R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

一人プチフォンド

週末は家族で蓼科のお山の家へ
 
横浜マラソンも近いので練習したいが、ここには坂しかないので走るのはちょっと(かなり)つらい.....
 
自転車(リドレー)も去年の八ヶ岳以来乗っていない(って1年ぶり............)
 
ならばとリドレーも「こっそり」積んで金曜夜に出かけた。
 
翌土曜日
6時前に起きてストレッチしてから、ひさびさにジャージを着て、諏訪南ICを目指す。
 
標高1500mの山荘から、いっきに700mまでR299を下って、エコーラインを横断し諏訪南ICまでの25キロ。
 
往路はずっと下りだし、エコーラインも平らだからと、なにも食べずに出かけたが、クルマやバイクでは気がつかなかったが、意外にアップダウンがきつい。
 
ふだん都内でちょこちょこ自転車には乗っていたので、「大丈夫かも」なんてタカをくくっていたが、こんな平地でヘロヘロしていては、先が思いやられる。
 
10キロほどずっと下っていると、寒さで手の感覚もマヒして来た。
 
もうやめて引き返そうかと思うほどおなかも空いてきたが、インターの手前にファミマがあるのを思い出し、とりあえずがんばってペダルを踏む。
 
やっとファミマに到着
ここまでで1時間かかってしまった。
 
 
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山荘を出るとき妻に「1時間半くらいで帰るよ♪」、な~んてエラソーなことを言ってしまったが、復路はほぼ全線上り坂。
いったい何時に着けるのか、ちょっと(かなり)不安になる..............
 
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熱いお茶どらやきで生き返る。
一緒に買った一口ようかんは、あまりの空腹にすぐ食べてしまった。
 
本当は7時半に帰宅して、家族でドライブにでも行こうかと思っていたが、こりゃ2時間じゃ帰れないなぁ..........。
 
悩んでいても仕方ないので出発。
インターからエコーラインまで、2キロくらいずっと上りで、早くもゼイゼイ(ナサケナイ........)
 
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エコーラインにある眺めのいい橋も、上りがきつくて景色を見る余裕がない。
 
R299メルヘン街道に入った頃には、いつ妻に電話して迎えに来てもらおうかと、そんなことばかり考えながら、ヘロヘロ走っていた。
 
R299の登り坂を走りながら、自転車を買って初めて行ったヤビツを思い出していた。
 
あのときは本当にナメきっていて、自走で60キロ走ったあと、ヤビツ峠の入口でもうボロボロ。
何度休んだか分からないほど休憩しながら、なんとか登頂した。
 
今回も1年ぶりとはいえ、こ~ぢクラブでトレーニングしたり、富士ヒルクライム八ヶ岳グランフォンドも経験してきた。
 
こ~ぢさんに教わった、ハムストリングスを使うぺダリングを思い出して、ペダルを踏むのではなく「引き上げる」感じで、必死に漕ぐ(当然ギアはずっとインナーロー)
 
R299から麦草峠に曲がる角にある、別荘事務所でひと休み
本当にひざがカクカク言っていて、ビンディングが外れず立ちゴケしそうになる。
ここまでですでに2時間経過。
 
心配しているだろう妻に電話すると、娘を連れて散歩がてら、こちらへ歩いているという。
 
あと3キロくらい(たぶん)がんばろうと、つりそうな足をだましながら路肩をヨタヨタ登っていく。
 
大きなカーブを10ほど超えて、やっと別荘地入口に到着。
 
ヒルクライマーたちはこのまま12キロ先の麦草峠山頂まで、いっきに駆け上がるのだろうが、今回はもういっぱいいっぱい
 
別荘地内はいくぶん平坦なので、ペダルが軽く感じて生き返った気持ちがする。
 
妻と娘を探しながら走っていたら、山荘に着いてしまった。
 
と、山道のほうから娘の歌声が聞こえてきて、娘の名前を呼ぶと「パパ~」と駆けてきた。
 
山荘の階段も上れないほどヘロヘロだったが、私の胸に飛び込んできた娘をぎゅーって抱きしめたら、疲れもどこかに飛んでしまった(ような気がした)
 
シャワーを浴びて鏡を見たら、頬がゲッソリこけていた............
なんか今日一日分の仕事を終えてしまったよーな。
 
横になってゴロゴロしていると、娘が「パパ、こしとんとんしてあげる」って
ちっちゃな手で背中を叩いてくれて、思わず「じ~ん」
 
結局この日は近くを散歩して、自生の山栗を拾ったり、たき火して時間を過ごした。
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去年来たときはまだヨチヨチだったのに、「とんぼしゃ~ん、まって~」と走り回っていた。
 
ほんとうに大きくなったね
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こんなところも一人で登れるようになった。
彼女にとっては「大冒険」
落っこちないかとおとうちゃんはヒヤヒヤしながら見守る。
 
「とかげしゃんいた~」と言って、ヤモリを捕まえる娘。
 
「パパ~」と誇らしげに見せるが、爬虫類はちょっと.....なんだよね
 
キノコもいろいろあったが、野生のものはちょっと苦手。
 
子供のころ秋になると、家族総出で山にキノコ狩りに行った。
晩ごはんにキノコ汁を食べたあと、母が「気持ち悪い」と言ってトイレにこもってしまった。
 
父が「ワライタケに当たったかな」と言ったが、マンガやコントでワライタケにあたると、おなかを抱えて笑っていたので、真っ青な顔してつらそうな母親を見たとき、「ワライタケは笑わない」という現実を知り、以来キノコ汁は食べられなくなった。
 
 
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採ってきたドングリやクリでお料理中
なにが出来るのかな??
 
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「はい、どーじょ」と出されたのがコレ。
「くりごはんでしゅよ~」って
 
「おいちーねー、もぐもぐ」と言って食べたのは、言うまでもない。
 
ごちそうさまでした❤