R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

納車


水曜日、岩手のうめさんが仕事で上京していた。
「アドベンチャーの納車はいつ?」
と電話で聞かれたので、ツラーテックのパーツがまだなので、たぶん週末あたりだろうと話すと
「明日岩手に帰る前に納車を見届けたい」
とMSCハラの原さんに催促のメールをしたらしい。

そして翌木曜日の朝、原さんから電話が
「うめさんから昼までに納車しろと{指示}があったので、朝イチでチェックを済ませました」
と電話をいただいた(脅迫?)。

うめさんに電話すると
「じゃあどこかで待ち合わせて電車で行こう」
という話になり、北千住駅で待ち合わせることにして、あわただしく自宅を出た。
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クレヨンしんちゃんの特別号で越谷へ。

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12月1日、忙しいはずの年末の平日の昼間に、バイク引き取りにルンルンのおぢさん二人。

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そしてお店に到着。
この日が実家レストラン定休日のI君も、1200GSで先に着いていた。

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I君とうめさんが私が買ったアドベンチャーを、まじまじと観察中。

うめさんが乗る2016年号と比べると、2017モデルは細かいところが微妙に変わっているらしい。
原さん曰く
「さっき試乗しましたが、サスとか16年より進化していますね」
って。
そんなこと言われてもメカオンチな私にはわからないだろう。

原さんから説明を聞くが、先日のいわきで二日間、うめさん号を堪能しているので、細かい説明は省略。
と、お店に来た赤いジャケットのおぢさんから
「sinaさんはどなたですか?」
と声をかけられた。
「??私ですが?」
と答えると
「チィです」
って(!)
「チィさんって、あのチィさん?」
と問い返すと
「そうです」
って。
勤務先がここの近くで、昼休みにわざわざアドベンチャーを見に来たらしい。
まさかこんなところで会えるとは。
原さんも
「お知り合いですか?」
って。
と答えると、
「世の中狭いですね~」
と驚いていた。
コメントしづらいという私のブログに、唯一コメントしてくださる希少な方。
チィさんわざわざのお越し、ありがとうございました。
次は千葉の林道でも走りましょう。

S原さんも私がアドベンチャーを買ったことに、驚いていた。
原さんも
「S原さんも知り合いですか?」
と驚いていたが、まさか平日の昼間に、これだけいろんな人に会えるとは思わなかった。

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お店近くのラーメン屋さんで納車祝い。
お二人ともニヤニヤして、なにかヤバい動画でも見ているのかな?

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そして出発。
このまま川崎のS師匠の家に行き、Xヘッドを付けてもらいに行く。
左右にパニアケースを付けると、さながらゴールドウィング。
その巨大さに改めて驚く。

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ここから高速入口まで毎回迷うので、I君に先導役をお願いした。
それにしても1200GSが小さく見えるほど、アドベンチャーはデカい。

越谷から首都高を経由して東名高速を進む。
渋滞しているところもあったが、ためしにフルパニア状態で入っていくと、なんとか抜けていける。

100GSだと追い越しするにも、「よっこらしょ」と掛け声をかけていくが、アドベンチャーはどこからでも加速して行けるので、ストレスが無い。
唯一のストレスはあまりに速くて、覆面パトや白バイに捕まらないかということだけ。
本当に安全運転しないと、あっというまに免許かイノチが無くなる.....

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S師匠の家に着くと、さっそくI君が取り付け作業に取り掛かる。
後輩いぢりのS師匠が、I君を辛辣な言葉でいじめている。
I君もいぢられることがよほどうれしいのか、SとMの漫才のような掛け合いが続く。

「X-head」は出っ張ったシリンダーヘッドが、転倒などで傷付かないためのプロテクションで、S師匠が代理店をやっている「Machinart」の製品。
(マッドスリングも当然取り付け済み)

取り付け前
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取り付け後
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万が一、転倒した際にヘッド全体をカバーするので、ボクサー乗りには欠かせない逸品(ネ、うめさん)。

本当は転倒してパイプが内側に曲がり、シリンダーヘッドに干渉しないように、S師匠も付けているツラーテック製の、ヘッド部のパイプガードとメインフレームをつなぐパイプも注文していたが、廃番になったそう。
かわりに2017年からヘッドに干渉しないよう、プラスチックガードがパイプに付いていた。

そろそろ娘が学校から帰ってくるので急いで帰宅。
いつも100GSを置いていた自宅前のスペースに、I君に手伝ってもらいアドベンチャーを停めてみる。
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かなりギリギリ。これで地震でもあったら転倒するかもしれない。
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今日はママの帰りが遅いので、帰って来た娘とI君と近所の中華屋で夕食。
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エンドレスなゆび相撲に付き合ってくれる、やさしいI君(早く嫁さんもらえよ)

帰っていくI君の1200GSを見て、
「GSってあんなに小さかったっけ?」
とアドベンチャーと比べて思う(一日付き合ってくれてありがとう)

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今日は朝からバイク置き場の拡張工事
とりあえず15センチ、広げてみる。

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昨日よりだいぶ広くなったが、道路から数センチの段差が、重いアドベはなかなか上がらない(勢い付けて引くと後ろの壁に激突するし、前から停めてバックで出るには狭すぎて、階段側に落ちる恐怖でできない)。

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それでも広げてよかったのは、スタンドがかけられること。
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それでもギリギリか(ホントに大きい)
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そして夜は裏庭に移動してハンドルロック、防犯アラームと純正ディスクロックに車体カバーと、4重ガード。
あとは防犯ライトも点ける予定だが、地球ロックにKITAKOロボットアームのチェーンロックも必要か。
チェーンが重いのでホイールにキズがつくというし、とりあえず少し様子を見てみよう。

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カギはクルマと同じくキーレスエントリーで、真ん中のエンブレムが防犯アラームの作動スイッチ。
そしてこのカギ部分は「鋳物」とかで、ディーラーの原さん曰く
「あまり強く回すと折れます」
って(!)
そのために左の「エマージェンシーキー」があるが、出先で万が一キーを失くしたり折るとどうしようもないので、エマージェンシーキーはバイクのどこかに、仕舞っておくのが賢明とか。

それにしてもこのキー、失くすと4万円かかるらしい。
便利な反面、不便なことも覚悟しないとならないようだ。

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新旧GS
30年のテクノロジーの差はすさまじいものがある。
むかしポルシェが水冷を発表したとき
「ポルシェも終わったな」
なんて思ったものだが、さらなる高性能化のためには当然の選択だったと、あとになって気付いた。
BMWもボクサーエンジンを進化をさせるには、水冷化する必要があったのだと、納得した一日だった。
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