R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

RIDE RED!

今回GSの修理をマックスフリッツさんの知り合いにお願いしたので、マックスS社長がレストアしたXLR200を、代車でお借りしている。
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土に還るくらいボロボロだったのを、こつこつレストアしたらしい
(本当はバイク屋さんが「趣味で」洋服屋さんをやっているのかな?)
 
たった数回ラリーに出たくらいでラリーストなんて、じ~じや「その道の人たち」にハズカシイので、ヤメテクダサイ.....。
 
XR系に乗るのは15年ぶりくらい。
XRはなぜか600から乗り始め、400が最後だった(フツーは250から徐々にステップアップするもの)。
納車の翌日600で行った闇ラリーでは、キャブセッティングがまるで合っておらず、真っ暗なお山のなかでキック1000回くらいやって、精魂尽き果て途方に暮れた。
 
次に行った闇ラリーではミスコースして凍結した路面で転倒&骨折。
11月の氷点下の群馬のお山で時刻は夜9時
危うく遭難&凍死しそうになり、また途方に暮れた。
 
それで嫌になり今度は400を買ったが、やっぱりキックは苦手。
買ってすぐ出た「かぶとむしエンデューロ」では、1周目にエンストしてからレースの終わるまでの2時間、雨で泥人形になりながらずっとキックして、やっぱり途方に暮れた。
 
そういえば一番最初に乗ったXR(XLR?)は、第1回ロシアンラリーに友人の250バハを借りたときだった。
誰に言っても信じてもらえないが、あれが生まれて初めてのダート体験。
ウラジオストック港からわずか数キロでからいきなり未舗装の道になり、「なんで道路に石(岩)が落ちてるんだ」と、文句言いながら走ったのも、今となれば懐かしい思い出。
 
 
このバイクもキックしかなく、ロシアの砂浜でエンストしてキック1000回
「ヒートしたときは空キックして生ガスを抜いて,,,,,」なんてこのときは知る由もなく、毎日最後尾なので最果ての地で置き去りにされる恐怖と闘いながら、必死にキックしていた...........
 
パリダカヤマハのワークスマシンで出て、不良ガソリン(軽油だったか?)を入れられてエンジンがかからず、バイクを蹴飛ばした映像が世界中に配信された某ラリーストみたいに、借り物のバイクでなければ私も蹴飛ばしたかったが、本当に途方に暮れた。
 
途方に暮れた思い出しかないXRだが、 その後S師匠からアフリカツインを買って置場がなくなり、さっさと手放してしまった。
以来KTMからGS乗りになり、ホンダとは無縁状態になっていた..........
 
この200のいいのはセルがあるところ。
マックスS社長も「当時はXR250の影に隠れて人気がなかったけど、本当はこれがいいんです」って。
同感である。
 
XRも650はセルがあって、TBI常連だったT先生の愛車だった(まだ持ってるのかなァ?)
闇ラリーのときこっちが一生懸命キックしている横を、「キュルキュル」ってセル一発で「お先~♪って」走り去っていったのを、うらめしく見ていた.....
 
生粋の「XR使い」や白タンクのKTMに乗っていた人は、「男はキック」 が不文律だろうが、チビッコに動きづらいオフブーツで足の長いオフロードバイクは、本当に腰に悪い。
しかも山でエンストするときはたいがいの場合、足場の悪いとこだったりで、本当に(本当に)腰に悪い。
いわきのお山や富士でヒートするとかかりにくいFCRキャブのXR600を、背中から「湯気」を出しながらキックしていた、S師匠の姿も懐かしい。
 
 
この200、セルもそうだが本当に乗りやすい。
200なのでパワーは望むべくもないが、山手通りを制限速度50km/hで、クルマの流れに合わせて走ると本当に気持ちがいい。
バイクに乗って「楽し~~♪」って感じたのは、本当に久しぶりだった。
 
こういうファンバイクに乗ると、1000ccとか100馬力とか、本当にそんなパワーが必要なのか、疑問に思う。
だって100馬力って「馬100頭分」ってことでしょ。
西部劇でもモンゴルの遊牧民でも、馬1頭でどんなところも走破してしまう。
かえってオーバーパワーのマシンほうが、結局振り回されて美味く走れないんじゃないかな。
 
アクセルなんて開けなくても都内なら不自由はないし、エンジンが出っ張ってるGSと違い、すり抜けも駐車もラクチン❤
たぶん林道に行ってもフニャフニャサスと非力なパワーで、オーバーパワーなマシンより思う存分振り回せて、楽しいはず。
まさにホンダの合言葉「RIDE RED!」ってカンジかな(ちょっと違うか..........)。
高速道路は危ないし、楽しくなさそうなので乗りたくないが................
 
 
今年のバハはM井さんやミヤちゃんが、戸井十月さんと参戦するらしい。
彼らのことだからきっとXR650あたりをチョイスするのかな。
 
私にはとても真似のできない、アタマのネジが数本ゆるんでいる人たちのレース「バハ」も、もともとはホンダ車のプロモーションから始まった(はず)。
 
S社長、楽しいバイクをありがとう。
もう少しこの200、楽しませてください♪