今回お山の家に行ったもう一つの理由が、これ
オペラ&クラシックキチガイの義父が、この山荘でずっと聴いていたオーディオを入れ替えるので、前回に続きまた私が引き取ることに。
上がパワーアンプ、下はCDプレーヤーとプリアンプが一体になっている。
マニアでないので名前も聞いたとことなかったが、20数年前、義父が仕事でアメリカに赴任していたとき現地で購入し、その後の赴任地ロンドンなどでも、ずっと聴いていたらしい。
むかしテレビとビデオデッキが一体になった、「テレビデオ」というのがあったが、まずビデオデッキが壊れてしまい、新たにデッキを購入する際、結局テレビも買い換えた。
なので「CDプレーヤーが先に壊れたらどうするのかな?」と思ったが、
義父曰く20数年トラブルはないとのこと。
とりあえずクルマに積んで帰り、オーディオマニアが高じてオーディオ関係の仕事をしているA君に電話。
「スペクトラルって知ってる?」
「もちろん知ってますよ、どうしましたか?」
「またお父さんにもらったんだけど、前に買ったアンプもあるし、どうしたものかな?」
「じゃあ見に行きますよ」
ということで昨日来てくれた。
義父曰く「アメリカでも100万以上した」というが、A君も「これ日本で買ったらセットで200万以上しますよ」って.......
「でもマニアックすぎて正規品でもあまり値段がつかないので、あちらで買った並行モノだとなおさら......」
義父は今度はアンプもCDレコーダーも国産にするらしいが、それでも100万近いらしい(ケーブルが高いとか)
なのでこれを売って新しいオーディオの足しにしてもらおうと思ったが、買い取り業者の下取りだとバラして修理する手間があり、販売価格の数分の1とか。
A君も「真空管アンプと2セットあれば、いろいろ聞き比べられて楽しいですよ」って。
だからマニアじゃないから楽しくないっつーの。
接続コードもアメリカ製の「MIT」じゃないとダメとか。
A君にスピーカとつないでもらって、「ほら、やっぱりこっちのほうがいい音でしょ」って言われても、正直違いが分からない.................
ネコに小判、ブタに真珠、しなのにオーディオとはこのことか。
そろそろ暮らしをシンプルにしておこうと、事務所にあったソファセットも人にあげたり、バイクやクルマの古い本や、古くなったキャンプ道具やウエアもだいぶ処分した。
本当は大きなスピーカーも邪魔で、義父が聴いているセレッションの小型スピーカーが欲しかったが、「これはまだ聴くから」ともらえなかった(残念)
とりあえずこのまま聴こうと思うが、ピアノの上ではピアノがかわいそう
クアドラのオーディオラックなんて高くて買えないので、イケアか島忠ホームセンターに行って、キッチンワゴンでも買ってこよう(やっぱり「しなのにオーディオ」か...........)
。