R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

いろいろあった週末(マラソン編)

日曜は横浜マラソン
妻と娘には10時半にゴールに来てもらうことにして、、
7時21分発の池上線に乗り、目的地の横浜中華街駅を目指す。
 
東横線に乗り替えると、いたるところジャージにジョギングシューズの乗客がいて、毎度おなじみの異様な雰囲気。
 
私はラリーでも自転車レースでも、イベントの直前必ずトイレに行きたくなる。
 
中華街駅やスタート地点の山下公園の仮設トイレは、毎回長蛇の列になるので、
2駅前で空いている「みなとみらい駅」のトイレで、用を足す、ホッ。
 
案の定、中華街駅のトイレには長い列,,,,,
会場に向かい歩いているほとんどの人がランナーで、この日だけは横浜がジャージの街に。
 
いつもの待ち合わせ場所、氷川丸の前に行くと、すでにメンバーが揃っていた。
 
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いつものメンバーにワダケンも初参加。
20数年前、左端のYさんが「ホノルルマラソンに出よう」と声をかけたのが始まり。
以来メンバーは入れ替わり、今年は私とワダケン以外は全員30代。
今までは先着順だったのが今年は抽選になり、Yさんは落選してしまった。
来週は宮崎でフルマラソンとのことで、今日はみんなを見送ったあと田園都市線 青葉台の自宅まで、30キロ走るらしい。
 
自転車クラブ「青山双輪會」のジャージも、今年着たのは夏の菅平とここだけ....。
 
右から二人目、私のジャージはお察しの通り「パジャマ」です。
本当は右端のワダケンみたいに、タイツ履いてみたかったけど、100万円のフルカーボン自転車がママチャリに抜かれるように、所詮、練習不足の私にはもったいない。
 
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マリンタワーの前、スタート地点は大混雑。
今年は20キロクラスが無くなり10キロのみ。
3千人なのか5千人なのかわからないが、とにかく凄い人の数。
 
林文子市長のあいさつで、再来年から横浜もフルマラソンになるらしい。
新しい目標が出来たが、東京と同じくものすごい倍率になるのだろう。
 
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スタート直後、あっというまにワダケンが視界から消えていく。
10キロ1時間の目標に、彼のペースでは速すぎるので、5キロ折り返しまで体力を温存する作戦。
 
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広島カープマエケンファンで、こちらも来週は宮崎マラソンのカッチャンにも、さっそうと抜かれる。
 
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カッチャンに写真を撮ってもらう。
まだスタート直後なので、余裕の表情。
 
こうなったらいつもの通り、キレイな女性ランナーを見ながら走ることに。
(こうでもしないと埠頭の倉庫街を走る単調なコースは、退屈でしょうがない)
 
ラソンブームなのか本当に女性ランナーが多い。
 
ウエアをバッチリ決めた後ろ姿のきれいな女性を見つけ、ストーカーのように追走すること100m、
そろそろ顔を拝もうと追い越すと............
 
あら島倉千代子サン??
 
ランニングの励みにはもう少し若いほうがいいので、また次のターゲットを探しながら走る。
動機は不純だが100m追走を、100人繰り返せば10キロになるし、
カッコいい女性ランナーはけっこう速いので、追いかけるといいペースで走れる。
 
5キロ折り返しを過ぎたので、そろそろ溜めていた余力を出そうと思ったら、
いつのまにか使い切っていた.......
 
フルマラソンにマグレ完走はないが、10キロなら歯食いしばって1時間、足動かせば必ずゴールできる
 
と思っていたが、家の近所を3~5キロしか走っていない今回は、本当につらくなってきた。
 
 
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「抜かれたら抜き返す、倍返しだ!」
 
がんばって抜いたら本当に抜き返された。
 
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あと2キロ。
集団がかなりバラけてきた。
 
携帯カメラがいつの間にか、セピアモードになってしまった。
 
1キロを過ぎなんとかゴール前の、最後のカーブが見えてきた。
 
あとは妻と娘が待っていることを心の支えに、最後の直線300mを走る。
 
と、遠くから「パパ~!!」と聞き慣れた声が
 
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いた~!!
 
去年は娘とのあいだに20kmクラスのゴールラインがあり近づけなかったが、今年は目の前。
写真を撮っていると、「パパ~、はやくいかないとおくれちゃうよ~」って、娘に催促される。
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59分でゴール、スタートの時間差を引くと55分くらいか。
目標タイムには間に合ったが、今までのマラソンで今回が一番きつかった。
(練習はうそをつかない)
 
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ひと足先にゴールしたワダケンと合流。
彼は55分らしいのでグロス50分くらいか。
 
参加賞のアクエリアスをもらい、妻と娘を探す。
 
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人工甘味料たっぷりのアクエリアスは、あまり飲ませたくないが子供にはお気に入り。
「パパ~アクエリアスちょーだい~」って。
 
なんだかんだ言っても娘が喜ぶ顔を見るために、走ったようなもの。
 
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11時近くなるともう表彰式は終わっていて、山下公園は観光客がたくさん。
ここでハダカになって着替えるのは、ちょっと気が引けた。
 
みんなと合流し、お待ちかねの中華街へ。
 
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観光客相手に流れ作業のように、無愛想に食事を出す店が多いなか、まっとうな店だと思う。
年に一度しか来ないのに、ご主人もママさんもちゃんと覚えてくれるのが、なによりうれしい。
 
筋肉疲労しているところに飲酒はよくないのに、みんなビールで乾杯。
疲れたカラダにアルコールがしみわたる。
 
満腹&ほろ酔い加減で店を出て、いつもの華正楼で月餅を買う。
 
みんなと別れ駅に向かうと、おなかがいっぱいでネムネムの娘は「パパだっこ~」って。
足が痛いうえに疲れたカラダに鞭を打ち、抱っこして地下鉄へ。
電車に乗り座席に座ったとたん、3人とも夢のなか。
 
娘を駅から家までずっと抱っこする姿は、十字架を背負ってゴルゴダの丘へ向かう、キリストと重なる.....。
 
倒れるように帰宅。
シャワーを浴びて娘とお昼寝。
 
再来年のフルマラソンに向けて(その前に東京マラソンも当たれば)、
しっかりカラダを作ろうと誓うのであった(毎回同じことを言ってる気もするが......)。