R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

おもひで

先日のこと。
フラットT君からGSの修理と再塗装が終わったと連絡があったので、引き取りに。

修理中にお借りしていたじ~じの650。
借りたとき1500kmだったのが、約3週間で360kmも乗ってしまった。
クリーナーで汚れを落としホイールまできれいに磨き、ガソリンを満タンにして、アースを外してガレージに返却。

次にじ~じが乗るのはいつの日か???

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電車とバスを乗り継いでフラットに到着
新車を売らなきゃいけないディーラーの枠が外れたので、気のせいか「空冷祭り」状態のような...

でもそのほうがフラットらしい。
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こまどり姉妹号も元気そう。

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ってほんとにBMWのエンブレムが無い。
国内在庫が無く海外から取り寄せ中で、入荷は6月とのこと。

今回、アフリカへの買い替えを真剣に悩んだ理由の一つが、ここ。
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ふだんGSは自宅1階の「軒下」に停めていて、乗るときはエンジンをかけず「押して」出していた。
砂利の部分は他人の土地で、ふだんは隣りの耳鼻科医院の患者用駐輪場。
本来ならバイクの出し入れなどできないのだが、好意で使わせてもらっているが、診療が始まるとあっというまに自転車でいっぱいになり、GSは出せなくなる。

なので毎朝、診療が始まる8時半前にGSを出し、自宅前に路駐していた。

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わずか数十センチの勾配だが、この状態から助走無しで押し上げるのはひと苦労。
建物の密集した住宅街なので、エンジンをかけると近所迷惑になる。
押すときに手首に負担がかかり、慢性関節炎になっている。

なのでじ~じの650は、軽くて本当に楽チンだった。
先日アフリカに試乗した際も、ディーラーから道路まで押してみて、その取り回しの軽さに感激した。
とはいえこの植え込みとインターロッキングは、アフリカ乗りで職人気質のI島君が一人で作ってくれたものだから、ぜいたくは言えないし、キレイに厚化粧ならぬ再塗装されたGSは、これまた蠱惑的な魅力を放っていて、甲乙つけがたい。

でも先日、自宅前で駐禁を取られそうになり、玄関の階段に駐輪スペースを作ろうと決心した。

むかしS&A師匠らとアフリカツインで野山を走り回っていたころ、津田山ブラザースのご意見番で鉄工所をやっていたKさんに、アフリカ用のラジエータガードや、サスを改造してアシを伸ばしたアフリカ用に、特注サイドスタンドを作ってもらった。
ならばKさんに階段に合った鉄骨の駐輪場を作ってもらおうかと思ったが、歳をとって鉄工所を辞めてしまったらしい。

今のわけのわからない不動産バブルがはじけて、都内の土地が暴落したら、ガレージ付の豪邸を買う予定なので(あくまで予定)、それまでのテンポラリーでいいのでブロックか角材を積んで駐輪場を作ろうと考えた。

ワダケンに相談すると、年末に自宅リフォームをお願いした工務店さんなら、切り出しで余った材木がたくさんあるとのことで、さっそくワダケンに手伝ってもらい角材を積んできた。
そして土曜日に作ったのが、これ。

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助手にも時給10円で手伝ってもらった。

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なんとも危なっかしいが、けっこう楽しいらしい。

とりあえず駐禁問題は解決。
あとは屋根が無いのでオーニングでも作ろうか..........

そんなときじ~じから電話が。

「新潟のTさんがなつかしいTBIの写真を送ってくれたので、届けます」
って。
今日、ポストを覗いたら入っていた(っていつのまに?)

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2001年、最後のTBI
四国のどこかの食堂で、左からS師匠、私、むささびじゅんちゃん
みんなわかいね~
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手前がT女史、今は地元新潟で二人のお母さん。
ラリー前のどこかの宿で、コマ図をテープで貼っている。
となりの私をよく見ると、鼻にばんそうこうを貼っているような?
と虫めがねで拡大して見たら、研ナオコの真似をして、鼻をセロテープで留めていた(!)
うしろにいるのはビバンダム
ぢゃなくて日本中をクルマとバイクで放浪している、S川君。
15年前なので私は39歳。
この翌年、初めてモンゴルラリーを走った。

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カメラにガン飛ばしてるS師匠。
「マップは自分で貼りあわせるもの」
とずっと思っていたが、その後のファラオで巻物のような長いコマ図をもらい、
「マップは貼らなくていい」ということを知った。

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NXRを意識して、みんなアンダーガードは白にペイント。
私の650にS師匠の750、I君も750に二輪ジャーナリストのM井さんも650と、イロモノ揃いのアドベンチャークラスでも、アフリカは一大勢力だった。


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最終日のアフリカ、
「顔」が歪んでいる。
林道で路肩に隠れていた岩に、弾き飛ばされて転倒したじゅんちゃんを心配して、後ろを振り返りながら走っていたらカーブを曲がり切れず転倒。
路肩の側溝に落ちてカウルを大破した。

持っていた針金で応急処置をして、これからゴールへ向かう途中
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左はあとから来たじ~じ。
「あ~あ、こんなボロボロになっちゃって」
なんて声が聞こえてくるような。
私も照れ笑いしている。
MSRのウェアが懐かしい。
右側はI君のアフリカかな?

このときじ~じは60歳のお祝いに出場。
今もおじいちゃんだが、このころとそんなに変わっていないような......?

Tさん、懐かしい写真をありがとう。
15年も前のことなのに、ありとあらゆる場面が思い出しました。