ダカールラリーは無事サンチャゴにゴール。
16日間、8000キロの全工程を終了した。
チームスガワラはテルちゃんがカミオン総合で19位、
10Lクラス優勝で4連覇達成。
テルちゃん、杉浦くん、おつかれさま
じ~じは総合31位、クラス4位
じ~じも羽村さんも、本当におつかれさま
じ~じの1号車は新エンジンのテストを兼ねているので、テストコースでは分からなかった不具合が、16日間8000キロの「壮大なテスト」でいろいろ出てくる。
辺境の地での予期せぬトラブル、しかもレース中の限られた時間内で対応するのは、本当に大変な作業だが、そこは経験豊富なスタッフと「砂漠じじい」。
無事完走させてしまうのは、さすがのひとこと。
2号車のテルちゃんの役目は、前回のトラブルをチームやメーカーが改善 し、それを優勝させること。
彼のコメントにも「他メーカーの性能も上がっているので、このままでは危ない」と、危機感が感じられる。
日本では「TBSみのもんたの朝ズバ」くらいしか、地上波で放送していないが、南米は大変なお祭り騒ぎだろう。
土と砂しかないアフリカと違い、毎日配信される映像は、木々の緑や川、山々などが目にやさしく映る。
以前、じ~じの盟友でパリダカおじさんの横川さんも、「モンゴルのラリーはアフリカと違って、緑があっていいね」と言っていた。
砂と土だけのエジプトから成田に着いて、スカイライナーの車窓に広がる山の緑や田んぼを見ると、いつもホッとした。
現地人もちゃんと服を着ていて、民度も高そう。
南米最大のブラジルなど、自国開催に名乗りを上げている国も多いようなので、各国の自動車&バイクメーカーも、知名度アップと市場開拓に今後も参入するだろう。
エントリーリストで「グレートウォール」というメーカーを見たら、中国のメーカーだった。
アジアの他の新興メーカーも、続々とダカールに参戦するだろうから、日本の他のメーカーもグズグズしていはいられないんじゃないの。
絶対そのクルマには乗らないだろう、有名俳優を使ったCMや、エコばかりうたい文句にして開発に一番必要な、レースに参加しない他メーカーより、SSER代表ヤマダサンもホームページのコラムで書かれているが、日野自動車にとってダカールラリーの南米開催が、大きな財産になるということを、分かり始めているのではないか。
カタールが不況にあえぐパリの一等地を、軒並み買収しているニュースを見て、なにか嫌悪感があった。
それにしてもこの「ミニ」はでかすぎないか。
街なかでミニのクロスオーバーを見ると、「これがミニ?」って感じる。
それでもせっかく優勝したんだから、日本のミニディーラーも「ダカール優勝記念」みたいな、便乗キャンペーンをやればいいのに、ホームページもなんかパッとしない。
去年も知人でミニに乗る女性に、ダカールで優勝したことを話したけど知らなかった。
私の好きな「かっとび」ロビーゴードンも、無事完走
といってもバカでかいハマーで、優勝することしか考えていないアメリカンには、納得できる結果ではないだろうけど。
空力もへったくれもない真四角のでっかいボディで、ジェリーのようにちょこまか走るミニを、必死に追い回すハマーが好きだ。
トーヨータイヤもスポンサーとしてがんばっているし、来年こそは表彰台のてっぺんに立って欲しい。
2輪はデプレが順当に優勝
ライバルで盟友のマルク・コマが不在では、彼を脅かせるだけのライダーは、まだ現れそうにない。
それでも排気量450cc規制のおかげで、マシンの性能自体それほど大差はなさそうだ。
もちろんホンダもKTMの独壇場を崩して、レースを面白くして欲しい。
とりあえずチームスガワラの皆さん、本当におつかれさま
「家に帰るまでがラリーですヨ」は、いつもじ~じに言われた言葉。
ミヤゲバナシでもヨタバナシでもホラバナシでも(?)、なんでも聞きますから、
無事の帰国をお待ちしています