カフェしなの

TREK とKONAとEVILと、たまに1250 GS HP

GS伝説外伝 妖怪奇譚

5月1日 日曜は妻も休みだったので、近所の品川区役所前の公園へ出かけた。
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芝生を走り回りおにぎりを食べアスレチックもやり、おなか一杯、目いっぱい遊んだ。
午後は実家に車で行く妻と娘を見送り、ひさびさにバイクに乗って向かった先は
「ガレージ・フラット」
連休も休まず営業していた。
発電系が壊れて入院ついでに、タンクと外装の再塗装をお願いしていたので、どこまで進んだか確認に行ったのだが、ちょっとキレイなGSを発見。
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よく見ると私のだった。

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タンクの凹みも治りきれいに再塗装されていた。

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ヤレていたお面も再塗装して、ゼッケンプレートも。
たびたびの転倒で歪んでしまったバンパーも交換して、まるで「新車の輝き」(ちょっと大げさか)

発電機の交換を覚悟していたが、原因がブラシの接触不良だけで、かなり費用が浮いた。
{来年はアフリカツインに乗り換える予定}なので、少しでも売り値が高くなるように、外装をきれいにしておこうと、メカのT君にお願いした次第(悪あがきだが...)。

でも改めてきれいになったGSを前にすると、やっぱりこれもいいなァと思ってしまう、意志薄弱なおやぢなのだった。

それにしても初年度登録が平成3年のこのGS、
今年で25年目はイヌに例えれば100歳以上か。
それを足回りを換えたり、心臓(エンジン)を「おやっさんマジック」でオーバーホールしたり、血管(ハーネス)も引き直したりと、ご老体にムチ打ってのサイボーグ化は進むばかり。
とうとう外装も塗り直して、「厚化粧」もここに極まれり.....

今までは「バイオニックジェミーちゃん」と密かに呼んでいたが、
これからは「こまどり姉妹号」と呼んでやろう。

そしてひさびさにY原さんに再会
今や日本で一番参加者が集まるオフロードイベント

今日はどうしたのかと思ったら、彼も「発電機の不良」とかで、エンジンがかかる明るいうちに修理にきたそう。
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「ドアオブ・・」のルート作りにあちこちのお山を走り回っているので、ヤレ感が半端ないが、Y原さん曰く
「ヤヒロさんから嫁入りした時点で、かなりヤレてましたよ」
って。
ヤヒロさんはBOGTの前身「GSバカミーティング」のメンバーで、国内はもちろんモンゴルも走ったこのGS。
「歴戦の・・・」という形容が、これほどピッタリなGSもないが、単に「ボロい」と言ったほうが当たっているような.....。

横に並べると私のGSが、ピッカピカの新車に見えるが、Y原さんにすれば
「オレが死んだら一緒に棺桶に入れてくれ」
ってくらいの宝物なんだろう。

「ドアオブ・・」も春のマザー牧場版は、140名を超える参加者とか。
さぞ主催者は儲かっているんだろうと外野は思うが、
「それならもう一台1200GS買いますよ」
って。
今回のマザー牧場は「冒険のトビラ」の本当に入口の、初心者バージョン。

「ビッグオフを買ったので林道を走ってみたいけど一人は不安だし、TBIや北海道4デイズでは敷居が高い」
という人をターゲットにしているが、これほど初心者に特化したイベントは、国内に無い。
参加者も40代50代が圧倒的に多いようなので、もう少し参加費を上げても、楽しければ人は集まるだろう。
むかし某東北で行われたオフロードイベントは、オフブームも手伝って参加者が殺到、抽選するほどの盛況ぶりだった。
主催者は毎年スポーツカーを買い替えるほど儲かったらしいが、周囲の反感を買いオフブームも下火になり、廃止に追い込まれた。

Y原さんならそんなことは無いだろうし(たぶん?)、イベントをやる以上、利益を出すのは当たり前。余裕が無いと次につながらないし、安全面にも支障が出る。

いわきツーリングやむかし流行った闇ラリーは、ラリー好きな仲間が手弁当でルートとコマ図を作り、最低限の参加費で運営したため、今ではほとんど無くなってしまった。
Y原さんの本業はコピーライターで、クライアントやスポンサーとの交渉にも長けていて、無理難題を突き付ける参加者の要望も、柔軟に取り入れている。

去年はスタッフとして娘と参加する予定だったが、娘が友達と行くキッザニアと日程がかぶり、断念した....

今年も誘ってと話したら、スタッフに入れてくれるみたい。
どうもタービュランスIさんと一緒にCPで待機らしいが、最近「犬が欲しい」という娘にあのデカいハスキーたちがじゃれついて、犬嫌いにならないかちょっと心配....

でも今回は娘のスケジュールも大丈夫そうなので、初キャンプを楽しみにしている。

そしてもうお一人
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もはや「HPNマイスター」という称号がふさわしい、S原さんと「HPN rally」

おととしの北海道4デイズでもお見かけしていたが、「チーム原サイクル」のGSおやぢ軍団は毎日やる気満々で、なんちゃってGS乗りの私にはなんとも近寄りがたく、イベント中はだれとも話をしなかった。

それでも覚えていてくれたようで、気さくに話しかけられてみると、なんとも絵にかいたようなナイスガイ。

先に書いたヤヒロさんがY原さんにGSを譲ったあと、フラットでHPNを買い(注文してから手もとに届くまで、たしか2年かかったような)、04ファラオに参戦した。

その後は家業が忙しくなりバイクに乗る時間が無くなって、HPNはガレージでほこりをかぶっていた。
ある日、ヤヒロさんが私の事務所を訪ねてきて、
「朝方に仕事が終わるけど、気分転換にロータスセブンでも買おうと思う」と言う。
お店を聞くと以前S師匠が話していた、知り合いのロータス屋さんだった。

ヤヒロさんにそのことを話すと、早速行ってみたようだが、
ロータス買うのにバイクを手放さなきゃって、お店のオーナーに話したら、{なに乗ってるんですか?}って聞かれて、知らないと思うけどHPNってバイクですって言ったら、{それボクに売ってください!}って言われた」
とか。
そのロータス屋さんがS原さんの本業で、ヤヒロ号を買ったS原さんは一度バラバラにして組み直し、モンゴルラリーを余裕で完走した。

てっきりこのHPNかと思ったら、
「ヤヒロ号は店にあって、これはHさんのを買いました」
って。
Hさんは以前バカミーに参加していて、GSを何台も持つマニアらしいが、私は会話した記憶が無い(こう見えて意外に人見知りなのだ)。

Hさんはこれでモンゴルラリーに出たらしいが、エンデューロマシンでさえ完走が大変なモンゴルで、早々にリタイアしてしまったらしい。
ヤヒロさんと同じようにほこりをかぶっていたHPNを買って、また最初から組み直しブラッシュアップしたこのマシンで、今年もモンゴルに参戦するそうだ。

GSもHPNも実はあまり興味のない私が、一番関心を持ったのがこの「ICO」

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ラリー好きにはおなじみのICOだが、最近は国産のメーターにその市場を奪われているとか。
そう思っていたがこの新型は文字も大きくて見やすそう。
液晶モニターはシッティング時もスタンディング時も、どの角度からでも見やすいらしい。

Y原さんのGSを見ていたら、
「このカウルは柔らかい塗料を使っているので、少しくらいのキズなら時間が経つと、消えるんですよ」
って...........。

「Y原さん、初めて会った人にその話、しないほうがいいよ」
と思ったが、このGS、ひょっとして「生きてる」んじゃないのか?

ネコも数十年生き続けると{化け猫}になるというから、いわくつきのこのGSもひょっとして、妖力を授かったんじゃないか?

まぁ人さらいにかどわかされて、ひとり(1台)だけ無事に戻ったのも、今にして思えば??

Y原さんが結婚に踏み切れないのも、ひょっとしてこのバケネコ、もといGSの妖力のせいとか???
せいぜい{ふたりで}末永くおしあわせにネ❤