしていた(あまりに気持ちよさそうに見えたので、つい)。

追悼ランを終えたメオーニが私に向かって、全開で走ってきたときはかなり焦った。
砂丘でしゃがんでいるとあちらからは見えないので。彼も驚いただろうな、砂漠に全裸の男では....)

キャンプに仮設トイレはあるけれど、ほとんどの参加者はまだ暗いうちに起き出して、ティッシュのロールを手に闇に消えていく。

「ほどよい場所」を見つけてしゃがんだとたん、すぐ近くに「先客」がいることがよくあるけれど、慌てず軽く会釈して、「ボンジュール」「チャオ」「ハロー」とごあいさつ。
お互い「用」を済ませる(女性も同じ)。

砂漠で星空を見ながらの「野グ○」は最高で、このためにラリーに行くといっても過言ではない(冗談です)。
でも本当に気持ちいい。全裸だとさらに最高。一度お試しあれ。

話しと全然関係ないけど「尻ル・デプレ」、かっこいいけど、まんま仮面ライダーだなア。
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