そしてヒラノさんとの凸凹ツーリング明けの日曜日、
アバラはまだシクシク痛むけど、やっぱり我慢できずにお山へ。
クルマだと朝の高速が、渋滞するかどうかでヤキモキするけど、今回オザワさんちでコナを預かってもらったので、バイクで行けるのが本当にありがたい。
余裕を見て6時に自宅を出発。
以前は「首都高~外環道~関越道」のルートだったけど、早朝の環七はガラガラで渋滞しないし、値上げ続きで高い首都高料金を払ったうえに、20キロも遠回りするのがバカらしくなって、最近はクルマでも下道で、関越道の練馬ICまで行っている。
ガラガラすぎて調子に乗って、早朝ネズミ捕りに捕まらないよう、まわりを走るクルマの流れに乗っても、30分で練馬ICに乗れる。
オザワさんちはインターを降りて、下道で14km。
40km/h制限の田舎の一本道なので、見通しもよくていつもガラガラ。
毎回アクセルをガバっと開けたい(踏みたい)誘惑にかられるけど、たまにネズミ捕りをやるそうなのでじっとガマンして、40km/hのところを50km/hプラスアルファで、慎重に走る。
早朝は畑に行くおじいちゃんの軽トラがよく走っているが、これも後ろにつくと苦行だが、ずっと追い越し禁止の黄色いラインなので、あきらめるしかない。
そして30分ほどでオザワさんちに到着、
2台で待ち合わせのお寺の駐車場へ、ひと山こぎ上げて到着
今日はいつもの地元のオダジマさんと3人でライド。
昨日は遠方からアライさんとフジタさんが来たので、山をいくつかつないでロングライドだった。
一般道から登山道を登って山奥に入るので、私が転倒してさらにアバラを痛めると、みんなに迷惑がかかってしまう。
なので辞退してヒラノさんとツーリングした次第。
やっぱりこのメンバーが一番落ち着くなぁ
お寺からさらに30分ほど舗装路を漕ぎ上げて、第一休憩ポイントに到着
道路で大の字で寝ていたら、ロードの人が抜いていった(すんませんm(__)m)
そしてさらに30分漕ぎ上げて、見晴らし台に到着。
と、ローディーが10台ほど上がってきて、まさかの「密」状態
地元の自転車屋さん主宰の朝ライドらしく、店長とオザワさんは顔見知り。
みなさんマウンテンバイクも乗るそうで、29✖3.0のぶっ太いタイヤながら、コナの軽さに驚いていた。
われわれが先に出発、さらに坂を漕いでいると、さっきのローディー集団が上がってきた。
なんとなく追走してみると、おー、ついていけるじゃん💛
ローディーたちもまさかタイヤの太さが3倍はある、マウンテンバイクにあおられるとは思わなかっただろうが、軽いコナのポテンシャルに自分が一番驚いた。
オザワオダジマコンビを置き去りにしてしまったので、分岐で待つ。
ローディー軍団と別れて、さらに登ってやっとお待ちかねの下り。
写真だとどこがルートか分からないが、正解は「どこでもルート」
走るラインを一本変えるだけで、木の根のドロップオフがあったり、根っこだらけの激下りが楽しめるが、アバラにシクシク響くので、できるだけやさしいラインを走る。
今日はオザワさんちの裏山の、本家オザトレ。
20km超のロングルートと違い、10kmのミドルコースだけど、根っこ地獄や激坂、ガレ場や高速トレイルなど、本当に変化に富んでおもしろい。
そして後半の前にいつもの場所で休憩
今日の話題は「オザワさんが定年後にやる商売」
この山はハイカーやトレイルランナー、ローディーも来るので、峠の茶屋でもやろうかと。
軽バンでキッチンカーもいいが、どうせならマウンテンバイクでリヤカーを引いて、サンドイッチやおにぎりを売ってはどうか。
妄想は膨らむばかりだけど、オザワさんもたしか55歳、
60才定年とすればあと5年しかないが、5年なんてあっという間。
そのころにはひょっとして、ここもMTB禁止になっているかもしれないし、私ももう走っていないかもしれないが(予定では63でリタイアのつもり)、山はなくならないし、ハイカーやローディーも増えこそすれ、減りはしないだろう。
「好きこそものの上手なれ」
オザワさんも料理でも覚えて、すこしづつやってみればいい。
じつはここからの後半3キロくらいが、一番ガレていて苦手。
この日もここまで快調に走ってきたが、ガレ場と根っこが重なるポイントで、左右どちらのラインを走ろうか一瞬迷ったら、ギャップに前輪を取られてジャックナイフ、
あやうく前転しそうになる(*_*)
なんとかこらえたけどふんばったら、アバラが「ピシッ」といったような.......
調子に乗ると本当に危ない。
そして無事下山
先日買ったモンベルのパンツもいい感じ。
まわりは全部「山、山、山」
シカやイノシシに裏の畑は荒らされるし、携帯も通じない山奥だけど、マウンテンバイカーには本当に天国。
六本木ヒルズに住んで、毎晩高級ワインやフレンチを食べるより、よっぽど贅沢なことを、この地で生まれ育ったオザワさんは知らない。
オザワさんに別れを告げて下界に下りると、5月とは言えない暑さ。
たまらず帰りのSAで休憩したら、偶然にもおそろのGSが(でもみんな絶対に話しかけないんだよな~(*_*))
やっぱり金ピカのホイールは好きになれない。
先日モンベルで買ったポットに、今朝淹れたコーヒーを飲む、至福のひと時(まだしっかり熱い)
そしてお約束の夏ミカンもいただいた
半日自転車こいで大汗かいたので、まだ2時だけどお風呂を入れて
今日は「母の日」
我が家はなぜかケンタを買ったらしいので、お昼代わりにいただく
これも至福のひと時だけど、けっこう胃にもたれる
今日も痛めたアバラがシクシク痛いけど、好きでやってるんだから仕方ない(奥様にはナイショだし(^-^;)
自転車も「登山」も、ついでにツーリングも楽しめるオザトレは、やっぱり最高なのだ。