「満60歳」ということで、やっと1回目のワクチン接種
場所は自宅から自転車で10分の大井町。
歩いていこうと思ったけど、炎天下のなか30分歩いて、入口の検温で38度とかになったら困るので、電動ママチャリでゆっくり、そーっと向かった。
数年前、家族で観に来たキャッツシアターの近所が、接種会場。
休業が長引いて劇団四季も、俳優さんやスタッフさんも大変だろう。
まだ新しいのに閉鎖された保育園が会場。
この辺は一体が再開発地域らしく、大型ビルの建築ラッシュ。
この保育園も期間限定で運営されていたらしいが、タワマンが乱立して待機児童もたくさんいるのだから、すべての工事が終わるギリギリまで、受け入れられなかったのかなぁ。
肝心の接種は男女問わず若いスタッフさんが、テキパキと案内してくれる。
接種者がジジババばかりなのと対照的に、キビキビ動いていて気持ちがいい
とはいえ11時の予約で待たされること30分、やっと自分の番になって専用ブースに入ってみると、そこにはつけまつげバッチリの、セクスィーな看護師さんが待っていた。
銀座や六本木のクラブでドレス着ていたら、つい指名しちゃいそう。
会場内は撮影禁止だけど、もし次回も同じ人だったら、記念写真を撮りたいなぁ。
次回接種は3週間後の同じ時間。
そして帰宅して新事務所の解体作業の続き
天井の断熱材が気になる。
キレイならいいけど、ところどころ剥がれているので、ちょっと気に入らない。
じゃあ剥がしちゃおうと、こんな小さいスクレイパーで立ち向かうことに。
わずか1平方メートル剥がすのに、一時間以上かかる。
ずっと上を向いてスクレーパーを差し込んで剥がす、の繰り返し
首と肩まわりが硬直してしびれている。
30㎡なので30時間と想像するだけでゲンナリだが、始めてしまったものはしょうがない。
続きは明日やろう。
そして金曜日、猛暑のなか向かった先は、埼玉県入間市
知り合いの業者から家を買わないかと言われ、見に来た。
猛暑の予報は出ていたので、クルマで行くことも考えたが、朝から事故で川越まで10km渋滞していたので、意を決してバイクで向かった。
もう長袖なんて着ていられないので、半袖にエアバッグベストという、かなり矛盾したいで立ち。
40年ほど前、某自動車メーカーの工場にいたので、すこしは記憶があるかと思ったが、見事になにも覚えていない(正直、いい思い出もあまりなかったし)
問題の家はこの竹やぶの奥にあるらしい。
そのままホラー映画に使えるくらいの廃屋。
カメラを向けるのもはばかられるほど、なんか写ってる?
昭和50年築なので、45年くらいなのに、戦前の建物に見える。
「まだ住めるようなら手直しして、セカンドハウスにしようかな」
なんて甘い考えは、見事に打ち砕かれた。
高台にあるとはいえ標高は150m、
毎年最高気温を記録する埼玉なので、立っているだけで汗ばんでくる。
熱海の土石流災害以来、高台や傾斜地の価格はがた落ちで、買うのも二の足を踏んでしまう。
横須賀なんて町の80%が山で、コンクリを流して固めただけの、今にも崩れそうな傾斜地に、「へばりつくように」家が建っている。
当然土地も安いが買うのは地元の人だけで、横浜の人は買わないと、地元の不動産業者が言っていた。
ここもたぶん格安で買えるだろうが、解体してイチから家を建てるのは大変だし、とにかく遠いので、暑いなか案内してくれた知り合いには、申し訳ないがその場でお断りした(ひとりだったら中には入らなかっただろう)
あまりの暑さにクラクラしてエンスト、立ちゴケしそうに(*_*)
必死でこらえたら腰を痛めたらしい
なんとか家の近所まで帰ってきたけど、デジタルメーターの表示は35度。
水冷になったとはいえ、火鉢のようなエンジンの熱気は、体感で50℃はあるんじゃないか。
むかしは
「暑くても寒くてもバイクに乗るのが、本物のバイク乗り」
なんてうそぶいて乗っていたが、ここ数年の異常気象はほんとに異常。
とくに熱気が渦巻く都内を走るのは、命の危険を感じてしまう。
せめてもの救いはジェットヘルにしたことだが、それでも帰宅して速攻でシャワーを浴びて、汗をかいたヘルメットのインナーを洗った。
腰が痛くて日曜のお山はお休み。
でも行くならバイクと思っていたんだから、なんだかんだ言ってもやっぱりバイクが好きなのね。