R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

きゃんぷ~~

5月にマザー牧場で開催された春のDOA(ドア・オブ・アドベンチャー)に参加して、すっかりキャンプ好きになったわが娘。
「つぎはいつきゃんぷいくの~?」
としょっちゅう催促されていた。

10月に福島で開催される秋のDOAにも、スタッフで参加させてもらう予定だったが、いわきの「旧型」アフリカ使いO先生はじめ、人手は足りているそうで、急きょエントラントで参加させてもらうことに。
妻と娘は日中「スパリゾートハワイアン」と、「アクアマリンふくしま」に行ってもらう予定だが、私がGSで行くと妻が一人で東京~福島の往復を、運転しなければならず、3連休なので渋滞してはかわいそう。
走るのはあきらめてキャンプだけさせてもらい、家族でハワイアンと水族館に行こうかと思っていたら、Y原さんから
「試走で使ったセローでよければ貸しますよ」
とありがたいお言葉をいただいた。

セローは2年前の北海道4デイズのとき、菅原じ~じからお借りしてそのポテンシャルを改めて思い知った。
そしてY原さんのセローは「名機」と言われる旧型225cc。
現行モデルがツーリング向きトレール車とすれば、この225はトライアルに振ったモデルで、いまだにセローマニアに愛される逸品らしい。
ダートは北海道以来ごぶさただし、最後にGSで林道を走ったのは、5年前のBOGT以来......
久しぶりの林道をトラタイヤにセルの軽量車で走れるのは、本当にありがたい。
Y原さんに
「バイクのレンタル料払いますよ」とメールしたら、
「なにを水くさいことを」
ってこんな写真を送ってきた
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2007年ファラオラリーをゴールしたあと、ギザのピラミッドをバックに。

方向オンチの私は毎日Y原さんのあとにくっついて、なんとか完走できた。
(本当にお世話になりました)

春のDOAではコールマンのテントをお借りしたが、今回は予約でいっぱいらしいので、急きょテントを購入することに。
さっそく娘と二人で二子玉川高島屋ガーデンアイランドにある、好日山荘へテントを見に行ったが、テントは展示されておらず在庫も少ない。

「以前来たときテントがたくさん飾ってあったはずだけど???」
あいまいな記憶をたどって下の階に下りると、
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あった。
そこはスノーピークの店舗。
たぶん私の記憶はここだったのかもしれない。
娘も
「テントだ~~」
と大興奮。
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さっそく中に入り

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「パパ~きもちいいよ~」
と寝袋にもぐりこむ(コラコラ)

これは入門用のテントとかで、3万円台はスノーピークのテントでは格安らしいが、娘曰く
「でもてんじょうがひくいよ」
って.....
彼女の基準はDOAで泊まったコールマンの5人用テントで、天井高が180cmくらいある。
近所の図書館でアウトドア雑誌「ビーパル」のバックナンバーを数冊借りて、キャンプについてにわか勉強したが、テントとタープを両方張るのが大変な人は、「2ルームタイプ」がいいと書かれていた。
スノーピークのテントなら一番高い、「ランドロック」がそのカテゴリーか。

最近はやりのグランピングという豪華キャンプも人気で、このランドロックが15万、羽毛の寝袋4万円×3、テーブル&チェアセット、2口ガスバーナーにダッジオーブン、カトラリーもろもろで70万以上するらしいが、セレブな街ニコタマでは
「まとめて一括購入されるお客様も多いです」
って。
たしかに地下駐車場にはベンツやBMWアウディにポルシェなどなど、国産車を探すのがむずかしいくらい(ここはどこの国だ)

10年前の独身時代ならあとさき考えず、
「じゃあこれみんなちょうだい」
なんてやったかもしれないが(たぶんホントにやったと思う......)
家族が出来てかなり心のブレーキがかかるようになった(つもり)。
なのでとりあえず会員登録だけして、高級そうなカタログをいただいた。

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やっぱりパソコンの画面で見るより、紙のカタログのほうが妄想が広がる。

私が持っているスノーピークは折り畳みテーブルだけだが、ネットで見るとキャンパー憧れのブランドはスノーピークらしく、サラリーマンパパがせっせとお小遣いをつぎ込んで、スノピ製品を買い集める「スノピ地獄」にハマる人が多いという。

せっかくファミリーキャンプしようと買い集めても、数年で家族は行ってくれなくなるとは、人生の諸先輩方の弁。
私が今も持っているキャンプ道具は、ラリー用に使った一人用テントと寝袋が3つ、折り畳みテーブルとイスくらいで、どこへ行くにも持って行ったコールマンのシングルガスストーブは、古くなって捨ててしまった。
一番古い寝袋は20数年前に買ったモンベルの化繊だが、春のDOAでひさびさに使ったら、ペラペラで「せんべい布団化」していた.....。
こうして新しく機能的な製品を見てしまうと、いろいろ欲しくなるが、たぶん数年しか使わないことを思うと、テントに10万以上は注ぎ込めない。

DOA主催者Y原さんに相談したら、流山にコールマンのアウトレットがあるというので、早速行ってみた。
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テントの展示はないがネットで見て、なんとなく決めていたのが、
テントとタープを兼ねた2ルームが、どのメーカーも10万円以上する中で、価格が5万円くらいとかなり安い。
スタッフさんにコールマンテントの最高峰テント、「ウェザーマスター」とどう違うのか聞くと、
「ぜんぜん違います」
って..........。
フライシートの材質もウェザーマスターのほうがしっかりしているし(触ればわかる)、パイプも安い「ラウンド・・」がFRPなのに対して、「ウェザー・・」はジュラルミン
他にも空気がこもらないようにベンチレーション機能もあるなどなど.....

それでも数年使えればいいと割り切れば、「ラウンド・・・」で十分とのこと。

悩んでも他にいいのが出るわけでもないし、悩むのが嫌いなのでこれを購入した。
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クルマで行くと物欲が止まらなくなりそうなので、積載能力の低いGSで来たが、首都高が行きも帰りも大渋滞だったので、結果オーライか。

20kgのテントを積むと明らかにサスがヘタっているのが、鈍感な私にもわかるので、帰りも渋滞のなかをゆっくり帰った。
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江戸川は連日の雨で増水していた。

そして帰宅して
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さっそくリビングで張ってみることに。
とはいえこんな大きなテント、張るのは初めて。

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説明書を見ながら小一時間かかってなんとか完成。
リビングがテントでいっぱいになってしまい、そのたびにテーブルやイスを片付けるので、効率が悪い。
途中で仕事から帰宅した妻もあまりの大きさにビックリしていた。
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この前室がタープ代わりになるらしい。

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ふたりで寝てもこの余裕。
「パパ~すんごくおおきいよ~」
と娘のオッケーももらえた。
でも本当に大きすぎないか???

福島のDOAは金曜夜に入る予定なので、真っ暗なキャンプ場でもし雨が降っても、ひとりでサクサク張れるよう、どこか広い公園で練習しておかないと。

ネットでは
「ポールがFRPなので折れることがある」
なんて書かれていて心配だったが、アウトレットのスタッフさんも
「取り寄せでパーツはあります」と言うし、Y原さんも
「馬鹿ぢからのアメリカ人でも折れないんだから、大丈夫でしょ」
って。
言われてみればコールマンは、タフが売り物のアメリカンメーカー。

とりあえず本番までに練習しておかないと......