平日は雨が降ったけど、日曜は晴れそうなのでオザトレへ、GSで向かった。
午前中はオザワさんが地元町会の「草刈り」に参加するとのこと。
地域の活動は大事なので、12時集合で午後走ることに。
バイクだし2時間あれば余裕で行けるだろう。
途中のSAで食べようとおにぎりを握って、10時に自宅を出発
と、日曜早朝ならみんな80km/hで飛ばしているところ、昼間は渋滞するほどではないけど、それなりにクルマが多くて、バイクでも思うように進まない。
「高速が30分、オザワさんちまで30分」で逆算すると、SAで休憩する時間はなさそう。
休まず直行して11時45分にオザワ邸到着。
チャチャっと準備してもう一人のジモティ、オダジマさんが待つお寺の駐車場へ。
駐車場に着くとオダジマさんが誰かと話している。
ハスクバーナで釣りに来ていた、練馬ナンバーの男性。
たぶんこのバイク。
見ると「腹サイクル」のステッカーが。
あとで原さんにメールしたらお客さんとのことで、偶然に驚いていた。
このハスク、リアキャリアが無い。
なので釣り道具満載のバッグを載せると、かなりきついポジションに。
朝から数匹釣れたので、これから別の場所に移動するとか。
私もMTBでなく釣りにハマっていれば、危ない思いはしなくて済んだのに......。
な~んて思うが、30年くらい前、釣具屋のOさんにフライの道具一式を「買わされて」、初めてフライフィッシングなるものに連れていかれたとき、うしろに振った糸が茂みに絡むわ、せっかく釣ったサカナを食わずに、リリースすることに納得がいかず、以来、一度も釣りをやっていない。
子どものころ近所の川や千曲川で釣りをしたが、釣ったサカナはその日の晩ごはんが当たり前だった。
キャッチアンドリリースって資源保護とか動物愛護とかいうけど、釣り針が口に刺さるって、ぜったい痛いだろ。
「サカナの口は神経が無いので、痛みを感じない」
なんて意見もあるが、エサを食ったと思ったら、いきなり「巨人」に釣り上げられるサカナの恐怖を、想像したことはあるだろうか。
「ニンゲンの楽しみで釣って、生殺しでまた逃がす」の繰り返しは、ものすごく残酷なことをしているように、思えてならない。
無鉄砲な私のこと、狭い川でチマチマ釣るよりも、大物狙いで海釣りに挑戦するはず。
テレビで荒れた海の岩場に取り残され、ヘリに救助される釣り人が、自分とダブって見えて仕方ない,,,,,,
そして30分ほど激坂を漕ぎ上げて、いつもの第一休憩ポイントに到着
ほとんどだれも通らないのをいいことに、ゴロ寝休憩のジモティーライダーズ
私はさっき食べられなかったおにぎりをバクバク
今日は暑くて大汗をかいたので、シオ昆布の塩っけがカラダにしみわたる
そしてさらに30分漕ぎ上げて、第2休憩ポイントへ
ここでもまた寝る地元のオジサン
去年初めて来たころは、ここまでヒイヒイいっていた気もするが、今日は息も切れていない。
ふだんもトレーニングを兼ねて歩いているけど、体力アップした実感はないので、やっぱりギリギリまで軽量化したマシンの効果だろう。
そしてさらに30分漕ぎ上げて頂上へ。
って、あっという間についてしまって
「こんなに近かったっけ?」
とみんなで拍子抜け。
オダジマさんもオザワさんも、毎週一緒に走るようになって(地元の彼らはその気になれば、毎朝走れる)、走力が向上したと言っていた。
途中、ロードの人が抜いていったけど、見るからに軽そうなカーボンレーサーなのに、ハアハアゼイゼイ苦しそう。
こちらはギアも中段までしか使っていないので、その気になれば追い超せるだろう(追いかけないけど)
そしてプロテクターを付けてお待ちかねの下り。
と思ったら、遠くから2stオフ車のエグゾーストノートが響いてきた。
これから下る森のなかの激坂を、登ってきているらしいが、かなり難儀している様子。
なんとか上がってきたのは品川ナンバーのKTMだった。
ここを下る数人のハイカーも、危ないのでバイクが通り過ぎるのを待っていた。
ここは「オフ車禁止」なので、本来なら注意すべきなんだろうけど、彼らも走るところがどんどん制限されてかわいそう(自分もむかしは「あちら側」だったし)。
あっというまに行ってしまったので、話す間もなかったが、あちらも止まったら文句言われると、思ったのかもしれない。
そしてオタノシミの下り。
数日雨が続いたので、木の根がチュルチュルよく滑っておそろしい。
ビビッてブレーキかけると転倒必至、
なのでできるだけ木の根を避けたラインを降りていく。
なんとか下りの第一休憩ポイントに到着。
オダジマさんとオザワさんが、それぞれのマシンを試乗会。
私より若いけど、さすがMTB歴20年はダテじゃない。
ハイカーのために土砂が雨で流れた場所を丸太で埋めて、歩きやすくしているところは、晴れていても上に乗ると滑るが、濡れた今日はさらによく滑る。
文字通りここが「自分の庭」のオザワさんは、丸太ラインを外して別ルートを降りてきたが、
「どこ走ってもよく滑るよ」って(^-^;
ほんとうは雨や雨上がりのあとはトレイルが傷むので、模範的な自転車乗りは走らないらしいが、できるだけ「ローインパクト」を心がけるので、お許し願いたい。
2時間かけて登って、下りは休憩しながら1時間。なんとか無事下山できた
オザワさんちで自転車を預かってもらえるので、バイクで来れるのがありがたいが、万が一ケガでもしたらバイクで帰れなくなる。
サクサク着替えて帰宅。
と市街地まで下りてくると本当に暑くて、高速のSAでコーラ休憩。
ナントカ宣言中だけどSAは大混雑で、3時過ぎの高速も渋滞が始まっていたが、注意しながらソロソロとすり抜けて、2時間かけて5時に無事帰宅。
まだ明るいうちから風呂入って、ビールが飲めるシアワセを噛みしめながら、寝落ち。
疲れていないようでも、しっかり疲れているのは、やっぱりトシなのかナ。