R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

受難の時代

去年、海で水没させて携帯を買い換えたが、それから何度か落として液晶が割れてしまった。
アップルストアだと修理は預かりになるというので、近所の修理専門のところで液晶を交換してもらった。

その後も「SILI」が勝手に
「それはちがいます」
とか
「〇〇をおさがしですか?」
などとしゃべり出すのでもう一度見てもらうと、落としたとき中の基盤もやられているかも?って。

1年しか経っていないのにまた新しいのに買い換えかと、ちょっとブルーになっていたら、知り合いから
ブックオフにいけば安い中古が売ってるよ」
との情報が。
さっそく近所のブックオフに行くと、いろいろなi-phoneの中古が並んでいる。

今使っているのはi-phone6S
ソフトバンクのi-phoneはたくさんあるが、私が契約しているAuは数が少なく、6Sは在庫が無い。
店員の女性に
「6と6sってなにが違うんですか?」
と聞くと
「たいして違いません」
というので、6を25000円くらいで購入した。

ちゃんとi-phoneの箱に入れてくれるのかと思ったら、無造作にスーパーのレジ袋に入れて渡されて、ちょっと驚いた(そんなもんなの?)。

SIMカードを差し替えればすぐ使えると言われたので、さっそく差し替え。
さあ使おうと思ったら、いろいろ登録変更しなければならないらしい。

アップルIDはなんだっけ?
セキュリティーナントカってナニ?
フェイスブックのパスワードは???

今まで何度も忘れては変更しているので、メモ書きしてある英数字を入力しても、
「パスワードが違います」と一蹴される..........。

とりあえず電話はできるので、まあなんとかなる。
設定は私よりデジタルな妻にお願いした。

設定はできたが「なにか」が違う。
メールを見ようとしてもインターネットで検索しようとしても、すべてが遅い。
ラジコを聞いていても、すぐ電波が途切れてしまう。

先週の伊豆ツーリングの際、デジタルオヤジのSさんに話すと、
「6は6Sより前のモデルだから、通信速度は遅いよ」
と言われ愕然......

いまさらブックオフの店員さんを恨んでも仕方ない。

その後も数日、ダマしダマし使っていたが、あまりの遅さにストレスはたまる一方で、
たまらず近所のAuショップに飛び込んだ。

今までの経緯を話して新品を買いに来た旨を伝えると
「お客様はアップルケアに加入しているので、アップルの液晶交換で治らないときは、1万いくら払えば新品が送られるはずですが」
って(そーなの?)

「次回はご相談してくださいネ」とも。

今売っているのはX(10)と8とか。
値段を聞くとXは15万円(じゅ、じゅ、じゅうごまんえん??!!)
いまどきパソコンだって数万円で買えるのに、なんで携帯はこんなに高いのか?
Xが発売されて8が値下がりしたと聞いたような気もするが、8でも12万(256GB)。

それでもXも8も在庫切れで予約が必要。

先日の今年最初で最後の忘年会
今はアパレル社長に転身したSさんが、Xを使っているのを見て、「顔認証」がラクでいいなと思ったので、
「Xはありますか?」
と店員さんに聞いてみた。

「Xだと10人以上が待っているので、年内は無理かもしれません」
と言われ、8に即決。
3日待ってやっと買い換えできた。

大型の家電量販店に行けば、欲しい機種が安く買えるらしいが、携帯もパソコンも情けないほど分からないことだらけなので、なんでも聞ける近所のお店が一番いいのだ。

Sさんにも
「ホントによく壊すよね~」
とあきれられたが、昔から毎年必ず携帯を壊しては、買い換えてきたような。

自営業なので携帯やパソコンは経費にできるし、弊社のモットーは
「接待はしない・させない・つきあわない」
なので、経費があまりまくっているが、さすがに税理士も
「今年もまた携帯変えたんですか?」
とあきれている.....

もはやわたしにとって携帯は、「消耗品」なのだとあきらめるしかない。

事務所のパソコンが壊れたので新品に買い換えたら、コピー機との相性(32bitと64bit?)が違うと言われ、しかたなく高額なカラーコピー機を買い換える羽目になったり.....

AIとかで世の中は便利になるというが、アタマの構造がどこか違うアナログおやぢには、ますます不便になる「受難の時代」。
あいかわらずエクセルもできないし、そろそろパソコン教室に通おうかと、真剣に考えている。
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右から6、6S、8 あれ?違うかな??
まだ割れていない6は、今のうちにブックオフに売りに行こう(どうせ二束三文だろうが)。

この時期は毎日忘年会という御仁も多いだろうが、二次会、三次会にタクシーと出費が大変(特に不動産屋はバブリーな見栄っ張りが多いから、高級店ばかりでホントに金がかかる)。

「六本木のお店にかわいい子が入ったから行こう」
とか
「銀座の子が新しい店に移ったから行こう」
などなど、何十回誘われても
「ウチの娘のほうが100倍かわいいから行かない」
と断っていたら、今ではどこからもお呼びがかからない。
(むかしは「誘われたらぜったい断らない」が信条だったので、どこでも出かけて行ったのに、人間変われば変わるものだと、我ながら驚いている)

そのぶん無駄なお金も遣わないし、自宅と事務所が一緒なので通勤の電車やガソリン代もかからない。

商店街にはたいして美味い店も無いので、昼食もほとんど自宅で自分で作るが、そのほうがよほど美味い。
なので世間の人に比べれば、毎月数万から数十万(数百万?)は浮いている(はず)。

今の妻と結婚する前は、バイクにクルマにラリーに六本木ギンザなどなど、毎月のカードの支払が三桁は当たり前だったことを考えれば、携帯やパソコンなんて毎月代えてもいいくらい、といえば大げさだが、

むかしは
「おカネは使わないと入ってこない」
と信じて、あってもなくてもバカみたいに使っていたのが
「おカネは使うと減っていく」
ことをやっと知った今、ほんとうに堅実になった
(と、20数年ぶりに会う知り合いから、必ず言われる)

それでも超がつくほどケチ、じゃなくて堅実な妻に言わせれば
「キャンプ用品、買い過ぎじゃない?」
と新しいのを買っては娘に見せるたび、チクリと言われるが.....

とりあえずサクサク動く8に変わり、ストレスからは解放されたのが、
ただただうれしいアナログおじさんなのだ。