カフェしなの

TREK SUPER CALIBER改とたまに1250 GS HP

ラストチャンス

さっき午後8時ごろ、最近数字に興味を持って来た娘と、「すうじの1はな~に? こうじょうのえんとつ♪」と「数字の歌」を歌っていたら、携帯が鳴った。

着信を見ると「スガワラじ~じ」(!?)
いまはレース中のはずなのに、なにかあったか?
ひょっとしてポケットの電話が勝手にリダイアルしたとか??
まさか「いや~リタイアしちゃったよ」じゃないか???

私  「もしもし、じ~じ?」
じ~じ「おはようございます」
私  「いや、おはようってこっちは夜ですよ、そっちはいま何時ですか?」
じ~じ「12時間差だから朝の8時ですよ」って、全然緊張感のない声。

8時ってレースはどーしたの?
まさか本当にリタイアしちゃったんじゃ??

じ~じ「まだスタート前でこれからごはんです。バイクもまだスタートしてませんよ」

あーリタイアじゃなかったんだ(ホッ)

今日のキャンプはおととし落盤事故のあった、チリのコピアポ鉱山のすぐ近く。
たしか去年も同じビバークだったような。

ラリーも終盤戦。
じ~じのレンジャーは新エンジンのため、ここまで未経験のトラブルがいろいろ発生、
思ったようにペースを上げられず、苦戦していた模様。
本当は後半最大の山場と言われる、おとといのフィアンバラ砂漠から昨日と今日のアタカマ砂漠に、勝負をかけていたかもしれないが、おとといはなんと大雨でキャンセル。

「小柄な」日野レンジャーは高速セクションは不利。
他の選手が苦手な砂丘や難所で、アドバンテージを広げなければならない。
なので昨日と今日のアタカマ砂漠でがんばらないと、更なる順位アップは難しくなる。

昨日もテルちゃんが「砂漠のルートがもっと難しくないと、他も性能があがっているので順位を上げるのは難しい」とコメントしている。
 
完走狙いのアマチュアなら、コースはラクなほうが良いに決まっているが、プロはそもそもの考え方が違う。
それでも昨日のアタカマ砂漠はトラブルなく走れたようで、「砂丘でトラックをたくさん抜きましたよ」と上機嫌のじ~じだった。

明日はいよいよゴール。
これはパリダカの最終日「サンルイ~ダカール」と同じ「ウイニングラン」のようなルート設定で、もうレースではない。
なので実質は今日のレースが最後のチャンス。

そんな大事な時に電話して来ていいのかと思ったが、「今日もがんばりますよ」って。

ひさびさに元気な声が聞けて、嬉しかったヨ、じ~じ。