先週、実家のある長野の姉から電話
「週末バス旅行に行くので、実家に来てくれないか」
姉の嫁ぎ先では毎年、先日亡くなった義母さんと身内で観光バスを貸し切って、1泊2日の旅行が恒例だが、私の父はクルマの免許を返納しているので、毎日実家に来てくれる姉がいないと、こちらの両親はどこにも出かけられないし、冬は雪も降るので転ばないよう介助も要る。
広い田舎の家は寒々としていて、居間とトイレや風呂の温度差が大きく、この時期は心筋梗塞も増えるので、心配事は尽きない。
義兄は6人兄妹の長男で、妹は長女から五女まで全員女性。
姉の結婚話がでたとき母親が、「昔から{小姑鬼千匹}って言うのに、小姑が五人もいたら5000匹だよ」って、本当に心配していた。
嫁ぎ先の義姉にいびられる嫁の物語は、昔からテレビドラマの定番だが、妹たちを全員嫁に出すまで独身でいた当時35の義兄に、やっと嫁いでくれた「奇特な」姉に、おねえさんたちはみんな優しい人たちだった。
当時25歳の姉と35歳の義兄の結婚。
心配症の母は「10歳も歳が違うし、35なんて{歳とってて}大丈夫か」とも心配していたが、今なら35で独身なんて男も女も当たり前だし、私の今の妻もひと回り下なのを思えば、たった30年で時代は大きく変わってしまったんだナと思う。
この旅行に私も一度だけ参加したが、兄弟6人とその身内合わせると総勢30数人もいて、バスの出発と同時に大宴会がスタート。
酒に弱い私も容赦なく「呑め飲め」って、午前中にはもうヘロヘロ。
以来何度誘われても参加したとことはない。
(どうして酒飲みは自分以外の全員が、みんな酒が飲めると思っているのか、不思議でならない)
週末は変則で妻が仕事なので、私だけ帰省しようかとも思ったが、娘を妻の実家に預けるのも申し訳ない。
実家に電話すると「帰ってこなくても大丈夫だから」って........。
今年は大みそか、妻が当直なので正月休みは帰れない。
仕方ないとは思いながら、近くにいてやれなくて本当に申し訳ないと、自責の念で胸が痛くなる。
娘が電話で「おばあちゃん、げんきでね」って言ってくれたのが、せめてもの救いか。
土曜は娘を連れて最近行くのが楽しみで仕方ない、近所の「ユザワヤ」へ
もし私がユザワヤ本店のある蒲田に住んでいたら、欲しいモノだらけで通い詰めるのは、「火を見るより明らか」.......
さらに仕事しなくなるので、今はとりあえずここにあるものだけで我慢しよう
(と「やわらかく」心に決めたりして.....)。
今日のお買い物
左から巻尺、チャコ、リッパー、フリース用のバイアステープ
他にもかわいいボタンや使えそうな小物に目を奪われるが、まだ使いこなせないだろうから、じっと我慢。
このリッパー、先端の二股のあいだに「刃」が付いていて、ミシンの縫い目を切ったりボタンホールの穴あけに使える「スグレモノ」
本当に便利で目からうろこがボロボロ落ちた。
「小学校の家庭科でミシンは自分に向いていないと悟った」という妻なので、使い方が分からなくても身近に相談できる人はいない。
でもネットとは便利なもので、なんでも動画で見られるのが本当にありがたい。
「バイアステープ」も本来は自分で作るものらしいが、そのために生地を買うのもどうかと悩み、「出来合い」のモノを購入。
で、今日の作品
娘のおともだち「ポポちゃん」に、娘とおそろいのケープを作ってみた
縁どりはバイアステープを使い、娘に作った第1作よりはるかに完成度が高い(と思う....)
お昼寝から起きてきた娘に見せると、「かわいい~~~~」って。
このひと言を聞きたいがために、がんばっているようなものか。
夜はK内さん主催の忘年会で旗の台の「一福」さんへ、家族で出かけた。
ご近所のパタパタ夫婦、モンド市川君ら常連と、私の400EXCを買ってくれたGS乗りのM上さんも来てくれた。
ゲームデザイナーらしいので、「早く独立してひと山当てなよ」とそそのかしたが、なかなか一歩が踏み出せないらしい
(知り合ったころは若手だったのに、もう46と聞いてビックリ。早くしないとジジイになっちゃうよん)
GS乗りのT村さんに「初めまして」と言ったら、「十数年前バカミーでお会いしています」って.....
失礼しました。
最近は「脳が溶けてるんじゃないか?」と思うくらい物忘れが激しいし、覚えられないので知り合いも増やさないようにしているが、ちょっと反省せねば。
今回は「ツーリング王」でアラサ―&アラフォーキラーまるてんさんと、スガワラ爺の爺エスを買った親方にも、遠路はるばる来ていただいた。
まるてんさんはおねーちゃんらとの忘年会が重なっているそうで、名物の酢豚も食べず
その場で生めんを揚げる「五目揚げそば」も食べず
いそいそと次の待ち合わせ先に行ってしまった(奥さんもいるんだからホドホドニネ)
娘をお風呂に入れて寝かさないとならない妻も、お酒も飲めず食事もちょこっとしか食べられず、1時間ほどで帰ることに。
すっかり気に入ってくれて、どこへ行くにも「これ着る~」って
でもこのお店、油ギトギトなので、1日経っても油臭さが抜けない........
娘を抱っこしてクルマを停めた駐車場まで一緒に行く。
チャイルドシートに座らせてドアを閉めようとすると、「パパは?」って。
「パパはもう少しおはなししてくから、あとでね」というと、
「パパがいないとさみしーよー」って、大泣き。
このまま帰っちゃおうかと、心底思った。
そろそろお開きのところに、K内さんの友人Keroさんがやってきた。
お会いするのは2年ぶりくらい?
今は現場が長崎で、平日はずっとあちららしい。
今日帰京して、日曜にはまた九州とか(みんな忙しいんだナ)。
せっかくなのでK内さんらと、どこな2軒目へ消えていった。
お酒を飲まない親方は、まわりの酔っ払いオヤジらに「ジャガー買えよ~」と絡まれながらも、
終始、高倉健さんのように「いや自分なんてとても...」と低姿勢。
奥様から「ゼッタイ買ってきちゃだめヨ」と、五寸釘を打たれているようだが、
「今まで苦労させたお前を乗せて、コレに出たいんだよ」といえば、たぶんOKでは?