R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

お気楽ツーリング

 

 

 

先週末は年内最後のキャンプツーリング。
当初は新潟のキャンプ場の予定だったが、土曜の天気予報は雨。
雨と分かっていてのツーリングは楽しくないし、晩秋の雨は冷たい。
ならば空き家になっている長野の実家を、ベースキャンプにするのはどう?

一緒に行くSさん、うめさん、ケンヂ君にメールで相談すると、「それはおもしろい」と満場一致。

浜松からは「さすらいのツーリスト」下川君もやってくる。
下川君と会うのは2001年のTBI以来で、これもまた楽しみ。

金曜日、Sさんからタイヤショップ「スピードスター」で、タイヤ交換しているとメールが。
今回は林道も走るというので私も交換することに。
イメージ 1
 
お店に着くとSさんの1200rallyが、ピレリスコーピオンに交換中

イメージ 2
 
私が交換する「アナーキーワイルド」に比べるとブロックの幅が狭く、「ロード70%ダート30%」の配分が納得できる(ロードメインなら次はこれかな)。

イメージ 3

2年乗ったアドベンチャーからつい先月、買い換えたばかり。
 
イメージ 4
 
そして私のアドベも交換
店長さん、100GSに乗っていたことを覚えていてくれて、
「あれは売っちゃったんですか?」
と残念そうだった。


イメージ 5
 

イメージ 6

やっぱりGSにはブロックタイヤが似合う

イメージ 7
100GS以来ひさしぶりのブロックタイヤ。
空気圧は前後とも3kg。
なので舗装路では「面」でなく「点」で走っている感じ。
フワフワしてなんとも接地感が心細い。
 
ただ足つきは今までのアナーキー3と、さほど変わらないのがせめてもの救い。
 
土曜6時に談合坂SAに集合
すでにSさんとケンヂ君は到着済みだった。
イメージ 8
 
相模湖あたりで一瞬パラッとふられたが、談合坂は秋晴れ。
ファラオラリーでも一度も雨に降られなかった、「晴れオトコ」は健在なのだ。
(って1000年 雨降ってないし)
 
雨雲レーダーを見ながら話し込んでいたら、もう8時!
このメンバーならいつものことだが、とりあえず夕方5時までに実家に辿り着けばいいので、ゆっくりスタート。
 
この日のルートは韮崎で高速を降りて、R141を北上。
上田あたりで浜松から来るS川君と合流して、長野の実家に向かう予定。
 
清里の道の駅あたりでパラパラ降り出したので雨具を着たが、すぐ止んでくれた。
 
野辺山の牧場へ続く林道を数キロ走ってみる。
空気圧パンパンでもブロックタイヤはちゃんとグリップしてくれて、心強い。
初めて使った「エンデューロプロ」モードもアシストしてくれているのか、バラスがまかれた砂利の林道も滑ることなく、気持ちよく走れた。
 
行き止まりで休憩。
 
イメージ 9
 
 
イメージ 10
 
 
イメージ 11
 
 
ガスコンロを買おうとアウトドアショップに行くたび、いろいろあり過ぎて迷って買えなかったが、トップケースにイワタニカセットフーはピッタリ収まる。
風が強くてもちゃんとお湯が沸かせた。
でも大きなカセットコンロとコーヒーミル、ポットとミネラルウオーターでパニアがいっぱいになってしまうので、次回はもう少し携行品を小さくしなければ。
 
イメージ 12
 
 
野辺山から長野側への下りは、18からハタチまで山梨に住んでいたとき、帰省で通った道。
野辺山を過ぎた下りの数百メートルは、路面が全面凍結していた。
当時は重たいGL400wingに乗っていたが、誰も通らない国道で何十回転んだことか。
そのうち起こすのが面倒臭くなって、路面が凍っていることをいいことに、ハンドルを持ってズルズルと凍っていないところまで引きずった。
若気のいたりというか、本当に今以上にバカだったが、よく無事だったなぁとひさびさにこの道を走りながら、当時を思い出していた。
 
イメージ 13
 
上信越道 小諸ICでS川君と合流。
2001年のTBI以来なので16年ぶりだが、髪が白くなったくらいでビバンダム君は健在だった。
イメージ 14
 
島根出身のS川君
「日本中を旅するのには、真ん中の浜松がいい」
と浜松の会社に就職し、以来30年近く毎週のようにこのアフリカやジムニーVFRなどで日本中を旅する「さすらいのツーリングライダー」。
 
このアフリカも新車で買って25年、S川君と日本中を走ってきた相棒なので、我々のように気軽にGSへ乗り換えはできないらしい
(新型アフリカも彼曰く「ツアラーじゃない」とか。たしかに)。
 
そして岩手から向かっているうめさんを、菅平で待つ。
 
旧車のツーリングラリーでもやっているのか、ゼッケンを貼った古いアルファやBMWの2002、旧型ポルシェが何台も菅平を上田方面に下って行った。
 
 
イメージ 15
 
 
 
イメージ 16
須坂の実家まで十数キロだが、かなりヤバそうな真っ黒な雨雲が迫ってきた。
 
イメージ 23
 
うめさんから送られた写真。
群馬県の山沿いはこんな感じだったらしい。
 
無事うめさんと合流して、雨が降る前に急いで山を下る。
4時半に実家に到着
 
イメージ 17
 
イメージ 18
 
アドベンチャー3台、1200GSRally1台、アフリカ1台
朝は冷え込んで霜が降りるかもしれない。
ガレージがあってよかった。
 
そして5時に新潟から、かおる姫がお嬢ちゃんとやってきた。
かおる姫と会うのもTBI以来16年ぶり。(うしろのセローが姫のバイク)
 
バイク乗り、特にオフ系に美人はいないものだが、彼女はかわいかった。
(あっ、今もじゅうぶんキレイですよん❤)
かおる姫の名前の由来はTBIのとき、黄門様のじ~じをかげからサポートする「九の一」のお吟、「由美かおる」みたいな存在だったから。
 
姫にはふたりの女の子がいて、今回は次女のMちゃんがついてきた。
聞くと娘と同じ2年生。
もうおじさんたちとの会話は耳に入らず、変なおじさんと警戒するMちゃんにおかまいなしに、携帯に入っている娘の写真や動画を見せまくる。
 
そして6時、実家から歩いて5分のところにある、同級生のおじさん一家がやっている居酒屋へ。
イメージ 19
 
ここでもMちゃんとず~っとしゃべっていた(というより私が一方的に話していたような....)
 
スキーが上手な(ほぼプロ?)お父さんに連れられて、小さいうちから地元上越で滑っているという。
「好きなのはフカフカ新雪とコブコブ」
って言うあたり、未来の上村愛子かも??
今年からスキーを始めた娘に教えて欲しいが、きっと体で覚えてしまっているから、言葉では教えられないんだろうナ。
 
そして姫母子は上越に帰って行った。
「やさしいおじさんたちと別れるのが悲しくて、娘が泣きそうだったって」
姫からSさんにメールが。
おぢさんたちもお嬢と別れるのが悲しかったよ。
 
そして帰宅後もウダウダおしゃべりしているおやぢたち
イメージ 20
 
photo by S川君
むかしは一日に何本の林道を走れるか、そんなことばかり考えていたが、
こんなツーリングもまた楽しいと感じる。
 
イメージ 21
 
 
こちらもS川君が撮った、実家から高速のインターまでの田舎道
正面は善光寺平。今日は寒いが天気はいいらしい。
 
イメージ 22
 
聖湖にて今日のコースをリルーティング中
当初は白馬や新潟、群馬など、いろいろルートを考えていたが、昨日の寒波で山は雪が降ったらしいので、路面凍結で走れないかもしれない。
 
イメージ 24
 
どこかの道の駅で昼食。photo by S川君
 
臨時収入が入ったというSさんが、みんなにごちそうしてくれた。
一度停まると1時間くらい話し込んでしまうので、なかなか前に進まない。
イメージ 26
 
紅葉も見ごろ
 
 
イメージ 25
 
 
イメージ 30
 
快晴で富士山も見えた
 
イメージ 27
 
さわやかな晩秋の高原で、3人のナイスガイが話していることと言えば
「入れ歯が合わない」
「そろそろヅラかなぁ」
「白髪が増えた」
などなど
 
ほとんど老人の会話である。
 
イメージ 28
 
むかしと同じくいつもカメラをぶら下げているS川君
写真がうまいねぇ
 
そしてここでもコーヒータイム
 
イメージ 29
 
う~ん、やっぱりガスコンロとミルは小型化しよう。
また1時間以上休憩していたら、そろそろ帰る時間
 
麦草峠でうめさんとS川君とお別れ。
次に会えるのは来年かな。
 
イメージ 31
 
走り去るうめさん、
これから岩手まで600(700?)キロだが、うめさんには朝めし前の距離らしい。
 
Sさん、ケンヂ君、私での帰路も、コンビニで休憩しては1時間。
高速が渋滞していて、SAでまたバカバナシして1時間。
 
中央高速の渋滞を避けたつもりが、東名も20km以上の大渋滞。
Sさんを先導しながらすり抜けしたが、Sさんがなかなか付いてこない。
ゆっくり走っていたらかえってあぶないので、申し訳ないが先行した。
 
本当にむかしに比べて安全運転になった。
日曜は運転慣れしていない人のクルマも多いし、落下物やあおり運転されても迷惑。
なにより家で待つ家族のことを思えば、アクセルも自然とゆるむ。
 
それでもこのまま帰るのがもったいなくて、首都高環状線を一周流して9時半過ぎに帰宅。
ぐっすり眠っている娘にほおずりして、妻に怒られた。
 
みなさんおつかれさま。
 
年内に南のほうでもう一回、もう少し林道も走ってキャンプツーリングしませんか?