毎月届くJAFメイト
先月号は菅原爺だったが、まさか2カ月続けて知り合いは出ないだろうと思ったら、じ~じと同じ「だからクルマと生きてきた」のコーナーに、立花さんが登場していた。
「技術者は職人たれ」
御歳70にしてガンコな職人気質らしいコメントである。
「そんなこと言ったって、今は景気が悪くて.....」、なんて声が聞こえてきそうだが、景気が悪くてもいいものはちゃんと売れている。
敗戦後のなにもない焼け野原から、めざましい復興を経験した立花さんたちから見れば、「ほんのちょっと」景気が悪くても、飢え死にする人は滅多にいない。
要は情熱とやる気さえあれば、なんとでもなると思っているはず。
友人I君の奥さんがコンビニでバイトを始めたので、毎日賞味期限切れの弁当が食べられるのかと思ったら、今は即廃棄処分らしい。
先日テレビでセブンイレブン物語みたいなのをやっていたが、24時間営業のコンビニが無駄に乱立したぶん、途上国の腹をすかせた子供全員を救えるくらいの食べ物を、毎日大量にゴミとして捨てていることは、立派な犯罪だろう。
いい仕事が見つからないと働かずに、生活保護を受けている人たちには、現金でなく賞味期限切れの弁当を「配給」すれば、おなかもふくれるし国の支出も減って、一挙両得。
昔から言うでしょ。
「働かざる者食うべからず」って。
バッチョーネのオーナーKさんから、GSの売却相談を受けた。
あまり乗らないので、子供の学費とお店の改装費にしたいとのこと。
週1回、少年野球の応援に奥さんと行くときしか乗らないので、今まで何度か手放す話しはあったが、奥さんのYちゃんがことのほかGS好きで(奇特な存在である)、毎回売っちゃダメと言われていた。
それでももっと大事にしてくれる人に嫁いだほうがバイクのためだろうと、しぶしぶ了解してくれた。
元の持ち主は菅原爺のパリダカ仲間、横川さん。
以来、ずっと事務所に保管して大事にしてきたのを、数年前Kさんが譲り受けた。
お店に取りに行きランチをごちそうになり、とりあえずマックスフリッツSさんに見せに行く。
この本も見せられた。
私のキャンプは2007年のファラオが最後で、以来キャンプと名のつくものは行っていない。
もともと荷物満載のキャンパーではなく、凝ったアウトドア料理もつくらない私にとって。キャンプとはラリーの通過地点にすぎないと思っていた。
最近はマックスさんやまるてんさんのように、キレイな女性をはべらせて(?)美味しいものを食べるキャンプも、楽しそうだなァとは思うようになった。
娘のオムツが取れたら、まずはクルマでキャンプデビューしてみたい。
そのあと立花さんの家に立ち寄り
「マスター」にコーヒーを淹れていただく
昔がんばったから、今があるんだろうなぁ。
私も20年後はこうなりたい。
立花さんも横川さんのGSは知っていたが、見るのは初めてとか。
「1台どうですか?」って聞いたら、「オレ、ツーリングバイク乗ったことないんだよね」って。
なにやらまたBSAのすごいヤツを手に入れたそうで、毎日ガレージにこもっているらしい。
で、かんじんのGS
800cc 1988年(昭和63年2月)登録 31300km走行 車検は平成25年7月までで、80万ならお買い得?
GIVIのパニアケースが片側だけあり。
オフロードはプロの横川さん、
以前聞いたとき「転んだ記憶?ないなぁ」って。
パワーのある100でなく80を選んだのも、回転が滑らかで車重は変わらないのに、100より軽量感があるから。
バッチョーネのKさんもダートは未走行。
なので無茶してコースを走っては転びまくっている、そこらのGSのように、フレームに変なよじれもないはず。
横川さんのころに比べ屋外でシートカバー保管だったので、それなりにサビはあるけど、100に比べて圧縮比が低いので、平地で簡単に押し掛けできるのがよい。
本当は私の100を売ってこれ欲しいけど、見かけによらずお金かけすぎてるので、手放せないのがつらいところ。
道楽オヤジのシーナ先生あたりが買ってくれれば良かったんだけど、もうこれ以上増車できないって(ホントか??)
もうデュークもそろそろいいんじゃないの、って無理やり試乗させたら、かなりゴキゲンだったみたい。
家帰って奥さんとよく相談してネ❤
って誰か欲しい人がいたら、ちゃんとしたヒストリーのあるGSをぜひ。