R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

おぬしもワルよの~

大臣のワイロの言い訳会見を見ていて、
小学校だったか授業で教わった
「李下にて冠を正さず、瓜田に履を入れず」
という言葉を思い出した。

李はスモモのことで、スモモの畑で頭にかぶっている冠を直す動作は、スモモを盗んでいると思われるので、やってはいけない。
「瓜田」はウリ畑で靴が脱げても、ウリを盗んでいるように思われるので、かがんで履き直してはいけないという意味だったか。

要は「疑われることはしてはいけない」ということだが、なんとも情けない。
「ようかんの下にカネの入った封筒があった」なんて、時代劇でよく見る
「和菓子の下に小判」と同じで、思わず吹き出してしまった。

もう時効だろうが昔、私もモナカや羊かんと一緒に現金を、代議士センセイや警察のお偉いさんに届けたことがある。
今はダメだと思うが駐車違反やスピード違反など、たいがいのことはもみ消してくれた(ヨイコハマネシチャダメダヨン)。

「飲酒でひき逃げして相手が死んでも、なんとかしてやる」
なんて豪語していた某代議士もいたなぁ
以前ブログに書いた超ブラック企業の「おつかい」で、不定期に千代田区議員会館に行かされた。
風呂敷に包んだ「空也の最中」か、今回の事件と同じ「虎屋の羊かん」を持たされたが、
「政治家は甘いものが好きなんですね」
なんて上司に言ったら、
「箱の底に札束を忍ばせてるんだよ」
と言われ、悪代官を思い出した。

社長の娘が18歳で運転免許を取ったお祝いに、新車のスープラを買ってもらったその日、40km/hオーバーで首都高のオービスに、ばっちり写った写真が送られてきた。
社長秘書兼ボディガードの○○さんから
「しょーがねーなぁ おい!、(羊かんもって)センセイのところへ行って来い」って.....

ビワが好物という某警察署長へは、段ボールいっぱいのビワのなかに、現金の入った封筒を入れて届けた。

「世の中カネ次第」なんて、喜んでばかりもいられない。
無理難題を頼むとそのぶん、さらに無理難題を頼まれることがある。

「娘が○○のファンで、コンサートのチケットが取れないか?」
今、巷で話題の某芸能事務所のコンサートは、身内でもチケットが入手困難。
こちらも弱みがあるので断れないので、ツテを頼ってプラチナチケットをなんとか手に入れると、今度はチケットを取ってくれた人から、
「あれ取るの大変だったんだよねぇ.....」
と無理なお願いが来る....。

チケットくらいならかわいいものだが、ヘタすると後ろに手が回るような頼みも多いので(ここに書けないハナシのほうが多い)、犯した罪はちゃんと償って「超法規的措置」のお世話には、ならないようにしている。

でもこんなこと、いまだに誰でもやっているんだろう。
野党議員の追及の手ぬるさを見ても、あまりしつこく攻めるとブーメランのように、自分に返ってくるのが分かっているので、ほどほどにしているのが分かる。

でも虎屋の羊かんは美味いんだよな。

ニュースを見ていた娘が
「パパ~このおじいちゃん、わるいことしたの?」
と聞くので(白髪はおじいちゃん、ハゲはお坊さんだと思っている)、
「ようかんといっしょにわるいおカネ、もらっちゃったんだって」
と話したら、

さすが祖母から4代続く、時代劇ツウの5歳児
彼女のアタマには悪代官としなの屋の
「しなの屋、おぬしもワルよの~」
「いえいえお代官様ほどでは」

悪代官が娘の帯をほどきながら
「あ~れ~~」

こんなやりとりが浮かんでいたのだろう。

安倍政権は応援しているが、足を引っ張るヤカラは要らない。
TPPだかYKKだかに影響が出ると心配する前に、そんな人間が大臣をやっていること自体、世界中の笑いものになるのだから、辞任は当然。

と思ったが後釜がイシハラぼっちゃまでは、これも心配。

先週、町内会の新年会に参加したとき、代議士のセンセイが飛び入りでやってきた。
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地元が選挙区の彼らが、入れ違いにやってきた。
こちらは三男坊だが、やっぱり役者は「苦労人」松原仁のほうが数枚上手。
演説してすぐ帰った三男坊と違い、しっかり全員と握手していた。
町会の人たちも
民主党でなきゃ投票するのにねー」って....
残念!!

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この新年会、54歳の私が最年少だった。
町会長さんら役員から
「期待しているよ」
なんて言われても、ねぇ,,,,,,

そういえば今週は、超ブラック企業の新年会がある。
タノシミなよーな、コワイよーな.........