R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

毎日行きたい「こ~じ倶楽部」

三連休で妻と娘は蓼科のお山の家へ。
私は仕事があったがキャンセルになり、ワダケンおすすめの東松山「こ~じ倶楽部」へ、自転車の練習に行った。
 主催者の相澤(福島)康司さんは元プロロードレーサーで、ヨーロッパにも参戦していた。
 
沖縄出身でフランスのチームで活躍している新城幸也氏も彼の後輩で、帰国したときは必ず顔を出して一緒に走るとか。
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三連休の高速渋滞になる前にと、自宅を朝5時に出発。
関越もまだ何とか流れていて、6時半に到着したら、地元のワダケンはすでに着いていた。
 
金曜夜から激しい雨が降り、この日も東松山に向かう首都高は、雨が降ったりやんだり............。
ファラオでも雨に降られたことのない、自称「天性の晴れ男」
この日もお天気の神様はこちらに味方してくれたようだ。
 
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東京では考えられないお店の広さにビックリ。
他のメンバーもぞくぞく集まり、今日は生徒8人と盛況。
 
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この倶楽部のスポンサーであり、自身も60歳を過ぎてサイクリストに目覚めたというOママから、自転車の車輪をあしらったおにぎりをふるまっていただいた。
 
 
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さっそくクリートを調整されて、3本ローラーに乗らされる。
3本ローラーがずらっと並ぶ光景は、まるでスポーツジムのランニングマシーン。
 
この日のために10日も前からワダケンのローラーを借りていたが、また転んでけがをしてはと一人でやる気にならず、昨日初めて10分乗っただけ。
 
最初はみんなフラフラしてすぐバランスを崩していたが、こーじさんやクラブの人たちが親切丁寧に教えてくれて
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しばらくすると全員が両手ばなしで乗れるように。
クリートもちょっと調整しただけで、先日の峠練習でもギクシャクしていたのが、見違えるようにペダルを回しやすくなった。
ステムもちょっと長かったので、交換してもらう。
30ミリ短くしただけで、本当に走りやすくなった。
 
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このあとみんなで練習に出発。
近所の駐車場で8の字スラロームの練習。
曲がる側の足を開いて(ガニまた)、自転車を倒してコーナリング
バイクと同じようにできるかと思ったが、サスとエンジンがあるバイクと違い、自力で漕がないとならない自転車は、なかなかむずかしい。
 
車の通らない農道でガニ股のスラローム練習をする。
この繰り返しが上り坂で有効な、ダンシングの基本になるらしい。
外足側に全体重を乗せて、自転車を倒しながらスラロームをするのは、なかなかむずかしい。
どうしてもハンドルにしがみついて、体重が前荷重になるのが、私の悪いくせ(らしい)。
ふだん身内と走っていてもみんなシロート。
的確なアドバイスはもらえないので、どうしても自己流のポジションと走り方になってしまい、走り終わったあとは体中が痛くなる。
これもハンドルに無駄な力をあっけているためで、荷重を後ろにと言われても、なかなかすぐには治らず苦労する...........。
 
そんなことの繰り返しをやっているうちに、私を含めみんないつの間にか速くなっている。
 
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そしてお昼になり到着したのが、山の上のピザ屋さん「のこのこ」。
オーナー夫妻も自転車乗りで、こーじさんのお客さん。
 
ご主人が石がまで丁寧にピザを焼いてくれる。
 
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汗をかいたカラダにピザの塩っ気がたまらなく美味しい。
店内のテレビには、数年前こーじさんが走った「ツール・ド・ランカゥイ(マレーシア)」の映像が。
 
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ちょっとした上りも下ハン持ってダンシングすると、今までの「倍くらい」前に進む気がする。
この後ろ姿は紅一点のS女史。
こーじさんやクラブの人たちが走りながら教えてくれるので、彼女もスラロームやダンシングが、見違えるように上手くなった。
 
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この日の参加者と記念撮影
ワダケン、いつのまにかクラブジャージ着てるしw
 
練習を終えてお店に帰ると、焼き肉店のママがかき氷と冷麺を作ってくれた(本当にごちそうさまでした)
 
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私も思わずジャージを買ってしまい、こーじさんと記念撮影。
 
こーじさん、話し方や立ち居振る舞いから、新手のオネェかと思ったw
でもちゃんと奥さんとお子さんがいると聞いて、安心した❤?
 
本当に濃密な1日だった。
あまりに盛りだくさんな内容に、もともと知識も体力もない自分では、アタマもカラダもついていけない.....
 
クラブ員で今日1日スタッフで付き添ってくれたSさんは、私と同じく自転車歴1年らしいが、1年間ここに通ったおかげで、私とは雲泥の差が......。
  
自転車雑誌10冊読んでわかった気になるよりも、こういうプロに1回教わるのが一番確実な上達方法だろう。
「ハムで登る」なんて読んでも意味が分からないが、並走しながらうるさいくらい丁寧に(?)、教えてくれるこ~じさんの、松岡修三のようなアツいレッスンは、本当に分かりやすい。
 
いかに無駄な力を抜いて(ハンドルは握らず手を添えるだけ)、体重をハンドルでなく後ろ側にかけるかと、ペダルを「踏む」のではなく、「回す」感覚が短時間で身につく(はず)。
 
 
「毎日通いたいこ~じ倶楽部」。
もっと近かったら毎朝立ち寄るだろうけど、しばらくは毎週通わせていただきます❤