R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

子供のころ

昨日は注文していた自転車用ヘルメットの、インナーパッドを取りにいつもの自転車屋さんへ行った。
 
ペンナローラかっこいい。
フェラーリやドカティのカーボンパーツを焼いている窯で、フレームを作っているらしい。
でもフレームだけで50万。
カンパにマヴィックのホイール組んだら100万は、「原動機無し自転車」としていかがなものか。
 
ヒルクライムママチャリの初音ミクにちぎられてるよーじゃ、まだまだ「ブタに真珠」だろうナ。
 
チタンフレームの新車もあったが、お店のイチオシはステンレスフレームとか。
 
ステンレスと聞くと「流し台」しか思い浮かばないが、実はチタンより希少金属で、世界中で在庫があとわずからしい。
日々劣化していくカーボンは賞味期限があるので、急いで乗らないとならないが、錆びずに劣化しないステンは、長い相棒になるそうだ。
 
でも私が気になっているのはおととしからずっと売れなくて、天井に吊りっぱなしのデローサのクロモリフレーム。
 
いつかこれにカンパを組んで乗ってみたいと、妄想は膨らむ一方なので、早々にお店を退散した。
 
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おととし自転車を買ったとき、ヘルメットも一緒に購入して以来なので、スポンジもヘタり裏地もはがれていた。
バイク用ヘルメットは安全のため2年おきに買い換えているが、こっちは大汗かいては洗ってと、かなりのヘビーローテーション
 
交換してみて驚いたのは、フィット感が段違いによくなったこと。
インナーを替えるだけで、こんなに気分が晴れやかになるとは思わなかった。
 
天気も良かったので久しぶりに、仕事で都内を走り回ったが、やっぱり自転車は気持ちがいい。
 
で、立ち寄ったのが今話題のここ
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金持ちシニア向けに作られたという、代官山蔦屋書店。
リンドバーグも入ってるらしい。
 
ではなくその敷地内に昨年12月にオープンしたこちら
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電動自転車専門ショップ「MOTOVERO代官山
 
母体は環七にある大きなバイク屋さんで、オーナーのM田さんとは25年以上の付き合い。
私がバイクでなく自転車で立ち寄ったので、驚いていた。
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このお店、一日平均3000人が来店するとか。
もちろんほとんどが私のような「観光客」なので、通りすがりの人が買う訳ではないが、環七のお店では月に1度見るか見ないかのアメックスのブラックカードが、毎日「フツーに」、それもベビーカーを押した若いお母さんから、提示されるそうだ。
おそるべし代官山........
 
帰りはヒルサイドテラスわきの坂を下り、まだ営業前のバッチョーネでコーヒーを御馳走になった
(Kさんいつもアリガトネ)。
 
週末に実家で見つけた古い写真
 
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たぶん5歳くらいの私と、父親の90ccカブ。実家から30分くらいの親戚の家の前か。
 
実家にはクルマがなかったので、物心ついた頃からこのカブが、私にとってのアシであり「魔法のじゅうたん」。
 
父の前にチョコンと座り、このカブでどこでも行った。
この写真も雪景色だが「子供は風の子」、寒いなんてちっとも思わなかった。
 
スピードは出さない父だったが、小さなカラダに風を受けながら、走り去る景色を眺めるのが大好きだった。
 
小学生になると後ろに座ったが、たまに居眠りして落っこちたこともあった。
もちろんノーヘルだが、不思議とケガをした記憶はない。
 
中学生くらいから一人でチョコチョコ乗り回していた。
16になって小型二輪免許試験の前夜、ちょこっと「練習」で走った市道で「人生初ネズミ捕り」。
後日、「無免許&スピード違反」で父と家庭裁判所のお世話になったのも、今となっては懐かしい。
 
この写真をじっと眺めていたら、思わず涙で写真がぼやけた。
父との懐かしい思い出が走馬灯のようによみがえる、私にとっての「原風景」である。