リハビリを兼ねて自転車。
ちゃんとヘルメットもかぶるが、暑いしまだ思い切り漕げない。
Yちゃんは小学生のK太郎、Y次郎、3歳の愛娘Sちゃんのお母さん。
3人とも夏休みなので、朝から大変である。
お母さんがSちゃんに「じーじはどこに行ったの?」と聞くと、「もんもる~♪」と元気に答える。
まだ「モンゴル」と言えないが、とてもカワイイ♥
「じゃあ『ててちゃん』(テル)は?」と聞くと、これもまた「もんもる~♪♪」
これからは「らりーれいど♥もんもる」って呼ぶことにしよう♪
その「ラリーモンゴリア2011」も4日目が終わったのかな。
回線状況が悪いようでホームページもなかなか更新されないが、ゴビに南下する2日目で、いきなり朝帰りとリタイアが多数出たようだ
(それにしてもラリー状況がツィッターってどうなの?)。
モンゴルは2002年のラリーレイドモンゴルに出ただけだが、今でも目を閉じるといろいろな光景が、鮮やかによみがえる.....。
ウランバートルから南下するにつれ、まるでドライヤーの熱風のなかを走っているよう。
いきなりの暑さにカラダが慣れていないところに、路面は徐々に砂が深くなりハンドルは取られるわ、砂の中に隠れた岩でマシンは簡単にはじき飛ばされるわ........。
ザクザクの深い砂のダートが数十キロ続き、暑いなか何度も倒れては重いバイクを起こすうち、体力はなくなり疲労もピークに.......。
そしてヘロヘロになったところで、いよいよヤマ場の砂丘地帯に遭遇する。
ラリーモンゴルのルートは砂丘群には入らず周りを大きく迂回するので、それほどキツくない様に思われるが、それでも日本の固く閉まって走りやすい砂浜とはわけが違う。
私はこの延々と続く深い砂のダートが大嫌いだった。
大砂丘の方が走りやすいしアップダウンもあり気持ちいいが、深い砂は不意に足下をすくわれたりして神経を使い、埋まったり転倒しては体力を奪われ続ける....。
陽が落ちて暗くなってから走ると、高さ数メートルの小さな砂丘でも頭からダイブしてかなり危険。
10年前のラリーは国産250cc全盛だったが、今のモンゴルはKTMなどのパワフルなガイシャがほとんどなので、高さ数十メートルの砂丘でも簡単に登ってしまうが、そのぶん調子に乗ると下りでブッ飛んで大ケガするリスクも........。
こんな砂丘を走れるのはルートを知っているモンゴル人ライダーだけだろうが、可能ならGPSでショートカットしてみれば最高に楽しいし、軽量ハイパワーな最新マシンなら何の問題も無いだろう。
それでも本当のゴビの大砂丘群をルートに入れたら、脱出できない選手が大勢出て少ないスタッフでは大変かも。
菅原爺と尾上爺のジムニー対決は、今のところ菅原爺が優勢のようだ。
それでもなにが起きるか分からないのがラリー。
彼の地のおじいちゃん対決はまだまだ目が離せない。