今週末のDOAに向けてセローにマップホルダーとICO(じゃなくてラリーコンピュータって言うの?)を、腹サイクルで取り付けてもらうことに
(そのくらい自分でやれよって突っ込みはナシで)
ステー取付などで2日かかるというので、代車をお借りした
G310
実物を初めて見た。
大柄に見えるがまたがってみると、身長170ちょっとの私でも両足かかとがべったり着いて、チビッコにも安心。
走りだしての第一印象は「軽い」
越谷から戸越銀座まで約40キロ、首都高に乗らず下道で帰った。
RnineTと違いハンドルがよく切れるので小回りはきくが、ふだんアップハンドルのバイクばかり乗っているので、ひさびさに乗るロードスポーツはハンドルが低く、道路が近く感じてちょっとこわい。
速度超過だが60~80km/hくらいで走るのが、いちばん気持ちいい。
2日後にセローを引き取りに行くときは首都高に乗ってみた。
どのくらいスピードが出るのか110km/hまで回して、オドメーターを見たら「550km」!
まだナラシも終わっていない試乗車だったので、あわててアクセルを戻した。
それにしても310ccという日本では中途半端な排気量は、果たして売れるのか?
「インドやアジア、中国の市場を視野に開発」なんて話しを以前きいたような気もするが、国産250ccでも30馬力くらいはあるだろうし、400ccになると40馬力オーバーは当たり前なので、正直言って中途半端な印象。
高速で110km/hまでの加速は、パワーボックスとパワーバーを付けたセローのほうが、正直言って「なめらか」に感じた。
どうせ車検があるのなら400ccまであげればと思うが、今さらそれは無理な話し。
パワーボックスのような補器を付けて、アクセルを開けるのが怖くなるほど、「ツキ」のいいエンジンにできれば、おもしろいと思うのだが.....
この310、GSバージョンも出るらしいが写真で見ると、CRF450RALLYを250にしたみたいに、無理やり感がハンパない。
でもアップハンドルになってスクリーンも付くのなら、もう少し乗りやすくなるんだろうナ。
それでも税込58万円、中型免許でもBMWのバイクに乗れるのは画期的かもしれない。
そしてセロー
NシステムのマップホルダーとRC7(あれ?違った)
ラリーなら片方が壊れたときの予備に、ICO(って今は言わないのね)は2連が当たり前だけど、ハラさんも「DOAだから1個で大丈夫でしょ」って。
なにもない砂漠ならナビが無いと困るけど、今回は150台も参加するそうなので、壊れたら誰かにコバンザメして走ればいい。
ステーはハンドルマウントの2点支持。
これでダートを走ったら振動で、ステーがずれないかと思ったが、
「モンゴルでも大丈夫でした」って。
そんなところはもちろん走らないので、これで十分
スイッチはホーン下がマップの巻き上げ巻き戻し、
ウィンカーの右横がICOスイッチ
指が短いと届くか心配だし、砂漠でハンドルが埋まるとスイッチが砂を噛んで、作動不良になることも(って砂漠は走らないから大丈夫)。
個人的にはファラオで使っていた、「女王様のブレスレット」型のスイッチが好きだが、まだ売っているのかしらん(左グリップ横のマーブルチョコみたいなヤツ)
やっぱりラリーはMDのマップホルダーがかっこいいなぁ
2018年モデルはマップケースがアルミから樹脂製になると、Y原さんのブログで紹介されていた。ギアでなくベルト駆動になるとも。
まぁ樹脂製はカーボンバイクと同じで寿命があるし、マップホルダーは「消耗品」なので、これが壊れたら次回は新型に交換かなと、ちょっと負け惜しみ。
マップ取付と一緒にまだ600キロながら初回点検とオイル交換もしてもらったので、いちおうナラシは完了。
腹サイクルからの帰り道、首都高の山手トンネルで最高速テストをしたら、130km/hまで回っておどろいた。
まだ伸びそうだったがシングルブレーキのうえにブロックタイヤ。
なにより回し過ぎて壊れては困るので、すぐアクセルを戻したが、パワーボックスと振動を抑えるパワーバー、柔らかいけどしっかりコシのある、テクニクスのアシ廻りの効果は絶大だと、再認識。
セローの生産中止が決まったとたん、最終モデル20台を仕入れた腹サイクル。
私のセロー改に乗ってセローの良さを再認識したハラさんは、
と意気込んでいたが、本当に投資する価値はアリだと思う。
本当は先日の日曜日、どこか近場の林道でシェイクダウンしたかったのだが、日曜は妻が仕事だったので、娘のお相手で中止.....。
週末のDOAはぶっつけ本番になるが、去年主催者のY原さんからお借りした225セローや、北海道4デイズでじ~じからお借りした250より、戦力アップしたセローで走るのが、今からワクワク楽しみで仕方ない。