R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

ワダ練

は昨日は久しぶりに自転車でツーリング、というかワダケンの地元で練習、(略して「ワダ練」)。
ドロップハンドルに乗るのは本当に久しぶり。考えてみれば6月12日の富士ヒルクライム以来...。
 
去年、私が自転車にハマるきっかけとなった、富士山一周120kmのイベント(レースではない)、「mt FUJIエコサイクリング」が今週末にまた開催される。
翌10月の「八ヶ岳グランフォンド160km」もエントリーはしているが、病み上がりの自分が果たして出られるのか、試す意味で参加表明はしていなかった「ワダ練」に、急きょ飛び入りで参加させてもらった。
 
事故でさんざん迷惑をかけた妻になんて言おうか....と悩んでいたが、意を決して土曜夜、「明日ワダケンたちと自転車乗りに行っていい?」と話すと、あっさり「気をつけてね」と返事が.........♪
 
事故後のドクターの説明で、「後遺症の心配があるので、1年間はハンドル握らないように」と言われた。
妻に「バイクもクルマも自転車も売ってしまおうか」というと、「どうせまた欲しくなるんだから、涼しくなるまで待ったら?」とのご意見。
事故から1ヶ月後の再検査で、アタマのなかの内出血が消えていて、クルマも飲酒もOKになった(自転車とバイクは聞いていないけど.........)。
街乗り用自転車も買って毎日乗りまわしているので、妻も「いつかは行くな」と思っていたらしい(読まれてる?)。
 
もちろん気を付けることは百も承知。今度やったら自主的に降りる(つもり)。
 
ワダケンから「暑くなる前に走りましょう」の提案で、朝4時起き、6時に埼玉は三芳町のワダケンの自宅に迎えに行く(自転車乗りは朝が早い............)。
 
今回の集合場所はさいたま市の「秋ヶ瀬運動公園」に7時。
ここは去年、妻の職場のバーベキュー大会に呼ばれて行ったところ。
 
パリダカ事務局S女史は、9月まで海外出張とのことだけど、そろそろ帰国でしょうか?)
 
やたらサイクリストが多くて、誰かに聞いたらここから千葉や秩父方面に行く「サイクリストのメッカ」とのこと。
この日も駐車場にクルマを停めている人は、ほとんどが自転車乗りだった。
 
7時集合で集まったのは9人。当初の予定は4人だったがみんな天気が良くて走りたくなったみたい。
 
ワダケンを先頭に荒川サイクリングロードを走り出す。
サイクリングロードとは名ばかりで、散歩の人&ジョギングの人多数に、これまたたくさんの自転車乗りが入り乱れて、極めて危険な多摩川とは違い、ここは走りやすい(両脇の雑草が生い茂っていて、道幅が狭くなっているのは、自転車同士がすれ違うとき、怖いものがあるが)。
 
川越のオフロードヴィレッジを横目に見て
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走りながらなのでピンボケ。
前日の大雨でコースは池のようだが、大勢のライダー&トランポが集まっていた。
 
ホンダ航空のエアポートわきでちょっと休憩。物見山を目指す。
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物見山公園に到着
スタートからここまで35kmだが、まだ9時前なので涼しくて走りやすい。
前回来たのは富士ヒルクライムの直前だったので、2か月前だった。
 
 
普段は大勢のサイクリストが来ているのに、今日はまばら。
聞けば今日は乗鞍でヒルクライムがあるので、みんなそっちに行っているのか。
 
手前の「大東坂」(大東文化大の横にあるのでこの名前)では、1キロの上りで全然足が動かず、全員に抜かれる........。
入院で5キロ体重が減り、「やった~これでヒルクライマー体型だぜ~」と喜んでいたが、無くなった5キロは筋肉だったらしい..........。
 
ここからスタート地点まで折り返しても往復70キロ。
今日はもうこれでいいかと思うほど、走れないことに打ちひしがれる(この先が思いやられる.................)。
 
「初参加の人もいるので今日はラクですから」と、ワダケンの甘い囁きに「だまされて」、また走り出す。
本当に足が回らない。っていうか力が入らず、足だけ別人のよう。
 
とりあえず前回の練習会でも立ち寄った、豆腐屋さんがやっている物産センターで休憩。
豆乳ソフトクリームを食べる
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走ると風が心地いいが、止まるとやはり暑いので、冷たいソフトクリームはご馳走である。
 
ここから今日のメインディッシュ、「白石峠」に向かう。
休憩しながらゆっくりペースで走っていたら、もう昼ごはんの時間。
なので通り道にある手打ちうどんの店に立ち寄る。
 
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今日初参加のミニベロH氏(正面)と、毎日15キロのジテツーで体重が15キロ減ったというS氏(右)。
「あと20キロ痩せます」ってどれだけ「のりしろ」があるの??w
 
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うどん屋のご主人は「ナガブチ」ファンか。
 
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私が頼んだのは「冷汁うどん」
麺もコシがあって美味しかった。
 
ここから白石峠を目指す。
峠自体は長さ6キロだが、そこまで数キロダラダラとゆるい登りが続き、だんだん足が動かなくなってくる。
 
峠手前の産直販売所で休憩(って休憩が多すぎる?)
私は登れるかビミョーだったので、ここで待っていようかと思ったが、とりあえず先頭が登ったら休憩せずに下山、登れなかった人は先頭が下りてきたところで下山することにして、みんなで登り始める。
 
入り口からけっこうな傾斜が続き、早くも胸のカラータイマーが点滅を始める,..............。
なにより登りはずっと上を向いているので、事故でムチ打ち気味の首が痛い。
かなり心拍も上がってきて鼻の奥がキナ臭くなってきた。
内出血したアタマのなかは毛細血管もブチブチ切れているはずなので、半分ほど登った見晴らしのいいところでストップした。
後続のYさん、「のりしろ20kg」のSさんも追いついてきて、3人で休憩する。
 
私はもうここで引き返すが、お二人は行けるところまでいくとのこと。がんばって❤
 
下ってきて待ち合わせ場所で待つこと30分。朝早かったので眠くて仕方がないが、なかなか帰ってこない。
 
やっと全員が下りてきたが、登頂できたのはワダケンとトライアスリートのプレイボーイI さん、そしてミニベロHさん(!)
 
趣味のスキーのトレーニングのため、毎日15キロのジテツーをしているそうだが、GIOSのクロモリ&小径タイヤで大したものである。
フツーのロードレーサーに乗ったら、きっとだれより速いのではないかな。
 
あとは集合場所まで戻るだけだが、ここから約40キロの市街地走行が、暑くて長かった。
 
途中、ときがわ町の山のなかにある「かき氷屋さん」でまた休憩(ホント休憩ばっか、これはグルメツアーか?w)
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大繁盛である。
 
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山から汲んだ水で作った氷に自家製シロップをかけて。
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わたしはマンゴーに自家製練乳がけ。
休憩ごとにジュースばかり飲んでいたので、もう食べれれないと思ったが、「ペロッと」完食。
もう一杯イケるかも。
 
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さいたまの山間部はサイクリストのメッカだが、どこのお店にもこうした自転車用ハンガーラックが置かれている。
東京ではお店に行っても自転車置き場がなくて困るが、こうした配慮によって自転車にも市民権が与えられ、家族づれのお客さんに混じって、サイクリストもたくさん来ていた(前述のうどん屋さんにもハンガーが置かれていて、われわれのあとに入ったオヤジサイクリストの集団は、みんな生ビールでゴキゲンそうだった)
 
本当に何百人のサイクリストとすれ違っただろう。
速い人たち、マイペースのソロライダー、人それぞれだけど手を上げて挨拶すると、返してくれるのが昔のツーリングライダーみたいでちょっとうれしい。
 
休憩&寄り道ばかりしていたら時間の経つのも早い。
荒川サイクリングロードや田んぼのあぜ道を、みんな疲れているのか「黙々と」走る。
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帰りにまたオフロードヴィレッジの横を通ったら、何かのレースがあったのか表彰式をやっていた。
司会の人がマイクでなにかしゃべっているのが聞こえてくる。
どうりで大雨の翌日なのに大勢の人が来ていたわけだ(みんなきっと「泥人形」かな)。
駐車場にはヨシトモさんらしき軽トラも?
 
走行距離120キロ(峠を登った人は130キロ?)
普通なら峠を3つくらい登って昼過ぎには帰る準備をしているらしいけど、今日は全然無理..........
本当に体力の無さを思い知った一日だった。
普通の自転車ツーリングや練習なら、風よけ役の先頭がどんどん入れ替わるものだが、道を知っているのはワダケンだけ.............
なので一日先頭を走ってくれた。
 
こんな調子じゃとても今週末の富士山も、来月の八ヶ岳も無理。 走っても楽しくないだろう。
私のローラー台とワダケンの3本ローラーを交換したので、また一から出直し............。
ハムストリングスを使って走る」なんてことも、すっかり忘れて「ガシガシ」漕いでいた
(シフトチェンジの仕方も忘れてた.......)
 
ハムちゃんをもっと鍛えて、次回は休憩の少ない「濃密な」ワダ練にしましょう。
 
参加された皆さんもおつかれさまでした。
 
今朝はひさびさの筋肉痛&とにかく眠い...........。
 
 
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あいかわらずパチモンジャージだけど、その帽子、どうみても「怪物くん」だよん♪