R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

最終兵器

ニースでテロが起きて驚いたが、ニースで思い出すのは今から30年近く前、新宿の親分が高田馬場のサウナで話した自慢のこと。
昔は刺青やタトゥーが今ほどうるさくなかったが、それでもこの御仁は首からつま先まで全身びっしり彫っていて、刺青の写真集にも登場したほど。
 
なのでプールはもちろん銭湯も断られていたが、このサウナだけは同業の人たちの「社交場」になっていた。
 
池袋の超ブラックな不動産会社に、修業に出された話は以前書いた。
 
元そのスジの社長秘書Aさんから、「ちょっと付き合え」と言われ向かった先がこのサウナ。
背中に見事な鯉の滝登りのAさんだが、全身極彩色のいかつい面々のあいだにいると、背中だけのAさんが地味に見える。
任侠映画ではよく見た光景だが、正真正銘カタギの私は本当に居心地が悪くて、端っこで小さくなっていたら
「カタギのひとは親からもらった大事なカラダに、こんな{いたずら}しちゃいけないよ」
って、梅宮辰夫に似た親分にやさしく言われた.....。
 
親分たちの話しで盛り上がっていたのは、旅行で行ったニースのこと。
彼らのなかには諸事情でアメリカに入国できない人もいたが、ヨーロッパはOKらしい。
観光なのかマフィアとの「仕事」なのか知らないが、親分衆5人でパリ観光のついでにニースの海水浴場に行ったとき、ふんどしに見事な彫り物を見た観光客らが、
「トレビア~ン!」
「ウタマロ~❤」
と大興奮で集まって取り囲まれ、写真を撮られたり触られたり、金髪女性に「大モテ」だったらしい。
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イメージはこれがかなり近い。
 
紺碧海岸コートダジュールの砂浜に仁王立ちする、ふんどしに全身刺青の親分衆。
想像しただけでトレビアンな光景だろう。
 
先週金曜は妻の職場の集まりで、隅田川の納涼船に乗った。
 
 
せっかくなので浴衣を着せたが、帯が下すぎて相撲取りのよう(それは張り手か....)
 
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スカイツリーの真下の船着場から乗船。
「今日は風が強いのでちょっと揺れますよ」
と船頭さんに言われビビる大人たちに、
「ゆれるんだって、きゃ~~」
と、はしゃぐ子供たち。
 
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カラオケは誰も歌わないが、それなりに盛り上がり中
全員が病院関係者なので、急患などで来れない人も多いかな?と思ったが、意外に全員参加していた。
 
ドラマ「救命病棟24時」で、松雪泰子ふんする女医さんが納涼船の幹事になり、苦労して全員参加の手配をしたのに、急患が続出して船に乗れたのは彼女ひとり...。
なんてオチだったが、さすがにそんなことはないらしい。
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レインボウブリッジを過ぎてお台場へ。
周りにはたくさんの納涼船が停まっているが、たしかに少し波が高い。
 
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フジテレビもライトアップしてにぎやか。
 
 
 
最初はおとなしくしていた娘も調子に乗って、他の子供たちと狭い船のなかを走り回っている。
こんな経験はなかなかできないので、大人たちも大目に見てくれて助かったが、帰りの電車はつかれて爆睡。
駅から自宅まで5分なのに、眠ってさらに重くなった22kgを抱っこするのがつらくて、最近の運動不足を反省。
 
日曜は保育園時代の同級生らと、品川の海の公園でBBQ
自宅からママは自分の自転車で、私は娘と二人乗りで向かうが、ママチャリは6歳以上は二人乗り禁止らしい。
公園まで自転車で約30分、
さすがに娘ひとりで自転車はまだ無理。
電車で来ても駅から遠いし、クルマも公営駐車場は2時間待ちとか。
なので勝手に大目に見てもらったつもりでいるが、いつかお巡りさんに注意されるときが、やめどきなのだろう。
 
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10基ほどのバーベキューエリアは2カ月待ちらしく、今日も満員御礼。
ひさびさに会う子供たちは、小学生になって少しはおとなに...
なるわけもなく水鉄砲に夢中で、全身ずぶ濡れだが暑いのでちょうどいいらしい。
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食材を焼くそばから子供たちがつまみ食いをしていて、父兄は大忙し。
 
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そしてお約束のスイカ割り。
プラスチックのバットなので全員が叩いてもまだ割れず、高学年のお兄ちゃんが数回たたいて、やっとヒビが入った。
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たび重なる衝撃でなかはグチャグチャ。
それでもみんなで食べるスイカは美味しい。
きっといい思い出になったはず。
 
せっかくのアウトドアなのに、ゲームに興じる子は多い。
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今日ぐらいゲーム禁止にすればいいのに、今の親は子供と一緒にやっている。
 
ポケモンGO」という携帯ゲームが海外で大流行という。
インベーダーゲーム全盛期に中高生だった私は、勝ってもなにももらえないゲームより、景品がもらえる(換金できる)パチンコ派だった。
 
なのでいまだに一銭にもならないゲームは興味が無く、娘もやりたいと言わないが、そもそもポケモンという番組をテレビで見たことが無い。
 
もうじき日本に上陸するというポケモンGOは、大変なブームになるのだろう。
任天堂の株価が倍になったというが、たかがゲームに何千億のカネが動くことに、違和感を感じるのは私だけか。
 
歩きスマホで事故も増えるだろうし、子供にとってゲームは「百害あって一利なし」が持論の私には、いい歳をした海外の若者がゲームに興じるさまを見て、世界は大丈夫かと不安になる。
 
それでもイスラム国などテロ集団にもポケモンが流行り、テロも忘れてゲームに興じてくれるなら、一利はあるのかな?などと思うのだが、実際はますます内向きの若者が増えるのだろう。
 
恋愛が苦手という若者が増えているらしいが、ゲームやアニメの影響と無縁ではないだろう。
 
むかしは
「若者よ、書を捨てて街に出よう」
が合言葉だったが、
「ゲームを捨てて荒野を目指せ」
となる世の中が、いつか来る日をおぢさんは待ち望んでいる。
 
そして今日の本題
 
暑い都内をさらに暑いエアバッグジャケットでバイクに乗ったら、30分で軽い熱中症になった。
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いくら身を守るためとはいえ、足元から火鉢のような熱気が立ちのぼるGSと、黒い長そでジャケットの組み合わせは、もうガマン大会かドS以外の何ものでもない。
 
オフに目覚めた20年ほど前は、無謀にもパリダカに出ようと真剣に思っていた。
そんなときシューセイさんに誘われたのが、アメリカのグラミス砂漠を走るイベントだった。
100キロ四方さえぎるものがなにもない砂漠は、本当に暑いのひとこと。
現地のアメリカ人ライダーたちが、半袖短パンに走破性抜群のパドルタイヤで、楽しそうに砂丘を走り回っている横を、フル装備のウェアにキャメルバッグを背負い、砂に埋まったXR600を掘り起こしては、キックの嵐でゼーゼーしている我々を見て
「クレイジー!!」
と叫んでいたのを思い出す.....。
 
何度も半袖Tシャツで走ってやろうかと思ったが、やっぱり事故は怖い。
なので最終兵器を注文したのが先週のこと。
 
それが昨日届いた。
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とりあえず首と背中さえ守れれば、ウデは怪我してもあきらめよう。
 
色も白から青、赤、ブラウンなどいろいろあるが、排気ガス充満中の都内を走れば、すぐ真っ黒になるので、汚れが目立たないブラックが賢明だろう。
 
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おまけもいただいた。
こちらこそありがとうございます。
 
いつ見てもちょっとあやしいホームページだが、きっと私と同じくパソコンが苦手なMさんが、一生懸命キーを叩いている様子が目に浮かぶ(って、まだお会いしたことは無いが)
 
自民党の谷垣さんが自転車で転んで背骨を傷めたとか。
 
自分だけは大丈夫なんていまだに思っている、そこの御仁。
自転車でヒットエアを着るわけにはいかないが、バイクにハーネスタイプならいいのでは?
 
今日も熱い東京だが、これからこれを着て出かけてみよう。