土曜日、レヴォーグの6か月点検で、家から100mのディーラーへ。
スタッフさんもみんな顔見知り。
なので朝イチでカギを預ければ、スタッフさんが整備してくれて、終わったらカギを届けてくれる。
点検パックに入っているので無料、というか購入時ににおカネを払っているのだろうが、今回の実費はワイパー交換だけ。
ベンツやガイシャなら1本1万円はするだろうが、2本で4千数百円と格安。
もうガイシャに乗る気がしなくなる。
以前乗っていたⅤ350は、メーカー保証のメルセデスケアが切れる5年目ごろから、真冬の長野でパワーウィンドウが上がらなくなったり、電動ドアミラーが劣化でカクカクしたり、いろいろ壊れ始めた。
その前の「故障のデパートⅤ280」に比べたら、このくらい故障ではないが、ケアの補償が切れる前に危ない部品を交換しておかないと、いくらかかるか怖くて乗れない。
ちょうど子供が生まれてオートバイも載せなくなったので、奥さんのトヨタブレードを群馬の親方に譲って、2台を1台に買い替えた次第。
今までの経験からどんな高級ガイシャでも、5年もたつとボロボロ壊れ始めるが、自分で直せないので高くても、保証の付く新車しか買う気にならない。
7年目のレヴォーグに限らず国産車は本当に壊れないので、飽きてしまってもなかなか買い替えのきっかけがなかった。
MTBで山に行く機会が増えて朝早いときは車中泊するが、レヴォーグは正直狭いので買い替えを検討していた。
候補はⅤ220d(ってまたベンツ?(*_*))
Ⅴ350の後継車のいわゆる商業バンだが、アルファードなどの国産ミニバンと違い、2列目3列目のシートを取り外せるので、自転車のタイヤを外さなくても「立てたまま」何台も載せられるし、ゆったり足を延ばして寝られるのがいい。
でもハイエースと同じ商業バンが700万?!(Ⅴ350は500万で買えた)
たまに奥さんも運転するので、狭い都内で大柄なⅤは運転したくないそう。
悲しいかな東京の住宅事情では、クルマ2台持ちはハードルが高いし、毎週車中泊するわけではないと自分に言い聞かせ、(いつの日か)2台置きガレージの家に買い替えるまで、なんとかレヴォーグでがんばろうと思っていた。
今回ディーラーで
「タイヤにヒビが入っています。7年目なので交換をお勧めします」
と言われたとき、ふと展示されていた新型レヴォーグに目が留まった。
ディーラーの前は毎日のように通っていたが、正直、新型にはなんの興味もなかった。
改めて見ると旧型よりちょっと大きくなったような。
これなら荷室も広いのかも??
座ってみるとモニターが大きくなったくらいで、旧型との違いをあまり感じない。
それでも排気量が1600から1800ccになったり、足回りも車体もフルモデルチェンジしたらしいので、こわいもの見たさで下取り査定と、試乗をしてみることに。
試乗車は「GT-H-EX」、
サーキットや峠を攻めることもないので、足回りがグレードアップされた「STI」とかでなく、ノーマルで十分。
義父を含めてスバリストは「カタログスペック大好きオヤジ」が多い印象、
たいした走りもしないのに、タイヤやサスなどドレスアップするヤカラが多いのも、スバルに飽きた理由のひとつ。
試乗車を運転してディーラーから道路に出るとき、
ん?アクセル踏まなくてもスルスル進む!?
1600のレヴォーグはターボでパワーを稼いでいるせいか、アクセルをグッと踏まないと走り出さないが、新型は200ccだけアップの1800ccながら、アクセルペダルに「軽く」足を乗せているだけで、勝手に進むのに驚いた。
7年前、3500ccの「Ⅴ」からレボーグに乗り換えたとき、まず感じたのが
「あれ?前に進まない??」
車重2トンもあるⅤだがトルクだけはあるので、高速道路でアクセルを踏み込まなくても走ってくれた。
が、レヴォーグは長野の実家に帰省するとき、藤岡から軽井沢までの上信越道の長い上り坂で、ずっとアクセルを踏み続けるのが苦痛だった。
じつは一番安いグレードのレヴォーグを買ったので、7年間ずっと
「これにはクルーズコントロールは付いてない」
と思い込んでいた(*_*)
「オトコならクルーズコントロールなんて要らない」
「そんなのジジイが使うものさ」
なんてほんとに思っていたが、営業マン氏に
「全車に付いてますよ」
と言われ、思わず赤面した次第(^-^;
ディーラーから一周5キロの試乗コースだが、
「今日は時間があるので好きなだけ回りましょう」
とのことで、4周も走ってしまった(ほんとは首都高も走りたかった)
走りはとにかくスムーズ。
最近のクルマは後ろからクルマやバイクが近づくと、ドアミラーの警告ランプが教えてくれるのも新鮮。
空いている国道でアクセルを踏み込むとギュイーンと加速、慌ててアクセルを離す。
7年前、一緒にレヴォーグを購入した義父は2000ccを選んだ。
こちらは300馬力のモンスターマシンだが、「カタログスペック大好き老人」なので、思い切りアクセルを開けることもなかった。
私が借りて第三京浜でアクセル全開にしたとき、ポルシェのように背中をドン!と押される加速感は無いが、あっというまに〇〇〇kmになって驚いた。
が、新型レヴォーグの加速感は2000ccに引けを取らないかも。
助手席の営業マン氏も、
「2000ccからこっちに乗り換える人も多いです」
とのこともうなづける(2000はハイオク、1800はレギュラーガソリンだし)
ディーラーのスタッフさんが下取り査定中
最近はステーションワゴンが人気とか。
レヴォーグが「カーオブザイヤー」を受賞したので、中古でも人気があるそう。
たしかにメーカー保証が切れる5年目以降に、約束したように壊れまくるガイシャと違い、ほんとうにノントラブルな国産車は、面白みは無くても安心して乗れるのがいい。
ほんとうは新車の値引きは5万円だけらしいし、狭い山道を走ってスリキズだらけ。
それでも下取り価格で「かなり」がんばってくれたので、ホントに買う気はなかったけどその場で決めてしまった。
おそるおそる奥さんに電話すると
「7年も乗ったならいいかもね」
って(ホッ)。
ほんとうは明日の日曜日は、骨折から2か月ぶりにお山に行くつもりだったけど、奥さんにも試乗してもらいたくて延期した。
契約手続きに時間がかかってしまったが、今日は娘の11歳の誕生日。
塾の終わり時間に合わせて、急いで自由が丘へ向かい奥さんと合流。
ふだんの土曜夜はもっと人出が多いが、コロナの影響かちょっと少な目。
予約したのはカジュアルフレンチのお店。
ふだんからめったに外食しない我が家だが、思えばこうして外食するのは1年ぶり、いやもっとかも。
ここもコロナ時短営業で7時ラストオーダー、8時閉店。
テレビで時短営業の飲食店をニュースで見るたび、「大変だなぁ」とまるで他人事だったが、6時過ぎの時点でわれわれ以外は、テイクアウトを待つひと組だけ。
路地裏だけど自由が丘駅から徒歩1分の好立地なので、家賃も高くて大変だろう。
若いオーナーシェフと女性スタッフさん一人(奥さん?)で、こじんまり営業していたが、安くてボリュームあって美味しいので、すぐ近くに住む「自由が丘マダム」の、妻の姉にも宣伝しておいた。
そして翌日、
「もう買っちゃったなら私が試乗する必要ないでしょ」
という奥様を「なだめすかして」、家族3人でディーラーへ。
電動シートの動かし方をレクチャーされる奥様
いまだに売るときは「白」が高いらしいので、今回はこのパールホワイトに。
もう契約しているので、営業マン氏も
「今日は時間もたっぷりあるので、どこか行きたいところはありますか?」
って。
昨日妻に電話したとき、ちょうど実家で義父もいたので、
「なに、新型買うんだって??」
「試乗してどうだった?」
「オレも気になっていたんだよ」
と電話の向こうでウキウキしていた。
いやいやアナタは7年前、
「これが人生最後のクルマだから」
と言って2000ccのレヴォーグを買い、原因不明の雨漏りが直らないのをいいことに、3年前、
「今度こそ最後だから」
と言って、新型クラウンを買ったでしょ。
とはいえスガワラじ~じと同じ79歳。
もう人生のカウントダウンは始まっているので、好きなクルマをいつまで乗れるのか?
池袋の高齢老人の暴走事故があってからは、妻や姉、義母から
「もう免許返納したら」
と言われ続けている。
クラウンにかぎらず最近のクルマは、コンピュータや電気パーツが増えすぎて、バッテリーの寿命も3年くらいとか。
先日も
「まだ3年なのにバッテリーがあがって交換した」
とボヤいていたので、またぞろ買い替え病が騒ぎ出したか??
もしまた「最後のクルマ」を買い替えるなら、自動運転のベンツのほうがいい気もするが、長年スバリストだった義父は、新型レヴォーグが気になって仕方ないらしい。
じゃあ実家まで行って、義父にも試乗してもらおうかと思ったが、義母から
「あまり刺激しないでちょうだい!」
とクギを刺されてしまった(納車されたら乗せてあげよう(^-^;)
五反田を過ぎて目黒を回り、ぐる~っと10キロくらい試乗させてもらった。
アイサイトのさらに上、「アイサイトX」がつく新型レヴォーグ。
「お空の衛星からクルマの位置を補足して、なんちゃらかんちゃら.....」
説明されてもよくわからないが、安全面で「すごく」よくなったらしい。
営業マン氏に設定してもらい、前のクルマを自動で追いかけたり、手放し運転でコーナーを曲がったり。
未知の体験にキャーキャー歓声をあげる奥様。
スカイラインやレガシーなど、クルマ好きの義父からの「おさがり」を、乗り続けていた妻。
アクセルの踏みっぷりは私以上かも(*_*)
5年前、沖縄に家族旅行したとき、旅行パックで一番安いレンタカー「トヨタビッツ」に乗って、
「このクルマ、アクセル踏んでもぜんぜん進まない!」
とずっと怒っていた(そりゃ1000ccですから(^-^;)
「なんか速くて運転しやすいね」
気に入ってくれたみたい(^-^;
お勉強が忙しい娘と奥様には先に帰ってもらい、昨日できなかった細かい契約をする。
遠くから来店したほかのお客さんは、旦那さんが営業マンと商談中、お母さんがむずがる子供をなだめて、じっと待たなければならないが、こんなときもディーラーが近いのはありがたい。
電波法の改正とかで2022年12月から、古いETCは使えなくなるとか。
渋滞緩和に役立つETCだけど、運送業界の人は買い替える負担も大きくて大変だろう。
納車は4月中旬から下旬ごろ。
世界的な半導体不足がニュースになっているが、春までの製造分は確保しているとか。
新型ハーレーのパンアメリカもちょっとグラグラしたけど、クルマ買っちゃったからもう買えないなぁ。
勉強がひと段落した娘を乗せて、近所を「1時間だけ」プチツーリング。
左側の森は皇居
近隣の再開発に伴って首塚も改修工事中。
となりは三井物産本社。
せっかくなのでもう一か所、寄って行こうと向かった先は
明治の元勲 大久保利通の慰霊碑
東宮御所に向かう途中、紀尾井坂のこのあたりで暗殺されたとか。
赤坂見附のすぐ近く、ホテルニューオータニの向かいの「清水谷公園」にある。
私が学生時代に読んだ「竜馬がゆく」を、いま読んでいる娘。
大久保利通は西南戦争で、西郷さんを殺した張本人と思っているので、
大久保のことは幼少期の名前の「一蔵!」と呼び捨てにしている。
ママと「一時間だけ」の約束だったが、今回もオーバーしてしまった。
つぎは四谷怪談のお岩神社や、番長皿屋敷の跡地など、怪談巡りをしてやりたいが、オートバイは駐禁があるので、バッテリーを新調した電動自転車かなぁ