R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

おしあわせに

正月休みの続き
 
2日は世田谷の砧公園にクルマで行ってみた。
イメージ 1
むかし一度だけ来たことがある。
広い芝生の緑が記憶に残っていたが、さすがに冬は枯れているが、それでもこの広さは東京では貴重。
娘もこんな広い公園は初めてなので、大興奮で走り回っている。
 
たこ揚げをしている親子もちらほら。
 
妻もたこ揚げをしたいと言うので、公園内の売店をのぞいてみると
 
イメージ 2
売っていた(870円也)
仮面ライダーミッキーマウスもあったが、やっぱりこれだろう。
 
イメージ 3
たこ揚げは40年ぶりくらいか。
 
昔は竹ひごと和紙で自作が当たり前だったが、この西洋だこ(ゲイラカイト)は本当によく上がってビックリ。
 
あまりに飛びすぎるのか、いくつも木に引っ掛かっていた。
娘が「やりた~い」と言うので糸を持たせると、あやうく森のほうに流されそうになる。
 
どこの親子も親のほうが子供より熱中しているのは、懐かしさも手伝っているのだろうか。
 
イメージ 4
ポカポカとあたたかいので、シートを広げてランチ。
この休みは遠出していないが、小さい子供を飛行機に乗せたり、長時間クルマや電車に乗せなくても、近場でじゅうぶん楽しめる。
 
たこ揚げに飽きたら芝生を走り回り、クルマに乗ったとたん疲れて寝てしまった。
 
 
翌日は午前中だけ妻が仕事
娘に「どこ行きたい?」と聞くと
「うえのどーぶつえん!」と即答。
 
おにぎりを握りながらラジオを聴いていると、有楽町で火災があり新幹線や山手線が止まっているらしい。
 
戸越から地下鉄で向かうと、五反田駅でJRに乗れなかった人たちが、どっと乗ってきた。
普段なら自宅から40分で行ける上野も、地下鉄を乗り継ぎ1時間以上かけてやっと到着。
 
もう娘は疲れてしまい「だっこ~」って.........
 
イメージ 5
仕方ないので300円でバギーを借りる
 
イメージ 6
温室状態の爬虫類館で、どっと汗が出る。
 
「おなかすいた~」って
 

シャケのおにぎり(小)を3個ペロリ
 
水族館でもイルカショーを見ながら「おなかすいた~」って。
 
彼女の場合、動物園も水族館も「おにぎりを食べる場所」という、認識なのかもしれない。
 
イメージ 8
ヤギやウサギにさわれる「こども動物園」が、ほかにも珍しい動物がたくさんいる上野の中で、一番にぎわっていたような(そんなもんだろう)。
 
イメージ 7
イベント会場では今年の干支「うま」に関連する催しものが。
 
イメージ 9
「パパ~おおつののだんな、いたよ~」
アルプスのハイジに出てくるジャイアントシープ
 
 
仕事の終わった妻も上野に来た。
 
ふだんなら2時間待ちが当たり前のパンダが、今日はガラガラらしい。
こんな機会はめったにないだろうと、今まで娘には「実在しない動物」にしていた、パンダを見ることに。
イメージ 10
それでも中に入ると、押すな押すなの大混雑。
流れ作業のように後ろから押されながら、ダラダラ進むと。
 
って、こっちにお尻を向けた白黒のクマがいるだけ。
 
イメージ 11
こっちはかろうじて実物を見られた。
 
甥っ子たちが上京したとき見に行って以来なので、25年ぶりくらいか。
 
中国のパンダ保護区に行った妻いわく、
「あっちに行けば抱っこもできるのに、日本は異常だ」って。
私もそう思う。
 
帰るころには山手線も復旧していたが、夜のニュースを見てUターンラッシュと重なり、新幹線は大変だったようだ。
 
20数年前、火事になった近くの土地を売ったことがあった。
戦後の闇市がそのまま残ってしまったらしく、権利関係が複雑で戦後60年以上たった今も、再開発はまだ途中のようだ。
 
 
正月休み最終日の5日も、妻は仕事。
といってもそれほど仕事はないらしいので、妻の職場の「社会科見学」に娘を連れて行くことに。
案の定、10分で仕事が終わってしまったので、近くのイオンモールに寄ってみた。
 
ここでも「おなかすいた~」と騒ぐので、オムライスレストランへ。
 

人生二度目のお子様ランチに夢中の娘。
 

一年前は食べられなかったハンバーグもバクバク。
見ていて頼もしい。
 
長かったような短かったような、娘とべったりしていた9日間。
こんな時間があってもいい。
 
年末にバイク仲間のIさんから電話が。
 
「1月19日空けといて」って
 
私と同い年の52歳。
ついに結婚するらしい。
 
 
第一回ロシアンラリーで知り合って20数年、
バブルがはじけて無職になり、友人の廃品回収を手伝ったとき、Iさんの住むアパートの前で
「Iさんこんにちは~、ご不要のものはありませんか~」とスピーカーで呼びかけたら、驚いて窓から出した彼の顔を、いまだに覚えている。
 
浮いた話はついぞ聞いたことがなかったが、私が娘とべったりしていた数年間で、
彼の人生もいろいろあったらしい。
 
50を過ぎると冠婚葬祭も葬式しか呼ばれないが、結婚式は久しぶり。
 
人生100年とすればまだ折り返し。
 
Iさんおめでとう。
末永くお幸せに。