3月から続く自宅待機も、3か月目に突入~。
「新学期は9月からにしよう」
なんて馬鹿げたことを議論しているが、このまま8月まで自宅待機では、子供も親もたまったものではない
夏休み返上でもいいので、一日でも早く学校を再開して欲しい。
ひさびさに学校へ宿題や課題をもらいに行った。
かわいそうなのは今年入学した新一年生と、その親御さん
高学年なら子供に留守番させて親は仕事に出られるが、1年生ではそうもいかない。
(でもよほど自制心がしっかりしていない限り、留守番の子供は家でゲーム三昧、ほんとゲームなんて百害あって一利もない)
自宅でテレワークできたり、ジジババが孫の面倒を見てくれる人はいいが、運送や販売などテレワークできない業種や、実家が遠い共働き夫婦や、母子家庭はほんとに大変。
自宅と事務所が一緒で10年以上、実質テレワーク状態の私は、正直なにも変わらない。
娘も小さい子の面倒を見たいというので、近所の子をまとめて預かってあげたいけど、お互い感染の危険があるので、預かれないのがもどかしい....。
なんだかんだ言って毎日、学校と塾の勉強をしている。
自分が子供のころは勉強もせず、田舎の「野山」を駆け回っていたので、
「勉強しろ」なんて注意する資格もない....
場所を変えて気分転換したり
お昼もピクニック気分で
今日は野菜たっぷりのうどんと、ニラせんべいと、大根の煮物
「おひるはなにがいい?」
と聞くと毎回
「ラーメン!」
即答する娘だが、さすがにラーメンばかりではカラダに毒。
(彼女にとってラーメンは、カップヌードルでもチャルメラでもなんでもいい)
よその家なら特別な日は寿司や焼き肉だろうが、我が家はラーメンが特別な日に食べるもの。
ニラせんべいは私も大好きだったが、むかしは畑で採ったニラと小麦粉を卵と「水」で練って焼いて、砂糖じょうゆや砂糖みそにつけて食べる、シンプルなもの。
いまは水の代わりに牛乳を使うので、ちょっとぜいたくにはなったが、ケーキに比べたらはるかに安上がり。
大根の煮物もしょうゆと「みりん」、酒などで煮るだけの、ほんとうに簡単なもの。
(たまごも何も入れず、具は大根だけがいいらしい)
世間では「自宅待機で食費がかさんで大変」らしいが、ふだんから昼食はひとりで作っているので、一人増えても変わらないのがありがたい。
12月に迷子で来たネコも、もう5ヶ月。
すっかり家族のはずだが、いまだに娘には噛んだりネコパンチするので、ナマ傷が絶えない
10年テレワークと言っても、さすがに仕事で外出するので気分転換にはなったが、いまは外出もままならない。
とはいえ自宅に籠っているとおかしくなってしまうので、1日1時間は近所を歩いて、公園で遊んでいる。
それでも同級生に遭うことはめったにないので、
「お前以外のみんなが{漂流教室}みたいに、どこかへいっちゃってたらどうする?」
というと
「読みたい~!!」
って。
娘はちょうどいま「鬼滅の刃」にドはまりしていて、口を開けば
「富岡がね~」
とか
「ねずこがね~」
とうるさくて仕方ない(私はぜ~んぜん興味が無いので、話が合わず)。
先日ラジオで
「作者は実は女性で、もうじき漫画家はやめて実家に帰るそうです」
と話していた。
「ワンピース」や「名探偵コナン」のように、毎回同じようなハナシをいつまでも引っぱり続けるものが多いなか、事情はあるだろうがその「潔さ」に拍手を送りたい。
後手後手のコロナ対策で、ダラダラ時間を費やす安倍政権や小池都知事がワンピースなら、「政治家は使い捨てでいい」と言い切る、大阪の吉村知事がさしづめ「鬼滅の刃」だろうか。
ちょっと足を延ばして別の公園に行ったら、娘と同じ塾に通う女の子が家族で来ていた。
学校も違うし特別親しいわけではないが、ふたりとも「友達」と遊ぶのは3か月ぶり。
むさぼるように遊んでいた。
そして話題のアベノマスクがポストに入っていた。
1階が事務所、2階が自宅でポストが二つなので、3人家族なのに4枚もらってしまった。
NHKの「うたコン」では御年六十ウン歳のランちゃんが、
「もうすぐ春ですね~♪」
と元気に歌うのを見て、ちょっと元気をもらえたような。
図書館も休みで本が借りられない。
1964年に小松左京が書いたものを、現代風にアレンジしているので、「インターネット」や「携帯電話」など、60年代には無かったものが出てくるのに、ちょっと戸惑う。
原作は読んでいないがむかし映画は見ていた。
1980年に角川から映画化されたが、とにかく当時の草刈正雄がカッコよかったのだけ、鮮烈に覚えている。
キムタクや福山も真っ青なくらい、ほんとうにカッコよかった。
大河ドラマと朝ドラで再ブレイクしたが、
「もっと役者バカで世渡り上手だったら、ハリウッドデビューもできたのに、もったいない」
と、当時の彼を知る「六本木のリアねえさん」が言っていたのを思い出した。
そして2月からオーダーしていたサイクルキャリアが入荷したと、近所のオートバックスから電話をもらったので、引き取りに行った。
冬場はスキーキャリアがメインなので、メーカーからの入荷が未定とのことだった。
今まで使っていたスーリーのサイクルキャリアも、同じオートバックスで購入したが、フレームを挟んで固定するタイプなので、カーボンフレームやケーブルが露出している自転車は、強く挟むのを躊躇していた。
スーリーのキャリアに比べると「鉄」が多いぶん、かなり重い。
が、取り付けは工具不要でねじを手で絞め込むだけ。
自粛の今日は自転車を載せないので、写真でご勘弁を。
外したスーリーもつけられれば、家族で遠出するとき「ルーフに2台載せ」できたが、車幅が狭かったので断念。
スーリーはヤフオクかな
マウンテンバイク愛好家のフェイスブックを見ていると、
「三密を避けて自宅の裏山で乗ってます」
とか
「仕事の帰りに近所の林道でストレス発散」
なんて、山まで高速で100kmの東京人から見たら、「裏山しすぎる」投稿ばかりで、余計にストレスがたまりまくり。
コロナの影響で遅れに遅れていたニューカマー、
やっと来週あたり入港するというインフォメーションが届いたけど、東京ナンバーで県外を走るとあおられたり、石を投げられるそうなので、しばらくは多摩川の河川敷の「えせダート」でストレス発散するしかないか。
子供を遊ばせるにも都会より、山や川、海がある田舎のほうがはるかにいいことが、皮肉にも今回のコロナで実証された。
テレワークできれば毎日の通勤地獄から解放されるので、これからは地方移住が流行るんじゃないかな?
「土地15坪、3LDK3階建て、7980万円」なんて建売住宅が、近所で売り出されているが、庭もないウサギ小屋を35年ローンで買って、死ぬまで払い続けるのと、裏山でMTBに乗れる環境とどっちがいいか?
むかしなら「間違いなく」六本木やギンザに近いほうを選んだが、今は近くに「土」や「緑」のある田舎がホッとする。