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S女史の願い その4

その4 これが最後
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S女史(志賀さん)のアフリカでの活動範囲は、本当に幅広い
 
舗装されている道はほとんど無く、砂漠化が進んで通れない地域も増えているだろう。
 
海のあるセネガルは漁もできるし貿易も盛んだが、内陸のマリやモーリタニアはそうはいかない。
 
砂漠化に歯止めのかからないアフリカで、井戸を掘ったり学校を作ることは、文字どおり「焼け石に水」かもしれないが、この記事を読んでこの企画に賛同してくれる人がいてくれたら、とてもうれしい。
 
三者を通じて発展途上国に募金や寄付をしても、その国の有力者や権力者に搾取されて、本当に援助を必要としている現地の人に、いくら渡っているのかまるで分からないので、寄付する側も窓口となる相手を、見極めることが重要だろう。
 
私も寄付をするときは、信用できる人が運営していることを、判断基準にするようにしている。
 
もともと志賀さんは岩手でボランティア中のシューセイさんから紹介された。
 
大手の義捐団体は職員も大勢いるし、新聞やメディアで宣伝もたくさんしているので、経費も莫大なものになるだろう。
志賀さんのように口コミだけでやっている団体のほうが、必要最低限の経費以外は寄付したお金を、現地で有用に使ってもらえるはずだ。
 
1か月、いやせめて2週間でも時間が取れたら、志賀さんのボランティア活動に参加したいが、子育てもあるのでしばらくは無理(営利誘拐も多いらしい)。
 
報告書に添えられていた志賀さんの手紙には、「フランスやアフリカ、ロシアなど回るので、帰国は半年先かも」と書かれていた。
 
世界中を飛び回っているS女史を、陰ながら支えているのはご主人のノブさん。
いつ帰ってくるか分からない、「鉄砲玉」の奥さんを、日本の自宅でじっと待つのも、本当に大変だろう。
 
手紙には「帰国したらまた食事会をやるので、奥さんとお嬢さんと一緒に来てね」とも書かれていた
 
今までフルーツを一切食べなかった娘が、おとといから巨峰をバクバク食べていて、これもまた心配......。
 
なので次回、食事会に招かれたときは、きっとその旺盛な食欲に驚かれるだろう。
 
よくあるボランティアのように、「私がやらなければ誰がやる!」みたいな気負いもなく、 大変でも楽しみながらやっているように見えるのは、気のせいか。
 
本当に素敵なボヘミアン
 
S女史&ノブさん、再会できる日を楽しみにしています。
 
SAVE AFRICAホームページ