朝、娘を驚かせてやろうと雪がしんしんと降る真夜中に、家の前の道で雪だるまを作ったが、それでも気温が高いのか水気を多く含んだ雪はベチャベチャで、なかなか固まらない。
もっとガンガン降らないかなと楽しみにしていたが、今朝起きてみると雪はすっかり止んでいたが、今日、妻は仕事場の大宮に7時半までに行かないとならないので、雪が降って電車のダイヤが乱れることに腹を立てていた。
私もクルマはスタッドレスを履いているが、娘を保育園まで送って行くのは徒歩だったのを、すっかり忘れていた。
先日の帰省で雪が嫌いになった娘は、歩かせようとしても「ちゅるちゅるしゅべる(滑る)~」と、私に抱きついて歩こうとしない。
結局保育園までずっと抱っこ。
インフルエンザが流行っているらしいので、元気に登園してくれるだけでありがたいのかもしれないが。
帰宅して自宅前の雪を掻き、さっそくクルマでドライブしてみた。
大通りはすでに雪が無いがノーマルタイヤのクルマが慎重に走っているので、どこも渋滞している。
歩道を歩いている人たちも、そこかしこでツルツル滑ったり転んだり。
雪国の人から見ればたった数センチの雪で、交通が麻痺してしまう東京は奇異に映るだろう。
ふだん自転車で大崎駅まで通っている妻は、昨日の雪で駅の駐輪場に自転車を置いて来た。
車道の雪は溶けたが日陰は凍結しているかもしれないので、6時に妻を大崎駅まで迎えに行き自転車をクルマに積んで、保育園に娘を迎えに行った。
日本海側は今週いっぱい大雪らしい。
田舎では老人の家の前の道路は雪かきをする人がいないので、走っていてすぐ分かる。
実家の前も片付けられない雪が凍っているだろう。
父や母が滑って転んでケガしないことを、祈るしかない。