医療従事者の奥さんは夏休みが無いので、私は家で子供のお世話。
5年生になり来年の中学受験のため、塾も勉強も忙しい。
算数はもう私のレベルを超えてしまったので、私が教えられるのは漢字くらいだが、書き順をかなりテキトーに覚えたので、
「その書き順ちがうよ!」
と娘に毎回指摘される。
字さえ合っていればいいと思っていたが、字が美しく見えるかどうかは、書き順にかかっていることを58歳になって知った次第。
勉強の合間の息抜きに、録画した映画を観る。
「ET」は前に観ているはずだが、
「見てない」
って。
地上波の映画はとにかくCMが多いので、録画しても飛ばすのが面倒。
これはBSで字幕だけど、たしかNHKなのでCMが無いのがありがたい。
当時は子供向けの映画と思って、映画館で観なかったが、さすがスピルバーグ。
今でもBSで「ジョーズ」と「激突!」は、必ず録画してしまうが、娘もドキドキしながら見入っていた。
もう一本は「スクール・オブ・ロック」
こちらも字幕だけど、小学校から英語の授業があるので、耳で聴かせるのはいいはず。
このあと観た「アダムスファミリー2」で、連続殺人鬼役の女がスクールオブロックの女校長だったのと、アダムスの兄が「バックトゥーザフューチャー」のドク役の、クリストファーロイドだよって教えてあげたら、心の底から驚いていた。
15日土曜は日帰りだけど、ふじてんへ。
朝6時に集合して近くのトレイルを走り、ふじてんで3時間走って渋滞するまえに帰宅の予定。
改造中でYさんに預けっぱなしのトレックは、Yさんがクルマで運んでくれることになり、ひさびさにGSでツーリング
プロテクターやヘルメット、着替えなど積み込んだら、パニアがパンパン。
朝4時でもまだ熱気が残っていて、ヘルメットをかぶると湿気でシールドが曇るほど。
ダンガリーのシャツ一枚で走り出したけど、高速で八王子を過ぎたあたりから、涼しいを通り越して肌寒いほど。
談合坂SAに入り、ジャンパーを羽織る。この時点で5時過ぎ。
ツーリングするならこのくらいの時間がいいかも。
河口湖ICから富士山。
今日も暑そうな予感。
ふじてんのゲートにつくと、Yさんのクルマの横でYさんが寝袋で雑魚寝していた。
夜中にドリフト族が来てうるさかったそう。
埼玉からOさんも到着して、3人で近所のトレイルを走る。
ここは樹海のはずれ。
メインの樹海は「MTB禁止」の看板が立ったらしい。
ジムニーやオフロードバイクがさんざん荒らしまくったらしいが、MTBも同類に思われているらしい。
エンジン付きに比べれば、自転車なんてローインパクトでは?
と思うが、ハイカーやトレランの人から見たら、みんな同じ穴のムジナなんだろう。
今日のスーパーキャリバー
FフォークはYさんのロックショックス170mm、
カーボンホイールもYさんの中華製の軽量モデルで、スポークはチタン。
タイヤは29プラスの極太タイヤ
アーチを削ってタイヤクリアランスをギリギリ確保
ロックショックスは強度が十分なので削れるけど、FOXはビミョーとか。
クランクもさらに軽くて長いカーボンに交換。
楕円ギアはオーダー待ち
ボルトも各所チタンに交換。
先週11・8kgだったけど、これで10.8kg
イロイロ交換して、ノーマルパーツはフレームだけかもしれない。
2時間ほど山を走り回り、ふじてんへ。
標高1200mでもやはり暑い。
3月に私のRocky mountain Altitude carbonを買ってくれた、Aさんにも再会できた。
単身赴任中の愛知で休みの日は、近所のトレイルやコースで乗っているそう。
すごく走りやすくて買ってよかったとのこと。
ゴリゴリ登ったり担ぐにはちょっと重いけど、エキスパートのAさんならどこでも大丈夫だろう。
Yさんは今日もKona Big honzoカーボン29
FフォークはOhlins 180mm
チタンボルトにカーボンパーツを奢りまくって、重量は10kg。
お山でトレックと交換して乗ってみたが、とにかく軽い。
漕がなくてもグイグイ前に進んでいくのが、不思議な乗り心地
こちらはOさんのマシン
カナダ製「RSD cycles」 の「middle child」
Yさんから先週譲ってもらったもので、FフォークはRockshocksの160mm
クロモリフレームだけど軽量カーボンホイールと、カーボンクランクで軽量化。
タイヤも29×2.6で極太
YさんのKonaの乗り味がアメ車のキャデラックとすれば、Trekはイタ車のフェラーリやアルファの感覚
はじめてSuper caliberに乗る人に会った。
まだ買ったばかりとのことで、いろいろ改造している私のを見て、目を丸くしていた。
ノーマルのFフォーク100mmはやっぱり短いし、軽量化重視でブロックが小さい、クロカンタイヤにももう戻れない。
先日海外通販で買ったネックブレースもつけてみた。
小さくてつけていることも忘れそうだが、鎖骨に当たる部分がちょっと痛い。
大きな衝撃があったときは、ひょっとして鎖骨が逝くかも。
これに合うチェストプロテクターを付けるか、厚いスポンジを貼ったほうがいいかも。
あっというまに午後1時。
今日は3時間券なのでもうおしまい。
止まっていると暑いので、速攻で帰る準備をして高速に乗る。
お盆休みの大渋滞はなかったが、それでも大月から10kmほど断続渋滞。
ひさびさのすり抜けは目が付いていかないので、速いバイクのあとに付いて走るが、みんな「道」を譲るので、けっきょくずっとひとり旅。
とにかく熱くて命の危険を感じる。
帰りも談合坂で休憩。
ここまで下りてくると体感的に50度はあるんじゃないか。
凍ってないけど水分補給、
アタマがぼーっとしていたので、しばらくアタマと首に当てて、やっと生き返った。
都内に近づくほど熱いので、石川PAでも休憩して、4時前に無事帰宅。
いそぎ水シャワーでカラダを冷やしながら、ジャージ類を洗濯。
ビールでひとごこち付いてしまったら、もうなにもする気にならない。
ほんの数年前までは
「真夏と真冬に乗らないやつは、バイク乗りじゃない」
なんてうそぶいていたけど、最近の暑さはほんとうに異常で、命の危険を感じる。
ヘルメットのなかをツーっと流れる汗も、とにかく不快で気持ち悪い。
シールドを閉じていると熱がこもってクラクラするが、シールドを開けるとドライヤーのような熱風が直撃して、1ミリも涼しくない。
「クルマと違ってバイクは風を感じられるのサ」
なんていうけど、この熱風はサハラのそれよりはるかに熱い。
イモビライザーもABSもナビもドラレコも要らないから、ただエアコンが欲すい。