R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

楽しかった?

作家の曽野綾子氏が産経新聞で連載しているコラムに、「連休を減らせば日本人はもっと勤勉になる」と書かれていたが、本当にその通りだと思う。
政府は祝祭日を無理やり動かしてまで、欧米に倣うように中途半端なロングバケーションを推奨しているが、休みがあってもお金がない人がほとんどだし、「休むことは悪」とDNAに刷り込まれた日本人は、上手な休日の使い方が分からない。
 
ならば連休は3日もあれば十分だし、土曜も午前中仕事の「半ドン」に戻せば、もっと休めることのありがたみも増すだろうし、景気も回復すると思うのだが。
 
私は1日、2日も仕事の予定がないので、9連休みたいなものだが、妻は5日と6日午前中だけ仕事。 
天気は心配だが妻が娘と一日中、一緒にいられるのは4日だけなので、お約束の上野動物園へ(ウチも休みの使い方がヘタな日本人である)。
 
 
5月4日の上野動物園は、子供の日の前なのか無料。
そこに連休も重なり、前回の何倍もの大勢の人が押し寄せていた。
 
パンダは2時間以上待ち(!)
ただのしろくろのクマに、そんな時間をかけるのはもったいない。
(我が家ではパンダは「空想の動物」ということになっているので、娘もそれほどパンダに興味を示さない)。
 
もう少し大きくなったら平日に、私が連れて行ってあげるから、それまで待っていておくれ。
 
パンダを飛ばしてもあまりの人の多さに、通路を歩くのもひと苦労で、ゆっくり見ることもできない。
 
まだ腰が痛いので娘にはバギーに乗って欲しいが、無理やり乗せようとすると発狂したように泣き叫ぶ。
「あるく~」というのでバギーから下ろすと、すぐ「だっこ~」.........
しかたなく妻と私が交互に抱っこする。
 
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やぎやウサギにさわれる「ふれあい広場」も、ヤギ1匹に数十人の子供が群がり、小さい子ではなかなかふれあえない。
 
事前に葉っぱを数枚摘んでおいたのを娘に持たせると、目ざといヤギたちがあとを追いかけてきて、ムシャムシャ食べていた(本当はエサやり禁止だが)。
それを見た他の子供たちが、枯れ葉を拾ってヤギに与えるが、そんなものは見向きもしない。
 
動物より「和・洋・中」と?、いろいろな「人」を見に行った感じで、私も妻も「人酔い」してしまいグッタリだが、親子連れが多くて本当に少子化なのか、毎回不思議に思ってしまう。
 
午後になり雨も降ってきたので、大慌てで上野駅に戻るが、こちらも改札は大混雑。
やっと電車に乗った頃には娘も疲れて寝てしまったが、遠方から来ている人はここからまだ何時間も、移動しなければならないことを思えば、40分で帰宅できることをありがたく思わなければならない。
 
ヘロヘロになって帰宅したが、ベッドで娘の満足そうな寝顔を見ると、疲れも吹っ飛んでしまうのは、本当に不思議な感覚だ。
 
 
オーディオのスピーカーが鳴らなくなったので、5日の日曜、オーディオオタクのA君に見に来てもらった。
 
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妻が午前中仕事なので、娘が「接待中」の図
 
「おにいしゃん、いっぱいどーじょ~」って❤
 
A君の友人であり、スキンヘッドでパッと見「ビリー隊長」か「ウェズリー・スナイプス」の、我がマンションの住人Jさんも、娘の「濃密な接待」を受けてメロメロ。
 
不調の原因はスピーカーでなく真空管アンプのようで、A君に修理できるお店を紹介してもらい、A君が持ってきてくれくれたBOSEのミニアンプをお借りすることに。
 
バイクと同じで自分でいじれるなら楽しいし、維持費もかからないのだろうが、旧いものは本当にお金がかかる。
 
A君いわく「このCDプレーヤーも、ソニーがCDを普及させるためにオーバークオリティーで作っているけど、30年近く経った今でもこうしてフツーに動くのは、奇跡です」.........。
 
義父が大事に使っていたからだろうが、バイクといいオーディオといい、モノのありがたみを知らないオトコに回って来てしまったことを、申し訳なく思う。
 
連休中ずっと母親と一緒だったので、昨日も朝、妻が出かけるとき「行っちゃダメ~」って大泣きだった。
 
自転車でお出かけしようと誘うと、「うん」って。
「これ着る~」って持ってきたのは、めいっ子からのおさがりだが
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2歳2カ月で13.8kgのムッチムチの彼女が、このライムグリーンのタイツを履くと、3年前に亡くなった彼を思い出し、ちょっと目頭が熱くなる。
 
昨日夜NHKでやっていた、津波でお母さんを失くした女の子の1年間のドキュメンタリーを見て、もらい泣きしてしまった。
 
「神さまは乗り越えられない試練は与えない」って言うけど.................。
 
三沢選手、享年46歳、早すぎる死に合掌。