カフェしなの

TREK SUPER CALIBER改とたまに1250 GS HP

秋のDOAその1

 

 

 

 

10月7,8日は福島で開催のDOA(ドア・オブ・アドベンチャー)に参加。
7日早朝から車検なので前日には現地入りしたいが、娘の小学校は土曜半ドン授業とかで、金曜一緒に行けない。

ゆとり教育の反省らしいが、
「2年生なんてまだたいしたこと勉強しないし、3時間授業なら休ませちゃえば?」
と妻に言った
「ダメです」
とキッパリ断られた。

仕方ないので妻と娘は授業が終わってから、クルマで来てもらうことにして、
去年の春のDOAと同じく、スタッフで参加するKくんのハイエースに、セローとキャンプ道具一式(と私)を乗せて行ってもらうことに。

金曜午後1時、自宅に現れたKくんは歩き方がどうも不自然。
ギックリ腰になったばかりで、バイクの積み込みもかなりつらそう。
去年のマザー牧場でKくんの息子さんのミニバイクに乗らせてもらい、すっかりお気に入りだった娘は
「パパ~またあのバイク乗れるの?」
と聞くのでKくんに頼んで積んで来てもらったが、まさかぎっくり腰だったとは申し訳ない.....

荷物を積んで午後2時に出発
心配した首都高の渋滞もほとんどなく、快調に常磐道を北上する。
腰が痛いのに運転もしてもらっているので守谷SAで休憩し、遅い昼食を食べる。イメージ 1
Kくん ちょっと姿勢と笑顔が不自然だけど、痛み止めを飲んでまた走り出す。

暗くなる前の午後5時ごろ、会場の鹿角平キャンプ場に到着できた。
さっそくテントの設営。
先月のキャンプでも一人で立てたばかりだが、すぐ忘れてしまう学習能力の無い私。
「あーでもないこーでもない」と説明書を見ながらジタバタ。
見かねた主宰者のY原さんと腰が痛いKくんにも手伝ってもらい、無事設営完了

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おつかれさまでした。
雨が降り出す前に設営できてよかった(いやほんとは一人で立てられるのよ)

すでにたくさんのテントが張られているが、今回のエントラントリストを見ても、150人のなかで知っている人は数人しかいない。
そこかしこに張られているテントから、楽しそうな笑い声が聞こえてくるが、
あたりは真っ暗で誰がどこにいるかわからないし、雨も降ってきたので出歩くのも面倒。
、一人でお湯を沸かし、カップラーメンとビールで静かな晩ごはんを済ませ、9時に寝た。

そして夜中12時。
寝ているカラダの下から「、ドンッ!」と突き上げるような揺れが。
携帯の地震アラームも鳴り出して、一瞬なにが起きたかわからない。
東京にいるとグラグラ揺れてからドン!とくるが、これが直下型かと納得するほど真下から来た。

広いキャンプ場だしテントなので、建物が倒壊する心配はない
地割れが起きたらひとたまりもないが,,,)
テントを叩く激しい雨の音と合わせて、
地震と雨で林道が崩れてなきゃいいが」
と心配しながらまた眠る。


 
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目覚ましを6時にセットしたが、5時を過ぎたころ自走で来たバイクの音や、テントの外で聞こえる他の参加者の話し声で目が覚める。
ラリーだとワークスが一晩中修理しているので、耳栓は必需品。
次回は忘れずに持って行こう。

豪雨の予報だったがパラパラ小降り。
去年は二日間とも雨だったが、今年は大丈夫かも?と淡い期待を抱く。

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150台のバイクが並ぶのは壮観。
100台くらいが1000cc以上のビッグオフらしい。

6時の受付でコマ図を受け取り、車検も済ませてからコマ図を貼りあわせる

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オフに目覚めた20数年前から毎年通った「いわきツーリング」も、コマ図を使ったツーリングイベント。
主催者は地元の「大和モーター商会」内のオフバイク好き、「チーム大和」。
みんな海外ラリー参戦もしているツワモノぞろい。
地元の林道を知り尽くした彼らが作るルートは、ツーリングとは名ばかりで、リエゾン区間なのにヤブ漕ぎで数時間かかる「パンチリエゾン」や、「GS殺しの谷」など、DOAの比ではないほど難易度が高かった。
DOAのルートもそんないわきツーリングのコースが、ベースになっていたりする。

土砂降りのなかマップホルダーから侵入した雨で、コマ図がちぎれてボロボロに.....

そんな苦い経験を何度もしたので、今回は新しいマップホルダーだが念には念を入れて裏をセロテープで留める。

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みんな黙々とマップ貼り中
今年は満を持して投入したニューセローなので、社長さんとランデブー走行をするのを、楽しみにしていた。
ボランティアスタッフのO友先生、岩手のうめさん、タービュランスIさん、スイーパーのヤレネコS木さん、ひさびさにバカミーM上さんにも会えた。

参加者も入会資格が50歳以上のおやぢチーム、「5UP」のW田さんやU田さん、去年はノーマルのR9Tで散々な目に遭った、仙台のワコーさんらとひさびさの再会。

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開会式が始まり、今年も地元鮫川村の村長さんがごあいさつ。
いよいよ秋のDOAが始まった。

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スタートするころは雨も降ってきた。
予報では昼過ぎに止むらしいが、山の天気は気まぐれであてにならないので、カッパを着込む。

ビッグオフには憂うつな雨だろうが、こちらはセロー。
グチャグチャ&ヌタヌタな雨も、どうせなら豪雨になればいいと願うほど。

スタートしてすぐ社長さんと合流。
社長さんもバイクに乗るのは去年のDOA以来1年ぶりとのことで、去年は最初から飛ばした林道をゆっくり走る。

驚いたのは林道でのセローの動き。
去年Y原さんの225を借りて走ったときは、ギアを大きくしているせいもあって、林道をかっ飛ばすチャーリーを追って70km/h以上回すと、壊れそうなくらいエンジンが悲鳴をあげていたし、2年前の北海道4デイズでじ~じのセローを借りたときも、高速道路のリエゾンで100km/hしか出ず、遅いクルマを追い越すのも命がけだった。
今日が初ダートのニューセローはパワーボックスの効果なのか、ストレートでXRにもちゃんとついて行けるし、テクニクスの足廻りはフワフワだが、踏ん張るところはしっかり踏ん張ってくれるので、BMWやKTMのビッグオフがパワーを持て余し、ヨロヨロ走っている雨で荒れた路面でも、転ぶ気がしない。

なによりスタンディングがラクチン。
空気圧も2kg入れていたのをY原さんらに「いさめられて」、1kgに落としたらこれが本当によくグリップする(本当はもっと落とすらしいが、GSもアドベも2.5kgで走っているしパンクが心配で落とせない)。

それにしても去年に比べて今年は、社長さんのペースが上がらない。
去年なら前を走るバイクを見つけたら、「獲物を見つけた猟犬のごとく」スッ飛んでいったが、今年はガーっと開けたと思ったら、スローダウンの繰り返し。
聞くと「何度も足がつりそうになった」とか。

トドメは林道に転がっていた木の枝がはねて、膝を直撃。
すぐ後ろを走っていたら社長さんが踏んだ、直径5センチくらいの木の棒が飛んできたが、ヒザカップを付けていなかったら、皿が割れていたかもしれない。
 
昨日の地震のことを聞くと
「あんなのはしょっちゅうだよ」って。
震災から6年。ずっと余震が続いていて神経の休まらない日々が続いている。

66歳になるらしいがクルマとバイクの整備の仕事は昔と変わらないので、カラダの負担も大きいはず。
そして年に一度だけ走る、赤かったタンクの色が抜けてピンク色になった、87年式XR250アル・ベイカスペシャルも、小さなカラダで何度もキックを踏むのが、見ていて本当につらそう。
「圧縮抜けてるんじゃないですか?」
と聞いても
「大丈夫だよ」とおっしゃるが、サイドスタンドをかけて何度もキックするので、いつsuタンドが折れるかと見ていてヒヤヒヤする。
 
 
 
来年はセローかセル付きのバイクにしたほうがいいと言っても、
手足以上にカラダになじんだXRは、分身のようなものなんだろう。
セル付きのCBのエンジンはあるそうなので、載せ替えればもう少しバイクに乗る機会も増えると思うのだが。
 
途中の林道で会ったのはKTM埼玉のF宅さん
数年前、仕事で埼玉に行ったとき立ち寄って以来だが、今回はお客さん数人を連れて参加したらしい。
その後一緒に走り出したが、コマ図の分岐で間違ったほうへみんなで行ってしまった。
後で聞いたら
「道に迷って寿司屋に行ってました」って。
F宅さんらしいといえばそうだが、一応ラリー経験者なんだからねぇ,,,,
 

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CP2のクローズまであと1時間。
まだあと40kmもあるが間に合うのか?
 
とはいえおなかも空いたので、海鮮丼の店で昼食。
 
 
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御年66歳。
古傷の肩のサポーターが痛々しい。
(飲んでいるのは麦茶です、念のため)
 
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日替わりの刺し身定食。
 
そしてなんとか最後まで走り切った私のセロー
まだ700km
ナラシも終わっていないのにすっかり旧車のたたずまい....
チャーリーのあとをピッタリ走っていたので、ドロはねがひどかった。
 
 
 
 
 
 
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DOAはタイムを競うラリーではなく、あくまでツーリング。
そのかわり主催者が設定した距離と自分の走った距離が、一番近い人が勝ち。
もう一つ「QP(クエスチョンポイント)」というクイズがあり、今回も
「○○公園のピンクのウサギは何匹?」とか、
「○○を建てた人の名前は?(だったかな?)などが、コマ図に出題されている。
 
社長さんはいちおうサポートスタッフなので、賞典外。
私も入賞はハナから狙っていないので、QPはパスして走った。
 
他にコマ図に指定された方位でカップ走行する、「ナビゲーションチャレンジ」もある。
シルバコンパスはファラオで使ったので、3つくらい家にあるはずだが、娘が「パイレーツオブカリビアンごっこ」でよく遊んでいたので、どこかにいってしまい、探したが見つからなかった。
去年も忘れて社長さんに頼ってしまったが、今年もお世話になることに。
林道なら分岐でタイヤの跡がたくさんついているので分かるが、舗装路ではそうもいかないし、途中で新品のICOが動かなくなり距離が分からない。
 
結局今年も社長さんのうしろをコバンザメ走法させてもらった。
 
妻と娘も5時過ぎに到着。
220kmおつかれさま
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今年も鮫川村婦人部のみなさんが、食べきれないくらい豪華な食事を用意してくれた。
 
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腹サイクルのハラさん(左)もお客さん10数人を連れて参加。
初めて林道を走る人もいたそうで、走りながらのアテンドおつかれさまでした。
 
右のじゅんちゃんは500km離れた青森から参加。
むかしTLDやTBIで一緒に走った仲だが、最近は仕事が忙しくてなかなか走れないらしい。
いそがしくてもやりがいのある仕事ならいいが、企業の下請けで理不尽なことのほうが多いとか。
 
「そんなにイヤな仕事ならサラリーマンなんて辞めて、軽トラでケバブ屋台始めたら?」
バイク買いたいけどお金が無いとか、給料が上がらないとかボヤく知り合いに、
最近薦めているケバブ屋台だが、なんだかんだ言っても給料がもらえるありがたみが、明日の保証もない自営業になれば分かるはず。
 
でもがんばれば全部自分のものになるのだから、一度の人生、ケバブに限らずやってみる価値はあると思うけどなぁ。
 
 
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じ~じの盟友 アピオの尾上さんも参加していた。
主宰者のY原さんもお会いするのは初めてとかで、
「エントリーリストは別の人の名前だったので、驚いた」とか。
 
じ~じから何百回も尾上さんの話は聞いていたが、お会いするのは実は今回が初めて。
つい気安く話しかけてしまったが、カメラを向けてもこの笑顔。余裕である。
 
こんなことならじ~じもジムニーで参加して、モンゴル以来の「爺爺バトル」を見たかった。
 
 


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ほんとうに食べきれないくらいの豪華な食事。
福島名物の「イカにんじん」も初めていただいた。

 
 
 
雨は止んでも曇り空で、今年も星空は見られなかった。
そして今夜は親子三人、川の字で眠る。
明日も晴れればいいナ。