R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

男おいどん

中国人の爆買いをテレビで見ない日はないが、家電やおむつだけでなく不動産も爆買いされている。
 
お客さんから依頼された物件をネット広告に載せると、香港や上海、シンガポールからメールや電話で問い合わせが来る。
「来週日本に行くので見せて欲しい」
と流ちょうな日本語の電話もあれば英語のメールも。
 
私のお客さんは外国人の不動産購入を憂慮している人ばかりなので、
「売主の意向で外国の方には売りません」
と断っている。
 
それでも
「見なくていいから買う」
とか
「口座番号を教えてくれれば、すぐ振り込む」
なんて無茶な話も多い。
 
「それだからアンタたちは嫌われるんだよ」
 
と口から出そうになるのを、グッと飲み込むこともしょっちゅう。
 
と、私がいくら売らなくても、何百億円単位で外資売国奴連中が売り飛ばしていたら、あっというまに日本は属国に成り下がるだろう。
 
2年前、東京から香港に転居した、英国人投資家のMさん曰く
「香港は中国人が買い漁り過ぎて、東京の3倍以上高い」とか。
 
六本木で月100万の外人マンションに住んでいたMさん
香港で同じ条件の部屋を探したら、家賃が300万。
日本は2年ごとの更新でも、住居の場合は法律で極端に値上げできないが、法律の無い香港では50%くらいの値上げは当たり前で、2年に1度は引っ越さないとならないらしい。
そんなに払うなら買おうと探したが、六本木で1億円のマンションが香港ではこちらも3億円以上....。
それでも上海あたりの投資家が、値上がりを見越してまだまだ買っているらしい。
 
経済や外交評論家が「中国の崩壊は近い」と煽りたてて久しいが、いまだにはじけないのはなぜか。
 
チャイナバブルがはじければ世界経済が崩壊し、経済や観光で中国人頼みの日本経済も、間違いなく崩壊するはず。
 
中国人に依存して儲けている企業や人には申し訳ないが、当然東京の不動産も暴落するので、評論家の言うことを信じて、中国の崩壊する日をたのしみに待っていた。
 
先日ひさびさに来日したMさんに、中国はいつ崩壊するのか聞くと、
「上海は相変わらずクレイジーな投資家がたくさんいて、株の暴落なんてだれも心配していないよ」
 
「彼らは日本の不動産はまだまだ安いと思っているので、ますます{日本買いは}進むはず」。
 
「20年後は山手線の内側がチャイナタウンになるだろう」
 
なんてそら恐ろしい話しもしていたが、現実に都心のビルやマンションはかなり買われているし、軽井沢や京都など外国人に人気のエリアにも彼らの触手は伸びているので、「山手線チャイナタウン化」もかなり現実味がある
 
困るのは日本の法律が外国人の不動産購入に、何の制限もないこと。
まさかそんな時代が来るなんて、誰にも予想できなかった時代の法律なので仕方ないが、買えるのは日本国籍を有する者に限定しないと、本当に大変なことになる。
 
20数年前のバブル崩壊は、銀行が過剰な不動産融資を止めてはじけたが、チャイナマネーは借り入れでなく現金で買うので、はじけようがない。
 (それでも時価が暴落すれば、購入額の何分の一にはなるのだろうが....)
中国人投資家や資産家は、中国が崩壊すると資産凍結されるので、安全な海外に資産を持ち出すことに必死。
10億円以上をもつ資産家が1億人以上いるという中国で、世界で一番安心して投資できる国ニッポンに、今後も投資が加速するのは間違いないのだろう。
 
天井知らずの値上がりに自宅を買うのをあきらめて、10月中旬から始まった自宅リフォーム
 
イメージ 1
1階の元事務所
まずスケルトンにして
床下もカビがひどかった。
 
イメージ 2
 
10年前購入したときカベと天井の断熱材を撤去してしまったため、「冬寒く夏暑い家」に。
窓の結露もひどくカビが生え、塗装屋のワダケンに防カビ塗装をしてもらっても、数年でかび臭くなる。
 
今回は壁と床下に断熱材を入れ、窓は二重サッシとペアガラス、1階と2階の玄関ドアも断熱仕様に交換した。
イメージ 3
カベはクロス貼りでなく、ワダケンに塗装してもらった
 
イメージ 4
新たにキッチンを搬入し
 
イメージ 5
 
キッチンは各メーカーのショールームに何度も通い、本当にあれこれ悩んだ末、リクシルに決定。
 
イメージ 6
1階が終わり先週から2階の断熱工事が始まったので、12月中旬まで家族3人、1階で生活中。
 
私の事務所も隅っこにあるので、「徒歩10歩ですべてが間に合う」生活に。
イメージ 7
30年以上前、上京したとき借りた世田谷のアパート。
4畳半風呂なし共同トイレ築年数不明のボロボロで、周りからは「男おいどんアパート」と呼ばれていた。
 
 
本当にこんな感じだった。
今の学生は「バストイレ別、オートロック、フローリング」が部屋を探す最低条件で、共同便所や風呂なしのアパートは、大学近くでも借り手がいない。
 
風呂に行くのが面倒なときは、狭い流し台で体を洗ったり、もらった冷蔵庫には食材よりも、皿やコップが入っていた。
 
布団とバイク以外なにもなかったが、狭い部屋はなんでも手が届いて本当に便利だった........。
 
 職住近接で通勤地獄とは無縁だが、これはこれで精神的にかなりキツイ。
なので日中は気分転換も兼ねて、なるべく自転車やバイクで出かけるようにしている。
 
家のなかが外より暖かいなんて、当たり前のことがとてもうれしい。
 
コーヒーは飲めるのでお近くに来たときはぜひ、お立ち寄りください。