R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

シーズンイン?

スキーの情報をいろいろ知りたくて、自転車仲間で競技スキーをやっている、ヒロサク君に相談したら、

「週末に池袋のサンシャインで、石井スポーツの予約会があるので行きませんか?」

って。

土曜日朝イチに駅前のドンキで待ち合わせ。

奥さんとは大学スキー部で一緒だったそうで、この日は奥さんも一緒。

私なんて奥さんに内緒なので、なんか後ろめたいけど(^-^;、夫婦で共通の趣味があるってうらやましいと思ったりして。

9時開場のところ9時半に行ったら、もうすごい人だかり。

午後は数百メートルの入場待ちの列ができたとか。

スノボに押されてスキー人気は後退の一途....

なんて思っていたけど、この熱気はすごい。

いまや「世界のオガサカ」と言われて久しいけど、実家のとなりのお兄さんが、長野のオガサカ工場で働いていたので、子供のころは塗装が失敗した「B級品」をもらって履いていて、そんな有名ブランドとは思わなかった。

 

個人的にはロシニョールの「スーパーヴィラージュ」の復刻版にクラクラ。

高校生のとき同級生が履いていた、ロシのヴィラージュにラングのブーツがカッコよかった。

 

ロゴが「R」じゃなくてコッコちゃんマークってのが、なんともかわいい。

日本限定モデルらしい。

 

いまはブーツも同じブランドにするのがトレンドとか。

個人的にベージュがいいなと思ったのも、今回ロシがいいと思った理由。

今使っている板は3年ほど前、長野に娘とスキーに行ったとき、娘のヘルメットを買いに入ったスポーツ量販店で、シーズンオフのセールで衝動買いしたもの。

でも自分に合っているのか正直分からない。

とはいえ物価高の影響か、スキーも価格が高騰していて、ロシの板が17万、ブーツが7万とか?!

「スキー場で板やボードが盗まれた」なんて話をよく聞くけど、こんなに高くちゃ盗難が心配で、おちおちロッジで食事もできない。

ヒロサク君からも

カービングの技術をマスターしてから、買ってもいいのでは?」

と言われ、グッと思いとどまった(ひとりならオーダーしていたかも(^-^;)

 

今日の目的はウェアとヘルメット

密かにスウェーデンの「ピークパフォーマンス」を狙っていたが、ヨーロッパのメーカーはゲレンデより山スキーバックカントリー)がメイン。

「中綿」が入った国産モデルと違い、インナーにフリースなど重ね着するマウンテンパーカが多い。

 

私もふだんはフリースの上にマウンテンパーカを着ていたが、今年は中綿の入ったスキーウェアを着てみたいので、ピークはあきらめた。

こちらは上下でかる~く20万オーバー。GSのラリースーツじゃないけど高すぎる。

夫婦で競技スキーのヒロサク奥さんの、今日のお目当てはヘルメット。

回転と大回転ではヘルメットの規格が違うそう。

高速の大回転はチンガードが必須で、選手のなかにはヘルメットを2個持っていく人も多いとか。

チンガードをボルトオンできるヘルメットもあるが、レースの前に付けたり取ったりは「ほんとに面倒くさい」らしい。

この「スィートプロテクション」というメーカーのヘルメットは、工具を使わずワンタッチで、チンガードが脱着できるスグレモノ。

フルカーボンモデルがあったのでかぶってみたが、ガイジンのアタマは細くて痛いので断念(価格も6万近い(@_@))。

そしてヒロサク君、

今シーズンは板とブーツは買わずに我慢して、かわりにインソールを自分好みにカスタム

足型をとって

インソールを足型に合わせて加工してもらう。

インナーソールが1万数千円は高いと思ったけど、かなり手間がかかっているので仕方ない。

私のブーツもくるぶしが当たって痛いので、自分でインナーに切れ目を入れて加工したが、インソールも作ったほうがいいかな?と、ヒロサク君に聞くと、

「上手になってからでいいのでは?」って。

ほんと、ひとりで来なくてよかった(^-^;

 

JIROのヘルメットはみんなかぶっているし、スウェーデンの「POC」か「UVEX」がいいかと思ったが、いろいろありすぎて決められない。

「競技用でなければシーズン中でも買えますよ」

と言われ、ヘルメットはあきらめてウェアを物色。

中綿の入ったスキーウェアは、やっぱり国産メーカーがいいとのことで、デサントゴールドウィン、フェニックスなどを見て回る。

 

ちょうどフェニックスにベージュの上下があったので試着。

フェニックスは事業縮小で中国企業に譲渡されたらしいが、今年、日本の企業がライセンス契約したらしい。

志風音が「フェニックス」ブランドの事業を継承、最大5年間の契約 (fashionsnap.com)

というわけでフェニックスのブリザードジャケット上下をオーダー。

入荷は11月頃らしい。

(これならロシとおソロのカラーリングだなぁ💛)

 

そして翌週は品川スキークラブ紹介の、「オフィスゼロ」さんへ。

スキーショップ オフィス・ゼロ (desport-tokyo.com)

オフシーズンのこの時期に23年モデルの予約会が、そこらじゅうで開催されるそう。

スキーブームのころと違って生産数も少ないので、本当に欲しいものはこのときにオーダーしないと、手に入らないらしい。

 

板とブーツを買い替えるか?

それとも今あるものをチューンナップしてもらうか?

とりあえず板とブーツをクルマに積んで、向かった先は墨田区横網という住所

墨田区両国国技館もあるし、相撲部屋もたくさんあるので、てっきり「ヨコヅナ」かと思ったら、「ヨコアミです」って。

 

「場所がわかりづらいよ」

と言われた通り、ロシののぼりが無かったら見過ごしていた。

こ、これがスキーショップ??

店長さんとスキー仲間のボランティアスタッフさんが、暖かくおで迎え。

店長さんは品川スキークラブのOBらしく、お客さんもみんな常連さんばかり。

なんでも揃う大型量販店もいいけど、個人的にはこんなプロショップが好き。

 

持参した板とブーツを見てもらい、

「買い替えか悩んでいます」

と伝えると、

「まだまだ使えるからチューンナップだけでいいでしょう」

って。

売り込まれると断れない性分なので、購入も覚悟していたが、ちょっと拍子抜け。

お客さんもオジサンオバサンばかりなのもいい。

一番の売りはロシニョールらしいので、スーパーヴィラージュもここで買いたい。

予約会とセールも兼ねていたので、UVEXのヘルメットとロイシュのグローブを、半額で購入。

オリジナルTシャツもいただいて。

チューンナップが終わったら引き取りがてら、前回曲がってしまったストック(ポール)と、メガネも使えるゴーグルを購入する予定。

バイク屋さんもクルマ屋さんもスキーショップも、量販店やディーラーより、個人でがんばっているお店を応援したいのだ。