妻が洗濯機の注水口に歯ブラシを落としてしまい、修理を依頼した。
日本製の洗濯機はドラムの回転に合わせて、洗濯機自体が「動いて」振動を軽減する構造。
そのかわりに10年で壊れるところが、ドイツ製は重さ100kgの「箱」が振動を吸収するので、30年以上もつという。
当時は100GSに乗っていたので、これほどジャーマン好きの心をくすぐる言葉は無かった。
日本製に比べ価格も高かったが、デザインもシンプルなのが気に入った。
本当にシンプルなデザインで、10年たっても見飽きない。
なんで日本の家電メーカーは、ピンクやブルーなどヘンなパステル調しか作れないのか、不思議で仕方がない。
歯ブラシは無事取れたが、ドラムの回転を吸収するダンパーが、13年でスカスカにヘタっていたので、交換してもらった。
たしかに最近は脱水のときがうるさくて、脱水が始まるとその音で洗濯がそろそろ終わるのが分かったほど。
交換後は本当に静かで、いつのまに選択が終わっていた....
13年たってもパーツが当たり前のように出てくるのを見て、100GSの修理をフラットに頼んだとき、寿命かと思ったらフツーにパーツが出てきたのを思い出した。
「次こわれるのはなんでしょう?」
とサービスの人に尋ねると
「モーターですかね」って
モーター交換は5万円とか。
今回のダンパーと出張代で24000円
7万も出せば新しい国産洗濯機が買える.....
エアコンや冷蔵庫も10年前に比べて、電気代が何分の一になるというが、洗濯機も例外ではあるまい。
この調子でパーツを交換し続ければ、このミーレも30年モノになるのだろう。
そのころは電気代が最新型に比べて、どれだけ割高なのか.。
パーツが出るからと延々と修理し続けて、いくら注ぎ込んだかわからない(わかりたくない)GS
いっそ「ボンッ!」と火を吹いてご臨終してくれれば、あきらめもつくのだが。
デザインを取るか電気代を取るか、悩ましい問題は続く..........
区の45歳以上無料検診で、「たん」の検査を薦められた。
実は人生で一度も「たん」を吐いたことが無いことに気付く。
「カー、ッペ!」って映画でヤクザがタンを吐く真似をしたら、「ウゲッ」って吐きそうになった。
いろいろ試したが結局たんは吐けず。
別途検査料600円が無駄になった。
バレエ教室の帰り、武蔵小山の「鳥勇」でお約束の焼き鳥を食べる娘。
タレは好みでつけるのだが、大阪の串揚げと同じで「二度づけ禁止」
でも娘はタレなしが好み
水曜と土曜の週二回。ちょっとした常連なのでお店の人ともマボダチ
ちゃんと
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
といえる娘を、お店の人も好意をもって迎えてくれる。
子供を巻き込んだ事件が多いので、
「知らない人とは話しちゃいけない」
と親から言われているのか、あいさつのできない子供がなんと多いことか。
毎朝、娘を送る途中、保育園から同級生の友達に会うが、7年来の顔見知りである私にさえ、あいさつをしない子が本当に多いのが悲しい.........。
会社にはこんなファックスが。
投資でミャンマーのマンションを買った知人曰く
「クーデターが起きたら、どうなるかわからない」
って。
モンゴルはいちおう政権が安定しているのらしいが、地下資源に左右されるお国柄では、あっという間に数千万円が紙くずに変わるだろう......
先日、懇意の弁護士から都内の一等地の査定を依頼された。
去年までならミニバブルの影響で、1坪1000万はくだらなかった住宅地だが、今年に入って銀行が融資を自粛するようになって、あっという間に500万まで下がった(半値!)。
周りにはいまだに坪1000万や800万の売地がゴロゴロ。
坪700万で買って1000万で売り抜けようとした、知り合いの不動産屋が、
「坪700万で買った土地を坪500万で売ったら、100坪あるので2億も損する」
とアタマを抱えていたが、今のうちに売り抜けないと、そのうち坪300万に下がったら、4億円損することになると思うよん。
そもそも一坪1000万の土地を30坪3億円で買って、自宅を建てるお金持ちが、果たして何人いるのか?
銀座の土地が30年前のバブルを越えたと騒いでいるが、たしかに銀座は別格なので、一坪3億円でも買う人(法人)はいるだろう(たぶん日本企業ではないだろうが)
自由が丘や二子玉川など都内の高級住宅街も、家を買いたい「フツーのサラリーマンが地価の高騰に付いてこれず、かなりの不動産が売れずにダブついてきた。
投資用のワンルームも先週くらいから、一番高いピークで売り抜けようという、中国人投資家の売りが始まり、一気に暴落する予感が.......
それでも不動産投資セミナーは大盛況。
「まだまだバブルは続くので、今買っておかないと!」
とセミナーにきたサラリーマンやOLをあおっている(鬼畜ダネ)
25年前のバブル崩壊直前、
私がいた不動産会社の社長が、ハワイに十数億円を投資した。
現地の不動産ブローカーから
「ハワイにディズニーランドができる」
と吹き込まれ、候補地になるというエリアの土地を買い漁った。
私も数億円の現金をトランクに詰めて、ハワイ東京間を何度も往復したが、よく空港で捕まらなかったものだ。
結局ディズニーランドはできず、数十億のカネはどこかにいってしまい、会社も200億の負債をかかえて倒産した。
それから十数年、地下に潜伏していた社長は、ふたたびのバブルで表舞台へ返り咲き、現金で十億円を稼いだ。
「今度は絶対にだまされない!」
と固い決意だったところへ、オーストラリアの金鉱が資金難で、身売りする話しが舞い込んだ。
掘れば数百億円の金が埋蔵されているのに、資金難で工事がストップしているとか。
飛びついた社長は持ちガネの10億円をすべて突っ込み、人生2度目の勝負に出た。
が、金鉱はいくら掘ってもなにも出ず、またしても10億円が闇に消え、世の中はリーマンショックに突入。
不動産市場も大暴落した。
この社長、その後の消息は不明だが、
「ガンで死んだ」
という人もいれば
「フィリピンに渡ってブイブイやっている」
というハナシもある。
源義経が実は生きていて、モンゴルでチンギスハーンになったとか、
社長もどこかで元気にやっていてくれれば、いつか会ってみたいものだ。