カフェしなの

TREK とKONAとEVILと、たまに1250 GS HP

GS伝説 その1

100GS乗りのYさんは自宅マンションの駐輪場がいっぱいなので、農家の友人の納屋にGSを置かせてもらっていた。
友人もバイク乗りでハーレーや「隼」など高級バイク数台と、1000万くらいするトラクターもあり、施錠してセコムも契約していたので安心、のはずだった....。

大型台風が通過した翌朝、友人から
「バイクが盗まれた!」
と連絡があり、セコムも切られてGSからトラクターまで一切が無くなっていた....。

警察から
「プロの仕業だから出てこないだろう」
と言われ諦めていたけど、2ヵ月後、再び警察から
「バイクが見つかった」
と連絡があった。

窃盗団を捜査していた警察がアジトを突き止め、踏み込んだときはすでに「もぬけのから」だったが、GSだけポツンと残っていて、泥だらけだったはずのGSは綺麗に洗車され、ワックスまでかかっていたそう。

時代劇で村の娘たちが「人さらい」にさらわれて、「女郎屋」に売り飛ばされるシーンがあるが、ひとりだけ器量の悪い娘がまぎれこんでいて、ドジな子分が盗賊の親分に
「なんでこんなの連れてきた!」
と怒られている風景が、ふと目に浮かんだ。

Yさんも
「喜んでいいのか悲しいのか分からない」
と複雑な表情だったけど、これも運命、もう二度とお前を離さないと言ってたとか。

ヤフオクではプレミアのつく2バルブGSだけど、1200GSのように海外で売れないのでプロは狙わないのかな。

Yさんが盗まれたと聞いて私も毎日事務所にGSをしまっていたが、この話しを聞いてからはカバーをかけただけで露天の駐車場においている。

「2バルブは盗まれない」

GS伝説がまたひとつ...。