R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

宗教?

家のとなりの公園にくる、ノラ猫のエサやりオバサンは、4代目。

エサのプラスチックトレイは片付けないし、空き缶は置いていくし、ネコが近所の駐車場の車に乗ったり爪とぎをしてキズがつく。

区の公園課の人が「えさやり禁止」の看板を立てても、いつのまにか引っこ抜かれてしまい、公園課の人が注意しようと夕方張り込んでも、夜遅くに来るのでラチがあかない。
なによりネコたちが公園や家の庭などでウンチするので、近所迷惑になっていた。

見つけるたびに私や町会の人が注意して、その都度エサやりおばさんが入れ替わっていたが、先日のおばさんは原発再稼働反対派くらい、しゃべりだしたら止まらない。
「この公園はあなたのものじゃないでしょ!」
「私たちは自腹で避妊や去勢をしているのよ!!」

百歩譲ってエサやりはいいとしても、せめてウンチは片付けて欲しいと言うと
「酔っ払ってウンチする人だっているんだから、ネコも同じこと」って.....

ひとこと言うと10倍はね返ってくるので、面倒くさいので警察を呼んだ。

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近所の交番の若いおまわりさんと婦警さんが、オバサンを説得中。

本当は民事不介入のはずだが、エサやりオバサンが絡む殺傷事件もあるので、
「事件になる前に110番してください」とのこと。

「ここはあなたの公園じゃない」こと
「近所の人が迷惑していて区の公園課も動いている」こと
「避妊虚勢はあなたの趣味でやっている」こと
などなどお巡りさんが感情的にならず懇々と説得するも、
「私が面倒を見ないとこの子たちがかわいそう」
と、オバサンはなかなか納得しない。

私もむかし「捨て猫の里親探し」のボランティアにハマり、毎週のように公園や民家の床下で生まれた子猫を捕獲しては、避妊や去勢、里親探しに奔走していた時期がある。
いくら避妊や去勢をしてもネコを捨てる人は減らず、ボランティアがエサをあげ続けるから野良猫も減らないことで、エサやりと里親探しがエンドレスの宗教化していることを痛感。
アシ抜けした後もしつこく勧誘され、あげくには「裏切り者」とののしられたが、以後は出来るだけ関わらないように生きてきた。

このオバサンもお巡りさん曰く、
「他の公園でもエサやりで苦情が出ている有名人」
とかで、家族も手を焼いているらしい。

年金生活のなかからエサ代と避妊虚勢や病院代をねん出し、家計は火の車らしいが、「死ぬまで続ける」って....

「連れて帰れるなら自宅で飼いたい」というので、それなら昔さんざんやった「捕獲ケージ」で捕まえて、オバサンの自宅に置いてこようかと思ったが、
お巡りさん曰く
「自宅マンションでも10匹以上飼っていて」、そちらも近所迷惑になっているらしい。

動物をモノのように捨てる人が後を絶たず、保護に生きがいを求める人たちがいる限り、永遠に終わらない問題なのだろう。