R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

いろいろあって悩む週末

先々週の金曜は、大阪から同級生が上京したので、横浜の杉田で3年ぶりに飲み会。

横浜駅からベイスターズのユニフォームを着た人が、続々と乗り込んできて、ハマスタのある関内でどどっと降りて行った。

この日集まった同級生は4人。

大阪のヤスミヤ君は最近「社会保険労務士」を取って、定年後は独立するそう。

そもそも「社保労務士ってナニ?」の世界だけど、がんばって。

 

横浜の某4輪メーカーを早期退職して、いまはデイトレーダーで生計を立てているネモト君が、杉田の駅前のタワマンを買ったので、混雑する横浜駅よりはいいだろうと、予約してもらった。

あとは20数年前、カルロスゴーンの大規模リストラでメーカーを辞めて、損保の代理店になったフカザワ君と私。

ほかにも同じ4輪メーカーで働く同級生がいるけど、彼らも誘うと集合が7時になってしまう。

コロナもあるので早めに飲んで早めに解散しようと、今回は時間が自由になる4人だけで、夕方5時から飲み始めた。

杉田って初めて来たけど、コンビナートや工場がたくさんあるらしく、サカナがうまいと評判の居酒屋は、5時はガラガラだったのが6時には超満員に。

2時間飲み放題だったので7時にお開き。

みんなに会うのは3年ぶり。

話し足りないのでスタバでコーヒー飲んで話しして、8時半には帰宅できた。

 

そして土曜は友人が大家さんのマンションの、ペンキ塗りにママチャリでお出かけ。

ペンキ屋のワダケンに手伝ってもらい、白ペンキペタペタ

クロスだとちょっとの汚れでも張替えになるけど、ここはクロスに白ペンキ塗っただけ。

なのでよごれたところだけ、白ペンキでタッチアップすればいいので、借りていた人の負担も少なくていい。

そして午後はこちらも友人のマンションの片付け

8部屋あるのに使っているのは、自分と娘と息子の3部屋だけで、あとは物置、というかゴミ屋敷になっている。

パーキンソン病で入院中だった奥さんが、認知になってきたが、専門の施設に入れるにはおカネがかかる。

ならばゴミ屋敷を片付けて、貸して家賃をもらおうと、先月からずっと片づけていたが、あまりにモノが多すぎてなかなか終わらない。

 

今日のミッションはこの「ナタデココミルクティー」の片付け。

彼の友人がこのメーカーから、1缶47円で仕入れられるらしいので、これを70円くらいで売れば儲かるのでは?

なんて甘い考えで仕入れて、知り合いのタクシー会社に売ろうとしたら、

「これ47円で買わないかって、うちにも営業が来た」って。

賞味期限も2年前に切れているので、捨てるしかないが、コーヒーだったらそのまま流せるけど、ナタデココが入っているので、こんなにたくさん流したら排水が詰まってしまう。

ナタデココを「ざる」に空けて、缶を洗っての繰り返し

プルトップ開けすぎて親指が痛い。

15ケース✖30本=450本かと思ったら、風呂場からも10ケース出てきて、けっきょく750本。

この3倍の空き缶が出た。

これはスチール缶。

今は「鉄」が不足しているらしいので、業者に持ち込めば買ってもらえるかも?

なんて積むトラックも無いし、持っていくのもめんどくさい。

資源ごみの日に出すしかないが、清掃事務所に電話しておいたほうがいいだろう。

そして日曜は5月1日の事故以来、預けっぱなしのGSの確認に、レヴォーグで原サイクルへ。

フォークが内側に曲がって、フレームも曲がっているらしい。

右側からクルマにぶつけられた跡。

エンジンガードとヘッドが無かったら、足がつぶされていただろう。

リア周りは無傷だけど全損扱い。

むかしならフレームを「起こして(修正して)」乗れたかもだけど、いまのディーラーはフレーム修正はしない。

そして原さんに案内されたのはショールーム

「買い替え用にいかがですか?」

って、2022年モデルの1250GSHPが、用意されていた。

うわさでは「2023年から1300ccになる」と言われていた。

1250でも大きいのに、1300はもう乗れないと思っていた。

どんなに安全運転していても、クルマに突っ込まれたら勝てないし、ぜったいロックしないABSもいらないだろう。

なのでもし買い替えるなら、古くても小ぶりな100や、800の空冷2バルブでもいいかな?

ダートも走らないならGSにこだわらず、RSやロードスターでもいいかな?

と思っていたが、2023年も1300は発売されないらしい。

為替の影響でiphoneが値上がりしたのと同じく、GSも3年前は260万だったのが、車両だけで280万以上に。

これでパニアやラリースーツも新調したら、400万くらいになるだろう。

まだ保険会社の査定が出ていないのと、暑くてバイクに乗る気になれないのと、なによりもうバイクは引退しようと思っていたので、すぐには決められない(むかしなら乗れなくても次のバイクを買っていたのに、今回の事故はそれだけ懲りた)

 

こちらはハスクバーナの店舗

軽い単気筒でもいいかと思ったけど、やっぱり買わないな。

なぜかゴールドウィンのユーロジャケットが、展示されていた。

NEWS | GOLDWIN MOTORCYCLE | ゴールドウインモーターサイクル オフィシャルサイト

ゴールドウインと親しい原さんが、展示会として場所を提供しているそう。

GSのラリースーツとは対極のウェアなのに大丈夫なの?

と原さんに聞いたら、

「こっちはハスクの店なので、大丈夫です」って。

 

ユーロジャケット&パンツは、何十年か前に買ったことがある。

当時も上下で20万以上した気がするが、ゴアテックス好きなので試しに買ってみた。

台風のなかカッパなしで走っても濡れないし、真夏はベンチレーション全開なら、走ればなんとかなったような。

今のような酷暑はさすがに無理だろうが、中途半端なゴアテックスよりはるかに高性能だった。

いろんなところで勝手に宣伝したけど、やっぱりネックは価格。

「どうせ汚れるバイクウェアに20万も出せない」

というのが日本人の発想。むしろ海外での評価が高かったような。

 

何シーズンか着たら色あせてきたのと、ダートを走るにはさすがにもったいないので、着なくなってしまったが、もしいまラリースーツとユーロの、どちらか選べと言われれば、まちがいなくユーロを選ぶ。

とはいえやっぱり価格は高い。

ジャケットとパンツ合わせて33万円は、バイクを買うだけで精いっぱいの人には、なかなか手を出せるモノではないだろう。

NEWS | GOLDWIN MOTORCYCLE | ゴールドウインモーターサイクル オフィシャルサイト

 

ユーロを着てツーリングするなら、こんな仕様も。

なんちゃってパニアで苦労しているチィさん。

これなら北海道ツーリングも楽勝では??

 

私の家の近所から1250GSの点検に来たというお客さんに、代車のR18を出す原さん。

この日は35度以上。

路面温度は照り返しで50度を超えるのでは?

「火鉢を抱いて走る」と言われた空冷OHVに比べれば、水冷GSはまだましだが、クルマでもエアコンが効かないほどなので、無事に帰ることを祈るだけ。

帰りの国道でとなりに停まったライダー。

道路からかげろうが立っている。

どんなにベンチレーションが効いても、ヘルメットのなかは沸騰しているはず。

くれぐれも気を付けて。

ひさしぶりにマックスフリッツに寄り道

手前のR80はスタッフの女性のバイク。

奥のR65?はオーナーのサトウさんのもの。

ABSが要らないなら、こんなのでもじゅうぶんかと思ったが、やっぱり価格は高騰しているそうで、R80が程度がいいと150万、R65は200万以上は当たり前とか。

20年前ならGS以外のRなんて、50万も出せば上物が買えたのに、やっぱり景気はいいのかな?

ホンダのCBⅩ400が500万とか、ゼッツーが1000万なんてのに比べたら、200万でもはるかに良心的価格だけど、新車の1250GSが300万で買えるのに、50年前のバイクに200万は、とても出す気になれない。

私は「仕事のアシ」として、毎日ガシガシ乗り倒すので、突然止まってしまう旧車より、メンテナンスフリーの新しいバイクがやっぱりいい。

そしてサトウさん。

私と同じ還暦だけど、とても元気そうでよかった。

 

原さんとこでもらったアヘッド

今回の特集は80年代のバイクキッズなら、みんな知ってる「堀ひろ子」特集

40年くらい前、オンナ二人でアフリカ大陸横断(縦断?)したとき。

サポートのジムニーを運転してるのは、なんとじ~じ。

彼女も昔はじ~じの会社「日本レーシングマネジメント」の社員だった。