R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

北へ

いよいよ北海道ツーリング、
もとい「北海道4デイズ」のため、バイクと荷物はじ~じのキャンパーで運んでもらい、金曜夜の飛行機で札幌へ向かう。
 
飛行機の整備士の学校を出たが、いまだにこんな鉄のカタマリが、なんで空を飛べるのか信じられない。
なので飛行機は苦手である。
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マレーシア機が撃墜されたばかりなので、
「もし北朝鮮のミサイルが飛んできたら?」
なんて考えるだけで、落ち着かない。
(フェリーも韓国の沈没事故があったばかりなので、ちょっと心配だが)
 
それでも無事、新千歳空港に到着して、ひと安心。
明日は朝9時までにスタートの芦別に到着して、車検を受けなければならない。
持参したi-padで調べると、6時半発のスーパーカムイ根室線を乗り継いで、ギリギリ9時に到着予定。
なのでホテルはすすきのだが、朝早いので呑みには行けず、ラーメン食って寝ることにした。
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北海道は20数年ぶり。
雪まつりのころ一週間のスキーツアーで来たが、
昼はスキー、夜はススキノのキレイなおねーさんのいるお店で、毎晩どんちゃん騒ぎしていた。
 
ホテルのフロントでラーメン店を聞くと、近くの飲食店が書き込まれた地図を見せられ、一番近いお店を紹介される。
この時点で10時半、
明日は5時半起きなので、早く食べて寝なければ。
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繁華街から少し離れているが、地元の人気店なのかカウンターだけの店内ながら、10人ほどが待っていた。
並んでまで食べるのは大嫌いだが、もう他の店に行く気力も無い.....。
仕方なく待つこと20分、やっと遅い晩飯にありつけた。
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サッポロなのにメニューはなぜか「信州(こってり味噌)」とか、水戸、土佐、播磨など。
他の人がみんな頼む「信州」をオーダー(長野県民だし)
ふだん味噌ラーメンは食べないが、久々に食べると美味しいものである。
 
すでに11時を回っている。
ホテルに戻りシャワーを浴びてベッドに入るが、エアコンも効いていないのに、寒くて眠れない。
うつらうつらしていたら目覚ましが鳴って、目が覚めた。
今日から走らなければならないのに、眠いしだるいが仕方ない。
 
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さすがに朝6時のススキノでは、歌舞伎町と同じで誰も歩いていなかった。
ホテルの朝食は6時半からなので食べられず、JR札幌駅でパンとコーヒーを買い、滝川に向かうスーパーカムイで、朝食を摂る。
 
切符拝見で車掌が来たので「SUICA」を出すと、滝川はカードリーダーが無いので、スイカは使えないとのこと。
せっかく札幌駅で往復1万円分チャージしたのに、現金で芦別~札幌往復分を購入した。
滝川から芦別根室本線に乗り換え。
富良野行き快速」という車両を探すが、それらしきものは停まっていない。
駅員さんに聞くと「これです」って
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これって一両しかないけど、どこが快速???
乗客に聞くと確かにこれらしい。
どうやら小さな駅は通過するので、「快速」と呼ぶそうだ。
 
私の実家の長野電鉄も「長野~湯田中」間で、小さな駅を飛ばすのを「特急」と呼び、500円ほど高かった。
大学進学で上京した若者はみな、JR中央線や東海道線の「快速」や「特急」に乗るのに、「特急券」を買おうとして笑われる。
 
香港から来たという若い女性5人組が、富良野に行きたいがこの電車でいいのかと、英語で聞いてきた。
彼女たちもこの一両編成の電車が、「rapid(急行)」というのが信じられないようだ。
 
富良野で一泊して札幌に戻り、トワイライトエクスプレスで東京に行く計画らしいが、i-padに不慣れな私では、細かい時刻や乗り継ぎが分からない。
 
そんなとき私のとなりに座っていた女性が、英語で話しかけてきた。
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左が香港女性、右が彼女、真ん中が私の足
 
流暢な英語を話すのでアジア系かと思ったが、バッグから出した「時刻表」を開くと、赤や黄色のラインマーカーと、日本語の書き込みがびっしり
(日本人だ.....)
 
香港女性がなにを聞いても、サッと時刻表を開いて的確に答えている。
「これがウワサの鉄道女子{鉄子}?」と思ったが、
 香港女性が「なんでそんなに詳しいの?」と聞くと、
「I`m JR stuff」って(本職だった......)
 
電車の旅が好きで、休みを取ってひとりで北海道を回っているらしい。
 
私が芦別に行くというと、「芦別には美味しい豚丼のお店があるらしいですよ」って。
(あとで地元の人に聞いたが、誰も知らなかった)
 
芦別になにかあるのか聞かれたので、4日間バイクで走るイベントがある旨を話すと、「いいな~」って目をキラキラさせていた。
 
香港女性も可愛かったが、JR鉄女も麦わら帽子の似合う、素敵な女性だった
(妻と出会う5年前に出会いたかった)
 
そして芦別で女性たちと握手してお別れ
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やっと芦別駅に着いた(遠かった......)
 
タクシーで芦別温泉にある、ホテルスターライトへ向かうと
 
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見慣れたSSERのトラックとテントが見えてきた。
 
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やっとじ~じと再会
スガワラママも来ていた
 
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じ~じの娘のYちゃんと3人の子供たちも、夏休みを利用して来ていた。
いろいろなところに連れて行ってもらえて、なんてシアワセな子供たちだろう。
 
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ひさびさにSSER主宰のヤマダさんやK川さん、競技委員長でビッグタンクマガジン編集長のH木さんらと再会
.......の余韻に浸るヒマもなく、車検を受ける。
マシンは一発Okだったが、装備品でNG(ヘルメットリムーバーってなに?)
 
昔はなかったが万が一事故が起きたとき、ヘルメットを脱がしやすいようかぶる、某宗教団体のヘッドギアのようなもの。
最近のヘルメットには最初から付いているらしく、じ~じに話すと「オレの使わないヤツあげるよ」といただいた。
 
「ポイズンリムーバー」も持っていない。
虫に刺されたとき吸い出すヤツらしい。
「ムヒ?」って聞いたら違うって。
 
これも予備で持ってきている人からお借りして、車検と人検は合格した。
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そしてバイクをパルクフェルメに置いて、準備完了。
ツーリングクラスは最後尾スタートのはずが、なぜ1番2番?
 
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主催者側で用意してくれた海鮮丼をいただく。
 
そしてホテルの宴会場を使って、開会式が始まった。
 
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大会委員長ヤマダサンのあいさつに始まり
 
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芦別市長も
 
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そしてじ~じとこのイベント開催に尽力し、数年前亡くなった北日本自動車学校の、斉木校長の娘さんのあいさつも。
 
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そして12時半
いよいよスタート、快晴である。
ゼッケン1はじ~じ
初日は236kmでダートは70kmほど。
 
今朝帰京する飛行機が、朝7時半に千歳空港発で、今朝は4時半起きだった。
ラリー中より早起きしなければならず、もう眠くて仕方ないので、続きはまた。