R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

千葉へ

バイオハザード・ファイナル」の劇中で、BMWのバイクが使われていると、届いたメールレターに書かれていた。
ミラ好きなSさんのためにチケットをゲットしようと、アンケートに入力したが、
「現在お乗りのバイク」欄に「2017年GSアドベンチャー」と入力すると、何度やっても「記入が正しくありません」と拒否される。
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考えてみればまだBMWモトラッドのホームページにも、2017年モデルの発表がないので、「まだ存在しない」バイクということか。
とりあえず「2016年」で応募してみた。
たぶんしっかり者のSさんのことだから、チケットは購入済みかもしれないが、当たったら差し上げますので、もう一度観に行ってください。

でもこのシリーズはなかなか終わらないので、次回は「ファイナル2」、その次は「ファイナル・ザ・ラスト」と、永遠に続いて行きそうな気がする......

昨日はたまっていた千葉の土地の「物見(ブツミ)」に行った。
物見とはギョーカイ用語で物件を見ること。
前回行ったのはいつだったかとブログの記事を探してみたら、おととしだった
このとき見た白子の土地は、あいかわらずそのままだが、息子さんに
「別荘でも建てたら?」
と聞いても、
「行かないからいらない」
といっていた。
東京都内はミニバブルだが、東京から100km圏内の千葉、特に外房の土地は、建物が建っていないと、あいかわらず値段が付かない。

今回も30年前バブルのころに高値で買ったまま、ずっとほったらかしていた八街、横芝、成田の土地の売却依頼をされていたが、更地ではどうせ売れないのでずっとほったらかしていたら、所有者が亡くなって相続した息子さんから催促があった。
ちょうど往復200kmのショートツーリングができると思い、嬉々として出かけた。

横芝町には専門学校時代の同級生が、自動車販売業をやっているらしいので、35年ぶりに会いに行くことに。

ナビは首都高経由で京葉道路を行くよう指示するが、この時間の中央環状線は渋滞しているし、都内の京葉道路は2車線と狭いので、あまり好きではない。
どちらも距離はあまり変わらないし、天気もいいのでレインボーブリッジを通って、広い東関道を行くことにした。

八街(やちまた)の土地と言っても、八街駅までバスで30分以上かかるらしい。
通りかかったおばあさんにバス停を聞くと、
「昔はすぐそこにバス停があったけど廃線になってしまって、一番近いバス停でも歩いて10分かかる」
さらに
「このへんはクルマが無いと生きていけない」
とも。
海までほんの数キロで、定年退職後の余生を送るには、最高の場所だと思うのだが、病院もスーパーも徒歩圏には無く、さびれる一方だと嘆いていた。

成田も横芝も似たような立地で、家が建っていないと売れないが、築20年の家があっても2~300万しか値が付かないとか。
東京まで2時間以上かけて通勤している人も多いが、寒い冬の夜に寒々としたホームで、1時間に1本の電車を待つのは私にはできない。

そして同級生のS君の家、というか仕事場へ。
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広い実家の庭で中古車販売兼修理工場をやっていた。

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まわりにはのどかな田園風景が広がっていて、当然駐車禁止もない。

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私と同じ55歳のおやぢ。
おでこもだいぶ後退して恰幅もよくなっているが、一緒に少林寺拳法部で切磋琢磨した仲。
5分も話すと35年前の学生時代に戻ってしまった。

卒業後、「クルマは作らない、クルマのある人生を作る」の外車販売会社に就職。
しばらくは雪上車のメカニックをやっていたが、冬のスキー場で整備はいつも夜。
吹雪のなか軍手が凍り、素手だと指が金属に「張り付いて」、何度も指の皮がはがれたそうで、数年で退社。
地元に帰り外車修理のメカを経て、実家で独立して20数年が経つらしい。
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BMWが一番好きとかで、私のアドベンチャーをまじまじと見ていた。

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イヌのほかにニワトリも放し飼い状態。
なんとものんびりした空気が心地いいし、話したいことは山ほどあるが、日が暮れる前に済ませたい仕事もあるはず。
他にも千葉や茨城、栃木に帰り、会っていない同級生たちがいるので、来年は東京で同級会をすることを約束して、2時半に別れを告げた。
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時間があればタービュランスにも寄りたいが、今日はうめさんが仕事で上京していて、仲間内で忘年会がある。
妻が仕事で福岡に出張しているので、娘を連れて行くために5時に、小学校へお迎えに行かねばならない。
横芝からタービュランスまで30分、つい話しがはずんで1時間いると、帰りの渋滞に巻き込まれるので、今日はまっすぐ帰ることに。
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途中のSAでトイレ休憩。
まだ高速も有料道路もガラガラなので、気持ちよく飛ばせる反面、白バイや覆面パトに捕まらないよう、バックミラーを見ながら走るのは、気疲れするが仕方ない。

京葉道路は渋滞が始まっていたので、東関道からまたレインボーブリッジを渡って帰った。
サスがかなりダイレクトに路面のギャップを拾うのが、セッティングに鈍感な私でもわかる。
なので手元のボタンのESA(electoric suspension adjust)で、現在のノーマルモードとソフト、ハードモードといろいろ変えて走ってみるが、やっぱり違いが分からない。

4時過ぎに帰宅。チビッコゆえ信号待ちで止まるのが正直苦痛。
なので往復200kmほとんど高速を使った、気持ちのいいショートトリップだった。

Sさんから急な仕事が入り、飲み会に行けないとメールがあった。
神奈川のSさんが来やすいように、二子玉川で飲む予定だったが、それなら地元の戸越銀座に変更してもらおうと、うめさんとワダケンに連絡して、6時に戸越に集合。

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呑み助でないので、たくさんある地元の居酒屋にはほとんど行ったことが無い。
2年くらい前に開店した「大阪串カツ」の店に入ってみた。
忘年会シーズンだがテーブル席しかないからか、終始空いていた。
娘はママと一緒だと飲めないオレンジジュースを、さっそく注文。
串カツもバクバク食べていた。
うめさんにサスのセッティングを聞くと
「あたしはずっとソフトモードだす」
とのこと。
首都高の高速コーナーにソフトモードで突っ込んだら、フワフワして焦ったので、ノーマルモードに戻したが、ソフトのほうが路面のギャップを拾わなかったような。

ワダケンも1150GSアドベ乗り。
とはいえここ数年はチャリンコ野郎で、車検も切れたまま。
フラットのT君の工場の内装工事をやった縁で、フラットに車検整備をお願いする予定だったが、T君が忙しすぎてそのままになっているとか。
最近は仕事が忙しくて自転車も乗れないそうだが、新旧アドベでツーリングに行く日も近いか。
娘がはしゃいでゆっくり話もできないが、酒はすすむ。
9時まで3時間ゆっくり飲む予定が、ペースが速くて8時にはもう全員、出来上がってしまいお開き。
次回は子供抜きでやりましょう。

うめさんとワダケンを駅で見送り、帰宅して一緒にお風呂に入る。
お風呂でyou-tubeを見るくせがついてしまい、ゲゲゲの鬼太郎からどろろサスケカムイ外伝と、すっかり昭和アニメを制覇してしまった娘。

サスケやカムイは切り合いで殺されたり、手、足、首が切り落とされるシーンが多く、今のテレビでは再放送できないものばかりだが、切られても撃たれても血が出ない今のドラマや、死ぬシーンの無い子供向けアニメばかりでは、
「死んでもリセットボタンを押せば生き返る」
と本当に信じている子供が多く、少しは残酷なシーンがあってもいいのでは?と思ってしまう。

次はジャングル大帝リボンの騎士など、手塚アニメを見せたいが、著作権がうるさいのか削除されているものがほとんどで、最近はサザエさんの旧作がお気に入りらしい。
メガネの「度」が合わなくなったのか、1時間もバイクで走ると左目が特に疲れる。
左目は緑内障と診断されているが、失明するほど進行はしていない。
それでも疲れると眼圧が高くなり、「眼球」が圧迫される気がするので、しばらくほったらかしにしていた眼圧を下げる目薬を、差さないといけないんだろうなぁ。