R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

本牧奇談

昨日は横浜マラソン
 
ぎっくり腰になったり風邪をひいたりで、今回は一度も練習で走っていない,,,,,,,。
とりあえず制限時間の70分間、目を閉じて歯を食いしばって足さえ動かしていれば、なんとか完走できるだろう。
 
今年一番の寒さというので、妻と娘はゴールに間に合うように来てもらうことにして、朝7時半に自宅を出た。
 
池上線に乗ったとたん、おなかがギュルギュル~
これは横浜まで絶対もたないので、最初の乗り換えの旗の台駅のトイレに駆け込み「ハァ~」。
 
東横線に乗り換えるとジャージ姿のランナーが続々と乗りこんでくる。
目的地の「元町中華街駅」に着くと、そこは「ジャージの街」
 
駅のトイレもスタート地点の山下公園の仮設トイレも長蛇の列で、先に済ませられたことにホッと安どする。
 
こういうのを「緊張性大腸炎」というのか、早朝のイベント前には必ずおなかがグルグルする。
 
ファラオラリーのときも明け方に野グ○したにもかかわらず、スタート時間が迫ると猛烈な便意を催す。
 
スタートしたすぐ先の路肩で、バイクに隠れてしゃがんでいる横を、他の選手たちが砂煙をあげて走り去るのも、毎朝おなじみの光景。
 
私のような人間は世界中にいるらしく、しゃがんだ先には見知らぬ誰かのケツが、一つや二つは必ずあって、
おたがい奇妙な連帯感があった。
おかげで世界中どこでもクルマの陰や草むらさえあれば野グ○ができるようになり、
山下公園のちょっとした草むらでも大丈夫♪って妻に自慢したら、
「犬じゃないんだから」って............。
 50の大人の言うことじゃないか。
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今回のメンバーはもう20年以上、一緒にこのマラソンに参加しているYさんと、今年も参加のお嬢さん(高3)、
それにYさんの会社のS君とK君も、去年に続いての参加。
われわれは10キロだが、Yさんの友人のK女史は20キロにエントリー。
先週は神戸マラソン(フル)に、伴走者として参加して、2周続けて参加のツワモノ。
 
来年はSSER主宰のゴビマラソンがあるらしい。
ゴビ砂漠を250キロ、6日間かけて走るって、砂漠で何度も死にかけた私には出る人の気が知れないが、サハラマラソンとかも応募者多数らしいので、自分の限界に挑戦したい人は死なない程度に、チャレンジするのもいいのかもしれない。
 
私はワダケンらと結成した自転車クラブ「青山双輪會」のジャージで参加。
てっきりメンバー(会長)のYさんも着てくるかと思ったら、「あっそーか、忘れてた」って.....
 
ジャージを作ったのに全然自転車に乗っていない私に、Yさんのフェイスブックでワダケンから「マラソンがジャージデビューですか」と、イタいご指摘もあり。
 
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32回目を迎える今年も、10キロクラス3000人以上、ハーフ2000人以上と大盛況のスタート
寒いけど太陽も出てきて、今年もベストコンディション
 
携帯アプリの「マイマップラン」を起動して、「時速10km/hで60分内完走」を目指す
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あまりの大人数にスタート直後の陸橋で大渋滞中
 
こんな調子じゃ時間内完走に間に合わないかも.....
 
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途中で5キロ折り返しのランナーとすれ違う。
もっとペースを上げたいけどそんなに練習してないので、無理せずガマンの走り
 
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横浜マラソンのルートはさびしい本牧の倉庫街を走るので、一人なら面白くもなんともないが、今日だけは沿道に即席の応援団が。
少年野球の子供たちや保護者の皆さんが、「がんばれ~」とハイタッチで応援してくれた
 
5キロの折り返しで30分と予定通りだが、もうちょっとペースアップしようと欲が出て、時速12キロにあげてみた。
ゴール前1キロの陸橋の上りでは、バテてアシがもつれるがあとは気力で走るだけ。
 
ゴール前の直線で待っているはずの、妻と娘を探しながらゆっくり走っていると(目が悪いので)、
 
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「ぱぱ~!! がんばれ~!!!!!」と娘の声が
 
去年はまだ小さくて、パパがマラソンを走っているのもわからなかったが、今年はもう「おねえさん」(ご本人談)
 
駆け寄ってぎゅ~って抱きしめたかったが、私と家族のあいだにはハーフマラソンゴールラインがあって、これ以上近づけない
 
ならば来年はハーフに出てやろうと、ひそかに心に誓ったりして
 
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結局1時間でゴール。去年と変わらず
娘と感動の再会を果たし、人目もはばからず何度も熱い
 
Yさんら他のメンバーも55分~59分と、だれも40分台はおらず。
来年はもっとがんばろうネ

完走してもらうアクエリアスを「飲みたい~」って
 
このビミョーな味は飲めないだろうと思ったら、意外にも「おいち~」と全部飲まれてしまった
この手の健康飲料は糖分が多いので、甘いジュースと同じで子供には飲ませたくないのだが.......。
 
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60歳以上の完走者へ記念品のコーナーには、長蛇の列が。
みなさん本当にお元気である
Yさんと「いつかここに並ぶ日までがんばりましょう」と誓い合う
 
着替えてお楽しみの中華街の食事に向かう途中、
マリンタワーの前のいちょうの落ち葉に、大興奮中
「よいしょよいしょ」
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イチョウ放射能が蓄積しやすいなんて、どこかで読んだ気もするが、これは子供なら誰でもやりたいことだから仕方ない。
 
疲労で足がカクカクしているが、娘はお構いなしに「抱っこ~」
 
山下公園から中華街までの数百メートルが、マラソンよりつらかった...............
 
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中華街はあいかわらず大勢の人でにぎわっている
お寺では中国式の結婚式も行われていて、気分は「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
 
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どこのお店も混んでいて予約なしで9人は難しいかと思ったが、Yさんが見つけてくれたお店に入れた
 
ひさびさにお会いしたYさんの奥さんから、「しなのさんに子供がいるってのが、どうしても信じられない」って。
それも「おいちーでちゅか~」なんて親バカ全開の私を見るのも、「あのしなのさんがネ~」って、本当に驚きらしい(「あの」ってナニ?)
 
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偶然だがここは数年前のマラソンのときも、入ったお店だった
 
中華街は「料理は美味いがサービスは最悪」という店が多いなか、
ここはオーナーご夫婦のやさしさと、美味しい料理をみんな覚えていた。
 
娘もチャーハン、おそば、春巻きなど残らずバクバク
Yさんの娘さんからクリスマスプレゼントのクマのぬいぐるみもいただいて、さらにヒートアップ(Yさんありがとね)
 
本来なら保育園で昼寝の時間なので、フラフラしながらもみんながかまってくれるのがうれしくて、はしゃぎ回って途中退場も
 
帰りは華正耬で定番の月餅を買い、電車に乗って帰路に着いた。
娘はバギーの乗ったとたんバタンキュー、やっと電池が切れた
ビールで酔っぱらった私と妻も、電車で爆睡
 
帰宅してお風呂を沸かして

帰宅して月餅を食べてエネルギーチャージ完了
またまた寝た子を起こしてしまった
 
一日中走り回る娘のお守りで、さすがに妻はちょっとカゼ気味らしいが、テレビで讃岐うどんの特集を見た娘は、「うどん食べたい~」って
 
私もなんとなく小腹が減ったので、二人で2人前をぺロっと完食
 
早く休みたいママとベッドに入っても、しばらくは遊んでいたが、8時半に爆睡
今朝7時前お目覚めと同時に「おなかすいた~」と、きなこもちをぺロっと平らげた。
 
さすがに今朝は足が痛いので、保育園は自転車で行こうと思ったが、
「抱っこがいい~」と言われ、ヨタヨタしながら登園
 
保育園のおともだちや先生に、「パパ、マラソンがんばったんだよ~」って大声で自慢する娘
彼女なりにも大汗かいて走っていたパパを見て、なにか感動したらしい。
 
来年ももっともっと感動できる場を、増やしてあげたいナ
 
本牧といえばやっぱり柳ジョージ