おかえりなさい

昨日の昼前に仕事で恵比寿に行った帰り、

「タカハシ君、帰って来てるかな？」

と日本レーシングに立ち寄った。

去年のモンゴルに続き今回のダカールラリーで、じ～じのナビの大役を無事勤め上げたので、おもいきり抱きしめてあげようと思ったのだが、2階事務所のドアを開けると

あら、スーさんもみんな帰って来ていた。

みんな日に焼けて元気そうに見える（たぶん相当お疲れだろうが）

そして

ちょうど、じ～じも帰ってきた。

タカハシ君は木曜日に帰国、スーさんたちスタッフは土曜日に帰国。

じ～じはアメリカのディーラー回りをしたとかで、今朝成田に着いてそのままご出勤。

この写真をフェイスブックにアップしたら、「菅原義正さんと一緒です」なんてタグが付くものだから、たくさんのひとから「いいね」が届いてびっくり。

「日本でオレのこと誰も知らなくていいんだよ。だってオレ、フランスじゃ有名だし」

なんて謙遜しているが、じ～じがみんなに愛されていることを実感した。

ダカールラリー中に事務所に立ち寄るたび、留守番のI女史とM橋君が、J-sportsで放送した録画を見せてくれた（ウチは加入していないので...）

先週立ち寄ったときはTBSの「朝ズバ！」で放送したぶんも、見せてもらったが、

「パリダカの鉄人」がいつのまにか「パリダカの神」になっていた。

このままいったら次は何になるのか（やっぱりヨーダ？）

I女史が

「フランス在住の（松本）ナオコさんから、｛ラジオでパリダカのクイズやっていて、最多出場の選手は誰でしょう？｝って質問に、視聴者が「スガワラヨシマサ」って答えていて驚いた｝って言ってました」

とか。

冒険者を讃えるお国柄の違いだろうが、そろそろ日本でも国民栄誉賞の候補になってもいいんじゃないか。

クラス1位2位の金銀メダル

これが4輪とカミオンクラスのロードブック（コマ図）

そしてコマ図の中身は

南米なのでフランス語でなくスペイン語か。

「おみやげだよ」

といただいたのが

完走者だけがもらえるTシャツだった。

今までいろいろおみやげはいただいたが、さすがにこれはいただけない

「いいんだよ、これサイズ大きいし。それにどうせ来年ももらえるから」

チームスガワラはすでに２０１７年へ向けて、動き始めていた。

そして帰宅して

「パパ～、まじょのキキみたいでしょ」

先日テレビで見た「魔女の宅急便」のキキが、黒い服を着ていたのを真似ているらしい。

「じ～じもまじょのたっきゅうびん、みたのかなぁ？」って。

「あのね、このTシャツをもらうのが、どんなに大変なことなのか.....」

って、この子に話しても分かるわけないか。

ラリーに出たことのある人間なら、完走することの大変さは分かるはず。

（じ～じたちは完走ではなく優勝を狙っているのだが）

完走はおろかダカールに参加もしていない人間が、このTシャツに袖を通す資格はない。

また家宝（形見？）が増えてしまった。