昨日はwasakenとデート、もとい映画を観に新橋へ。
試写会のチケットをもらったので、一人で観るよりと彼を誘って、観に行ったのはこれ。
「最後の忠臣蔵」
産経新聞社主催の試写会なので、観客のなかで我々が一番若いのでは?と思うくらい、大勢の人生の先輩が観にいらしていた。
主君の敵討ちを果たしたあと、16年後のお話し。
ひさびさにいい映画を観させてもらった。
やっぱり時代劇はこうでなくっちゃ。
討ち入りの前後、真実を後世に伝えることと、死罪になる浪士の遺族の世話を任された男と、大石内蔵助の遺児を託された男。
生き残ることを密命され、名誉の死を遂げられなかった二人のその後の人生.....。
派手な切り合いもなく静かに物語は進んでいったが、wadakenも私も娘を持つ親として、後半30分はあふれる涙でスクリーンがぼやけてしまい、周りからもすすり泣きが聞こえてくる。
そして意外な結末。エンドロールが終わるまで席を立てなかった.....。
wadakenも同じところでジーンときていたようで、感想を話そうにもすぐ思い出してしまい、お互いちょっと涙声に.....。
やっぱり時代劇はよい。
今の日本人が忘れてしまった「人として、男としての生き方」が、丁寧に描かれている。
12月18日(土)からの公開らしいので、しばらく映画館に足を運んでいない人にも、観ていただきたい。
軽く飲もうということで新橋へ。
実は昨日も新橋の主、Tさんとここで飲んでいた。
おばあちゃん二人でやっている、元「魚屋」でカウンターだけの居酒屋がお気に入りだったが、二人とも高齢のため9月で店を閉めてしまった。
が、また安くて旨い魚を食わせる店を教えていただいた。
新橋に飲みに来ていても、意外に知らない「烏森神社」にお参りしてから、飲みに行く。
焼鳥屋でおとこ二人、バイクや家族、自転車のことなど話は尽きない。
今日は遠いところ付き合ってくれてありがとう。
次は自転車で白石峠だね、wadaken♪
帰宅してから今日の映画を思い出して、寝ている娘をギュ~っと抱きしめてしまった。