R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

寒くてもやっぱりバイクが好き

日本海側や北海道は大雪で大変らしいが、東京は朝こそ氷点下になっても雪は降らず、毎日バイクに乗れるのがありがたい。

バイクに乗らない人からは
「寒くないの?」
と必ず聞かれるが、マックスフリッツの上下でしっかり防寒対策をすれば、ヘルメットで顔も隠れているぶん、寒いなか歩いたり、寒風のなか自転車に乗るよりも、はるかに暖かい。

なによりアドベンチャーに乗り換えて、毎日乗るのが楽しくて楽しくて、無理やり用事を作っては毎日バイクで出かけている。

先日も千駄木までバイクで出かけた帰り、今年初めての靖国神社へ参拝に行った。

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入口正面に立つ「大村益次郎」像に一礼

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平日昼間だが、大勢の参拝客でにぎわっている。
半分くらいは外国人で、言葉を聞いても中国系が多い。

アパホテルに置かれている書籍をめぐり、中国がアパに宿泊しないよう呼びかけているらしいが、都心のアパホテルは宿泊費が高すぎて、地方から東京に出張したビジネスマンが泊まれず、ほとんどがアジア系の観光客だという。

先日アジアクロスカントリーラリーのパーティーで来日した、インドネシアのルディさんも、東京駅のアパに泊まっていたが、
「5つ星じゃないけど3つ星以上のいいホテルだよ」
と褒めていた。

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横から割り込みするような、不敬な外国人はここにはおらず、見よう見まねでもちゃんと「二礼二拍一礼」する人もいて、なんだかほほえましい。

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靖国神社のいいところは、都心の真ん中にありながらバイク駐輪場があり、しかもタダということ。
先日オレさんたちが泊まったホテルもそうだが、バイクを目のかたきにしているような、バイクを停めさせない方針は、なんとかならないものか。

東京以外の人は信じられないだろうが、バイクもクルマと同じく駐車禁止の違反キップを切られ、反則金9000円を取られる。
数年前、馴染みの神田の靴屋さんにGSで行って、店の前の歩道に5分停めただけで、しっかり駐車違反を取られて、以来、そこで靴は買っていない。

渋谷の公園通りやセンター街も、ちょっと前は若者が乗るフュージョンなど、250ccのスクーターだらけで、さすがにクルマや人が通りづらかったが、バイクの駐禁取締りが厳しくなったとたん、ものの見事に「1台も」停まっていなくなった。

フュージョンで渋谷のアパレルメーカーに通っていた友人は、
「有料でも会社の近くに駐輪場があればいいけど、歩いて10分のところに停めるくらいなら電車のほうがマシ」
とバイクを売ってしまった。
彼が住む世田谷のマンションにも駐輪場が無く、建物前に路上駐車していたら、そこでも駐禁を取られたらしく、彼の友人らもいっきにバイクを降りてしまった。

なので都心へバイクで行くときは、事前に時間貸し駐輪場があるか確認するが、いくら探しても無い場合がほとんどなので、自然と都心から足が遠のいてしまった。

先日スガワラ爺からいただいた「アヘッド」に
「バイクが街から消える日」by山下剛氏 
というショッキングなタイトルの記事が載っていた。
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山下氏いわく
「クルマしか乗らない、車も乗らない人から見れば、バイクはあぶなくてうるさくて、邪魔なものでしかない」
「タバコが敬遠されるのと同じで、気持ちいいのはバイクに乗っている本人だけ」
「高齢者の事故が社会問題になっているが、もしバイクが集団登校の列に突っ込んで、多数の児童が死亡したり、転倒したバイクが過失の無い人を巻き込んで、重大事故を起こしたら、バイクに対する世間の批判は一気に高まるだろう」
というもので、まったく同感。

改造マフラーの爆音をとどろかせて喜んでいるバカ者や、渋滞した車のあいだを猛スピードですり抜けたり、サーキットまがいのスピードで街中を走る、大バカ野郎が多すぎる。
旧車や外車、高級車だから許されると思ったら大間違い。
バイクにはアクセルとブレーキの踏み間違いはないが、ライダーの高齢化が進む今、寒い日は運転中に心筋梗塞。暑い日は熱中症で気を失って、歩行者や周りのクルマを巻き込んだ大事故が連続して起きるのも、時間の問題のような気がしてならない。


関係ない話しだがJAFメイトの最新号

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2輪4輪の各レースで2016年チャンピオンの表彰式らしいが、正直言ってだれ一人知らなかった。
バイクに乗る私でさえこのありさまでは、クルマもバイクも興味が無い人にとっては、別の惑星の出来事くらい、どうでもいい話しだろう。

世界に冠たる二輪四輪メーカーがいくつもある稀有な国なのに、都会にはバイク駐輪場もなく、若者に限らずクルマやバイク離れは加速する一方。

先日来日したオレさんも
スウェーデンに限らず世界中で同じことが起きている」と嘆いていた.....。

250のスクーターにうるさいだけのマフラーを付けて、ヘルメットの顎ひもも締めずに乗る人種を、私はライダーと認めないが、国内でバイクを売るためには彼らにも、貢献してもらうしかないのが悲しい...........

バイクに乗っていて唯一冷たく感じるのが「指先」
いくらあたたかいマックスフリッツのウインターグローブをしても、高性能なグリップヒーターを「最強」にしても、熱いのは手のひらだけで指先は、長時間乗れば乗るほど冷えて「かじかんで」しまう。

グローブも2シーズン目、ほぼ毎日使っているので、だいぶヘタってきた気がする。
なので新しいモデルを買おうかとマックスフリッツへ

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Sさんに指先が冷える話しをすると
「新しいグローブでも指先は冷えますよ」
って。
Sさんの愛車100RSは巨大なカウルとグリップヒーターで、毎週末の耐寒ツーリングも問題ないというが、華奢なアドベンチャーのハンドガードでは、防風効果はほとんどない。

寒い長野で50年以上スーパーカブに乗り続けた父は、冬はハンドルに防寒カバーをつけていたが、「自称ライダー」の私はどうしてもあの「もっさり感」がイヤで、今まで一度もハンドルカバーを付けたことが無かった。

今のようにヒートテックもフリースも、ゴアテックスも無かった30年以上前、
ジーンズの下に「ももひき」を履き、セーターを重ね着した上にペラペラのMAー1を着て、寒い冬の日も元気にバイクに乗っていたが、防寒、暴風に優れた新素材になれてしまった今は、もうあのころに帰れない。

近所のにりん館にハンドルカバーを買いに行ったが、ハンドガードを外さないと付けられないものばかりで、あきらめて帰宅。
「1200GSハンドルカバー」とネットで検索すると、みなさん無理やり改造して、ハンドルガードを取り付けていたが、
「カバーのなかはまるで{こたつ}」
なんて夢のような言葉を見てしまうと、カッコなんてこだわっていられない。
それでもハンドルにボテッとかぶさっているような、見栄えの悪いものはやっぱりイヤ。
なのでハンドガードの内側に収まるように、ハンドルカバーを自作しようかと思ったが、汎用品でもじゅうぶん対応できそうなので、使えそうなものを探そうと思う。