土曜は晴れの予報。ならば3年ぶりの墓参りに行ってこようと、朝6時に自宅を出発。
たしかバイクの高速割引があったはずと検索したら、土日限定割引があったので、ネットで申し込み。
ETCカード番号や、ETC車載器の番号も書かなければならず、ちょっと面倒だけど、これで37%安くなれば、お土産を買ってもおつりがくる。
高速料金も安くなるので、ふだんは使わない中央高速で帰ろう。
(関越道のほうが長野まで距離は短いが、練馬ICは自宅から遠いので面倒くさい)
と永福町から首都高に乗ったとたん、八王子まで渋滞中。
朝イチですり抜けはしたくないが、しかたない。
急に車線変更するクルマもいるので、ソロソロとクルマのあいだを進んでいく。
談合坂SAで休憩。
晴れの予報だったので軽装で来てしまったが、山間部は小雨が降っていてとにかく寒いので、ホットコーヒーで暖をとる。
バイク駐輪場は大混雑。
旧車から最新型、ハーレーからレーサーレプリカまで、ツーリングの人たちがたくさん集まっていた。
この先も雨の予報なので、カッパを着込んで出発。
次の休憩地「諏訪SA」
ここまでくると快晴であたたかい。
関越道250kmに対し、中央道は300km
やっぱり1時間は余計にかかるので、実家に着いたのは11時、
姉が出迎えてくれた。
姉夫婦と会うのは3年ぶり。
志賀高原のふもと、中野市にある義兄の実家から、3年前に引っ越してきた。
キッチンもリフォームしたらしい。
それにしてもどうして田舎の台所は、日当たりの悪い北向きに作るのだろうか。
日帰りの強行スケジュールなので、ゆっくりはしていられない。
1時間ほど世間話をして、墓参りに向かう。
実家からバイクで10分。
山のふもとにある市営霊園も久しぶり
帰りに近所の河原で「初ダート」
同級生夫婦の酒屋さんに寄って。
彼は2代目で高校生の夏は、毎年バイトをさせてもらった。
奥さんは私と小学校と高校の同級生。
彼とは中高の同級生で、結婚35年、交際期間は43年
コロナで飲食店への売り上げは減るし、酒の安売り店や大型スーパーがたくさんできて、子供たちに継がせられないそう。
ほんとうはお昼は地元のソウルフード、「ホームラン」のラーメンを食べたかったが、遅くなると高速が渋滞するので断念(もう中央高速では帰らない)。
帰りの関越で最初の姥捨PAで、おみやげにリンゴと柿、ラフランスを購入。
やっぱり走りなれた関越のほうが、近いし走りやすい。
心配した渋滞もほぼなく、2時に長野を出発して、5時半に無事帰宅。
往復プラスアルファで600キロの日帰りツーリング、
「逆走車が来たらどうしよう」
「前のトラックの荷台から荷物が落ちたらどうしよう」
「前のクルマが急に車線変更したら、どうしよう」
なんてことばかり考えながら走っていたら、ほんとうに疲れてグッタリ。
「目の奥」がジンジンしびれた。
実家は姉夫婦が住んでくれることになったが、義兄の実家を処分してきたので、あちらのご先祖様も一緒にお引越し。
なのでうちのご先祖様のいる場所が無くなり、私が引き取ってきた。
姉65歳、義兄75歳、いつまでもお墓の世話は頼めないので、墓じまいして東京のお寺で供養してもらおうか。
とはいえ私もどうなるかわからないのが、この世代のお墓事情。
とりあえず私が元気なうちは、毎朝供養させていただきます。