10月25日(金)は娘の初めての遠足
保育園から子供の足で30分はかかるだろう、戸越公園が目的地。
でも台風が来ているので、たぶん保育園となりの児童センターになりそう。
子供たちの話題も遠足で持ち切りだが、台風の関東直撃は間違いなさそう。
今回始めてお弁当を持って行くが、あいにく前日から妻は当直で不在。
なので私が早起きして作ることに。
しかし今週はどうも体の調子が悪い。
この日も頭痛がひどく、娘をお迎えに行ってごはんを作って食べさせ
今夜はカレー。
「おいし~」とおかわりしてくれる娘。
こんな瞬間がなにより至福の時間である。
アタマは痛いが娘をお風呂に入れなければ。
風呂を出て着替えさせて歯を磨いて、「パパなんか書いて~」と言うので、野菜や果物を書いてなにか当てるゲームをしばらくやるが、アタマがガンガン痛い。
この歳になると、頭痛も「ひょっとして脳こうそく?」とか、
下痢も「ひょっとして大腸がん??」と、考えたらキリがない。
布団にもぐって絵本のピノキオと白雪姫を読んだところで、やっと娘が寝てくれて、私も一瞬で記憶が途切れた。
翌朝もまだアタマが痛くてフラフラするが、娘の初めてのお弁当、
これだけは作らねば。
本当はキャラ弁に挑戦しようかと思ったが、とてもそんな余裕はない。
ささみフライを揚げて、おにぎりに入れたシャケと、マカロニグラタンとブロッコリー
ちょっと不格好だが小さいおにぎりをふたつ。
これで喜んでくれるかな?
「えんそくのれんしゅうだよ」とおにぎりを食べさせたら、
「おいし~」とバクバク食べてくれて、ひと安心。
暴風雨ではないがしっかり雨は降っているので、遠足は中止だろう。
それでも「児童センターでおにぎりたべる~」って、娘の目的は違うようだ。
他の子に比べて3歳半で、やっとオムツを卒業しそうな娘。
2歳のとき保育園でおもらししたのが、よほどショックだったのか、以来かたくなにオムツを愛用していたが、最近やっとオシッコだけはトイレで出来るようになった。
外出先でもトイレを探さなければならないが、「おしっこ~」って言うのが可愛くて、少しも苦にならない。
朝もトイレに座らせると、なんとの神妙な顔でおしっこするのがカワイイ。
トイレットペーパーを渡すと、「パパが拭いて~」って。
うれしいやらはずかしいやら、でもやっぱりうれしいのだ。
相変わらずアタマはガンガンするが、なんとか保育園の送り完了。
帰宅してベッドに横になり、また寝てしまった。
こんなことは前にもあった。
3年半前、娘が産まれたときのこと。
産気づいた妻を病院に連れて行ったが、看護師さん曰く「まだまだ産まれないので、少し運動してください」と、病院内の階段の上り下りを勧められた。
妻と一緒に病院内を歩きまわっていたが、病院は病気の巣窟。
どこかから風邪のウィルスをもらったようで、私のほうがヘロヘロに。
おなかの痛い妻をいたわることも出来ずに、私がベッドに横になってフーフー言っていた。
「ここにいてもしょうがないから、自宅で寝たほうがいい」と言われ帰宅。
そのまま寝込んでしまい、義母からの電話で目を覚ましたときは、娘が産まれたあとだった.........。
慌てて病院に行ったが、時すでに遅し。
「パパは大事なときにいなかった」と、妻と娘に一生言われることだろう。
初めてのお弁当という、大事なお勤めを果たしてひと安心したのか、
そのまま一日寝込んでしまった。
夕方、帰宅した妻が娘を迎えに行った。
娘は帰宅するなり私のベッドに飛び込んできて、
「パパ、おべんとうすごくおいしかったよ~!」って。
おかずもおにぎりも残さず食べたそうだ。
台風被害で非難していた伊豆大島の人たちや、東北でいまだ人並な暮らしが出来ていない人たちのことを思うと、自分たちの幸せを手放しで喜べないが、
次回またパパが作る機会があったら、今度は気合入れて作るから、期待してろよ。